大人オリジナル小説
- 人間不信
- 日時: 2013/09/28 11:55
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=24927
さてと、はい。
二次小説(映像)で唯只管(ただひたすら)駄作を書き続けた紅雪(こゆき)です。
うーん、更新は遅くなりますね。軽く実話とかも混ぜたいなァとか思ってます。
これはいじめかどうかは紅雪自身もよく分かりません。駄作とか駄文とか関係なくです。
では、始めて行こうと思います。あ、注意忘れる所でした。大丈夫です、コンパクトにまとめました。
*注意*
・荒らし&チェンメは回れ右。
・アドバイス歓迎。ただし馬鹿にするor小説の内容を全否定も回れ右。
・コメント大歓迎。
です。ほら、大分まとまったでしょ? 二次小説のあの長々とした注意は書いてて疲れますもの……。
まあ、今回はほら。ファンタジー系ではないのでちゃんと普通にある名前を使って行こうと思います。
あー、でも、名字は今のところ出ません。出さないといけない時とかは出します。一覧にも表示します。
*登場人物*
・沙織(さおり)
・美里(みさと)
・散(ちる)
*目次*
>>1-12
>>35-
*連絡*
・スレ立て、7/8 17:2
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- Re: 人間不信 ( No.4 )
- 日時: 2013/07/14 01:40
- 名前: 水無月 紅雪 ◆zW64EWZ0Wo
次の日、言った通りに私は一人で登校をした。
「はぁ……」
一人で溜め息を吐く。
唯でさえ憂鬱な学校が余計に憂鬱になった気がする。でも、犬の遠吠えみたいな悪口が聞こえないだけまだマシって思った方が良いよね。
いつも以上に混乱している馬鹿な脳を落ち着かせて、いつものスピードで登校をしていると……
二人がいた。
いや、なんで? いつもより私十分くらい遅れて出たのに何故に? 意味分かんない……!
「うわ……。私いつの間に足速くなったんだろ」
勝手に無意味な現実逃避を開始。
気付かれたくないな、でももう後は一本道しかないんだけど……。
仕方ない、追い抜かすか……。あのスピードで後ろにいたら遅刻するしストレス溜まるし私の精神が壊れる。
そう思って私は二人の前を通り過ぎた。
「……!?」
すると、散が走って私の前に来て美里に
「早く早く! 遅い!」
なんて言って手招きをする。
この時、私の馬鹿な頭は――否、もう気付いていたんだ。
散の悪い癖が出ちゃったんだな……。小学中学の短い期間で二回も同じ手に掛かるとか、私ってどれだけ馬鹿なんだよ。しかも同じ人に。
「また、か……。――――邪魔」
小声でそう呟きながら私は二人の前を走って通り過ぎ、偶然にもその少し先にいたクラスメイトの方へ走って行った。
散――あの人と喧嘩になったら、絶対に私は勝てない。勝つ方法なんてない。
何故って? そんなの決まってるじゃないか。私とあの人の性格、分からない?
私なんかより、あの人といた方が楽しいのは明白でしょ? 明るく、親身になるフリが得意なあの人の方が友達も多い。自然とあの人に皆はついて行く。
この時から、私は散を友達と認識するのを止めた。
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