大人オリジナル小説

【欠片 −絆ー】
日時: 2013/11/17 13:35
名前: 虚優

初めて投稿します。
虚優(きょう)と言います。

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Re: 【欠片 −絆ー】 ( No.4 )
日時: 2013/11/19 19:58
名前: 虚優

結局、1年生歓迎会は朝日向抜きで始めた。
朝日向居ないとただ、煩いだけなんだよね。居るとまだ安定感はある。2年は朝日向中心が多いからね。3年は俺なんだけど。

「では、毎年恒例の紅白戦をしまーす!」
「イエーイ!」
「メンバー、くじだっけ?」
「違ぇよ、あみだくじだわww」
「え、グッチーじゃねぇの?」

思わず苦笑いをしてしまう。
メンバーの決め方でここまで盛り上がるとは。
1年が余裕で引いている。
ちなみに今年の1年生は6名。その中に俺が小学校6年間所属していたサッカークラブに居た子が3名。他の2名も別のクラブに所属していたらしい。今年の1年最強だな。そして、1名はマネージャー。本当はマネという役割はないのだが、玲珠が凄い嬉しそうなので良いだろう。
にしても。

「つーかさ、朝日向流石に遅くね」
「ああ。俺も思った」

親友の南雲が耳打ちし、窓から外を見る。
2年と1番仲が良い3年は南雲だろう。ペア練はいつも2年と組んでいる。そいや、2年は6(玲珠を含む)名で、3年は7名だから、奇数人数になるのか。

「アイツ、遅刻はあっても休みはしなかったかよな」
「残り2分でも来たからな」

言われてみるとあったな。
つーか、残り2分でも来たのか。
俺だったらサボるな。

「あの・・雪桜先輩」
「ん?あ、えっと・・・」
「五十鈴です。あの、ちょっと忘れ物したみたいで取りに行ってきますので・・すみません」
「あ〜、そっか。なるべく早く戻って来いよ」
「はい。すみません」

・・・・・・忘れ物?
あ、判断ミスった。
後で取りに行かせりゃ良かった。
これからが面白いのに。

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