大人オリジナル小説

銀色に燃えるキャンドル
日時: 2014/02/28 16:57
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq.

目次 >>5

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登場人物

来瞳 ‐くるみ‐
漆沢家の長女

柚香 ‐ゆずか‐
漆沢家の次女

翔太 ‐しょうた‐
漆沢家の長男

こうめ ‐こうめ‐
漆沢家の三女

優希 −ゆうき‐
漆沢家の二男

大沢瑠璃 
藍星塔花 
佐川遥
美山もも
浅野広哉
赤城遼
清水恭太
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Re: 銀色に燃えるキャンドル ( No.13 )
日時: 2014/02/28 22:15
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq.

toくるみ

「ただいま」
学校から帰ってくると、だいたいは小梅が居て、宿題に手を付けている。
あたしはだいたい二番に帰ってくる。

けど、今日は、あたしが一番に帰ってこれた。

「お帰り」
でも 今日は優希が居る。

「ゆうき、どう?」

「もう快調だよ!」
と、スポンジで出来たバットを振り回していた。残念な話、今日は 優希の一つの習い事である 野球には行かせられない。病み上がりだから。

(ピアノでも、弾こうかな)
今週一回も弾いていなかったことに気づき、ピアノを弾くことに決めた。

弾き始めると、楽しくなってしまい、何度何度と間違えても、曲になってくると楽しくなる。

気付く間に、みんな学校から帰ってきていた。

「おわろっと」
蓋をとじ、楽譜をしまって、宿題を始める

「あ、昨日おかあさんカステラ置いてったんだ。」
小梅が、カステラを勧めた

「おいしそー!」
あたしも手に取って食べる

「うめ、もう二きれも食べちゃった」
と、小梅が、くるっとバレエのターンをしながら笑って言った。

「俺三きれ目たべてもいい・・?」
何時になく影が薄い翔太が、あたしたちの間に割り込んできた

「えー!ひとり二きれだよぉ?」
柚香が私のあと一きれと、専用のお皿を用意して、紅茶と楽しんでいる

「いいよ。あたしの一きれあげる。一きれでじゅうぶんだから」
と言うので 翔太が目を輝かせて

「ゆうきー!来い」
と言って、ひとつのカステラをふたつに分けて ふたりで楽しんでいた

「あは…」
あたしは、微笑ましく思った。
―――

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