大人オリジナル小説
- ファイ・ブレイン〜孤独と依存
- 日時: 2014/03/29 14:15
- 名前: イク ◆.QjHDtkYOg
どもー!イクと申しますッ!!
これから恐らく暗い展開になると思うので、
此処くらいは明るく!楽しく!いってみたいと思いますw
この小説は、タイトルは「ファイ・ブレイン」ですが、
世界観は、NHKアニメ「ファイ・ブレイン〜神のパズル」が
大好きなイジメメラレッコ少女の話です!
主役の少女はファイブレのキャラクター「ビショップ」に、
なんていうか、恋してるので、ご注意下さいw
え?「まるでお前みたい」??
・・・作者イクもビショップ中毒患者ですのでお気を付け下さいw
もちろん、ファイブレインのキャラは皆好きですよーー(*´▽`*)
☆ルール☆
・荒らしさんは帰って下さい。
・駄文&ノロノロ更新w
・主人公が可哀想なくらいいじめられてますw
それではこれから宜しくお願いします!!
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- 第1話 愛人殺害 ( No.21 )
- 日時: 2014/04/06 15:32
- 名前: イク ◆.QjHDtkYOg
「わ、綿葱さん給食こぼれたのか!?だ、大丈夫か!?」
・・・は?
烈火サマとやらは、わざとらしい大声でそういうと、
ポケットからティッシュを取り出し、僕のこぼれた給食を
拭き始めたのだ。
それに続くように2号、3号も。
「何だ、綿葱。机ひっくりかえしたのか?」
先生が発した第1声はそんな言葉。
酷い。僕なにも悪くナイデス。
「はい!黒糖パンが手に入らないことに怒っちゃってちゃぶ台返しを・・・」
してねぇよ!なに言ってんだ烈火サ・・いやクソガキ!!
「・・・我儘にも程があるぞ綿葱。」
うぜぇ、心底うぜぇこのジジイ。
いやジジイってほどお爺さんでもないけど。
でも逆らうのは正直面倒だ。
僕は否定するという案を掻き消し、口を開いた。
「はい、すみませんでした。」
「ホレ、早く片付けんか!」
「はい。」
ちぇっこのジジイ腹立つんだよなぁ色々。
まあ罪を擦り付けられるのは慣れてるからいいんだけどね。
あーあ、にしても派手にやったなあ。
さっさと片付けよう、と僕はしゃがんだ。
そして、ショッキングな、光景を目にしたんだ。
「−−−−−ッ!!」
筆箱につけていたストラップが、
食器の下敷きになってる・・・!!!
うわあああ!
やばいやばいやばい!
ごめんなさい!ごめんなさい!
僕は急いで食器の下から筆箱を引き抜いた。
き、傷ははいってない・・・よかったぁ・・・
「オイ、ネギ。」
ほっとしている僕に烈火が話しかけてきた。
どうやら、表情から察するに怒っているようだ。
「何だ?」
「俺ら、お前のせいでこんなことになってんだよな?」
違うけど?
自業自得ですけど?
とかまあ、否定しても無駄だろうし、そもそも面倒なので、
そーだねーと適当に返しておいた。
「そのストラップ、大切なのか?」
「・・・!」
この言い方・・・まさか、こいつ【彼】に手を出す気か!?
ここで「うん。」と言えば恐らくヤバイ感じだろう。
「別に。ガチャガチャで取ったから、つけてるだけだ。」
「嘘つけよ。お前それが食器の下敷きになってるのみて、すげぇ焦ったよな?」
「焦ってない。筆箱に給食がかかってないか確かめただけだ。」
「ほう・・・そうか。」
バッ
「ッ!か、返せよ!」
烈火は僕から筆箱を奪い取り、ニヤリと笑った。
「大切じゃねぇんだろ?」
そう言って烈火はーーーー
パキッ
−−−−ぼくの大切な【彼】を、壊しやがった。
クスクスと笑っている3人。
・・・僕に手を出すのは全然構わないんだけどね、
【彼】に手を出すことだけは、
「・・・許さない。」
「ああ?なんか言ったかネ・・・」
僕は問答無用で、
烈火の顔面を殴った。
「・・・ッ!」
ざわっとした空気が教室を埋める。
クソガキ2号、3号もどうしていいかわからない、といった感じだ。
「お、おい綿葱!何をしとるかぁ!!」
ジジイこと先生の五月蠅い声が耳に飛び込む。
ああ五月蠅い。
そんなことより、
よくも・・・・・よくも・・・・ッ
「あ、えっと・・・烈火クンが偶然綿葱さんのストラップを
壊しちゃって・・・それで・・・」
クソガキ2号があんなこと言ってますよ。
ねえどうしましょう【 】。
「わ、綿葱!ちょっと来い!!」
あ、先生が呼んでるみたいです。
怒られちゃうみたいです。
酷い話ですね【 】。
まあ、慣れてるけどね。
しかし今回は殴っちゃいましたし、
職員室によばれるくらいはするかもしれませんね。
でも僕はね、全然怖くないんですよ。
職員室へ行けば生徒指導の鬼センセーや、校長だって
いるのに、ですよ。凄くないですか?
え?なんでって、そりゃ貴方がいてくれるからですよ。
ああ、痛かったでしょう?
もう少し待ってくださいね、すぐに手当しますから。
ふふふ、やっぱり僕は貴方が居なきゃ駄目ですね。
でも、分かります。こんな僕だけど、貴方は僕を
愛してる・・・そうでしょう?
恥ずかしがりやでとっても可愛いですね、
僕のビショップさん♪
END
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