大人オリジナル小説
- ひとり、記憶、孤独 【参照20000越え記念小説】
- 日時: 2014/10/05 16:39
- 名前: 祈花 ◆Wjgitxm3QY
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=36506
何時の間に。
わたしは、わたしだけが止まっていたんだろう?
気付いたら わたしは 何処へも 行けなくなっていた。
笑うことも無い、微笑むことも無い、ただただ、千羽鶴を折り続けるだけ。
ただ、悲しかった。
ただただ、寂しかった。
どうしても、心が折れたままだった。
刀\――――――――――――――――――――――
コメディ・ライト小説「私が記憶をなくした日」
と同作者の、連携小説です。
この小説は、「私が記憶をなくした日」を
読んでいなくても読めるものです。
この小説は、「私が記憶をなくした日」の
参照が累計20000(2014.10/1時点)を超えた
ことにより作成された小説です。
刀\――――――――――――――――――――――
作者挨拶・要旨>>1
第一章 ・孤独・
プロローグ>>3
登場人物>>2
- Re: ひとり、記憶、孤独 【参照20000越え記念小説】 ( No.3 )
- 日時: 2014/10/05 16:46
- 名前: 祈花 ◆Wjgitxm3QY
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
プロローグ
「…知ってる?」
「うん。竜胆の両親、事故で死んだんだってな」
「ちょ!そんな大声で言わないの。」
気付くと、クラス中のうわさになっていた。
私の両親は、無様な死に方だ、と娘の自分でも思ってしまった。
自分から、真夜中、家のすぐそばにある海へ、車で突っ込んでいき、二人溺れて死亡。
挙句の果てに、↑に登って行ったのだ。
ニュースで不謹慎な事件 と名付けられやっているから、知っているのは当たり前、でもあろうか。
だが、ひそひそと、気づかれないように話すフリを装っている、彼らは、人の不幸を楽しみたいだけだとしか思えなかった。
(そんなに人の不幸を楽しみたいのか)
嫌な気持ちにしかならない。
この世から コイツらが一瞬で消えればいいのに。
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