大人オリジナル小説

愛に飢えた獣 序章 おそ松さん
日時: 2018/10/29 02:13
名前: みちずくん

一松
僕は、みんなが羨ましかった。
学生の頃、みんなが仲良く友達と話していた頃、僕はクラスのみんなから酷いいじめを受けていた。
最初は上履き隠されたり、陰口叩かれたりするだけだったけど、ドンドンとエスカレートしていき、殴られたり、パシリとして使われたりするようになった。
そんな僕を、みんなは嫌っていった。おそ松兄さんは僕の存在を無視するようになり、カラ松兄さんはじっと僕を睨みつけて「死ねばいいのに。一松なんか俺らの兄弟じゃない。」と言われた。
チョロ松兄さんは暴力を振るうようになった。
トド松は女子たちに僕の悪口を吹き込むようになった。
それでも、十四松がいてくれた。だんだん離れていく兄弟の中で十四松だけは僕を励まし、そして笑ってくれた。
だけど、なんで、こんなことになっちゃったの?

Page:1 2 3 4



Re: 愛に飢えた獣 3話 ( No.3 )
日時: 2018/10/29 03:06
名前: みちずくん

十四松サイド
一松兄さんがいなくなった。
僕が一松兄さんと話した最後の言葉。
「無理しないで。俺がいるからね!!」
「!、、、ありがとう。」
あの時の一松兄さんの悲しそうな笑み。
僕がもう少し気づいていれば、一松兄さんはいなくならなかったのかもしれない。
一松兄さんが消えたというのに兄弟の反応はとても冷たい反応だった。
おそ松「あ、一松消えた〜?ラッキー。これで俺らもいじめられなくてすむな。」
カラ松「なんだ。一松消えたのか。それは嬉しい限りだな。」
チョロ松「え?一松消えた?あ、そう。」
トド松「一松って誰?」
みんな酷かった。同じ母さんから生まれた奇跡の六つ子なのに。
兄弟、なのに。
家族、なのに。
許さない。ユルサナイヨ、、?

Page:1 2 3 4