大人オリジナル小説
- センセイ。
- 日時: 2018/11/30 20:43
- 名前: 凡夫
どうも凡夫です。(o^^o)
今回は先生モノの小説です!
注意!BL、エロ表現あります!
それでもいいよって人はどうぞ〜
【登場人物】
・新家智行(37)
中学校の社会の教師。既婚者。好きになるのは男も女も両方。前の学校で教育実習生として入ってきた貴弘と一度関係を持ってしまう。ちょっとぽちゃり気味。毒舌入ってる。色白。
・山崎貴弘(28)
中学校の体育の教師。未婚。ガタイはまぁ良い。色黒。前の学校で智行のクラスに教育実習生として来ていた。(その時に酔った勢いで智行と寝てしまうが、その後は連絡先を知らなかったので会うことはなかった。)数年後、次に転任して来た学校で智行に再開する。
まぁこんな感じです。
始まりますよー
BL大丈夫ですか…?
- Re: センセイ。 ( No.1 )
- 日時: 2018/11/30 21:13
- 名前: 凡夫
「新家先生っ!」
靴を履き替えている智行に近づいて来たのは、後輩の山崎貴弘先生だった。相変わらず、人懐っこい笑顔で智行を見つめる。
「おう、山崎先生、おはよう。」
彼とは前の学校から付き合いがある。そして、今は両想いだ。
「今日寒いですね〜。俺、朝急いでて、上着忘れちゃったんですよ…。」
そう言って、貴弘は体をさすった。
「俺、学校にパーカー置いてるねんけど、貸そか?」
「え、いいんですか?」
「いいって、だって俺、先生が寒い思いしてんの嫌やもん。」
「せんせぇ…!」
貴弘は智行に抱きつこうとした。
「ああぁちょっと待ってや!だれかきたらどうすんねん!」
「す、すみません…」
職員室へ続く階段を登りながら、智行は耳元で囁いた。
「今日、帰り家行って良い?」
「はえっ、はいっ、全然!でも、すごい久々ですね…」
「だからやん。俺だって、二人の時間欲しいねんで…?」
「新家先生、奥さんいるのにダメですよ(笑)」
「山崎先生だって今断らんかったやん。お互い様やろっ!」
智行は貴弘の額を指で弾いた。
「も〜先生っ!」
「そんな怒りなや〜?んじゃ、おれトイレして来るから。」
「は、はーい。」
貴弘は少し赤くなった顔のまま、職員室に入った。そして、一刻も早く仕事が終わるのを心待ちにするのであった。