大人オリジナル小説
- 『塩と砂糖と私』
- 日時: 2022/02/12 10:03
- 名前: そんう_じみん
🔗あらすじ
仕事を始めるため、韓国に渡った19歳の山田真夏。
しかし、一人暮らしの現実は甘くなかった。
そこで、ルームシェアを始めることに。
男2人、女1人が住む空間で生まれた気持ちは何だったのか。
最後までご愛読ください🙌🏻🙌🏻
⚠優しめの🔞シーンがあります⚠
- Re: 『塩と砂糖と私』 ( No.1 )
- 日時: 2022/02/12 11:57
- 名前: そんう_じみん
第1話 「新しい春と出会い」
韓国初日。
私は、仁川空港で迎えを待っていた。
「山田さん?山田真夏さんですか?」
『はい。山田です。』
「さあ早速行きましょう。」
韓国で日本人の暮らしをサポートしてくれている日本人の川畑みおりさん。
今年で渡韓して15年になるそうだ。
34歳。ソウル市内で働いている。
「私も19歳の時に渡韓したからなんだかあなたが懐かしい。」
『はい笑。』
「ソウルのルームシェアだっけ?一緒に行こうか?」
『すみません。お願いします。』
私は、3ヶ月前、ソウル市内の東部二村洞にあるルームシェアハウスに住むことに決めた。
ようやく今日が初日。
川畑さんに紹介してもらって、引越し業者の方に荷物を預けた。
「二村洞は日本人が結構住んでるし、日本語が出来る人も多いから、安心ね。」
『はい。』
「私も渡韓して数年は、そこに住んでたから、困ったら連絡してね。」
川畑さんと話しながら向かう時間は、すぐだった。
『ここです。』
「お疲れ様でした!あとは、引越し業者となんとかして頑張って!連絡待ってるね。」
私はルームシェアハウスに入った。
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