大人オリジナル小説
- colorful home
- 日時: 2023/03/01 19:20
- 名前: むう
colorful home
colorful hope という5人組男性アイドルグループの日常を書き綴った話
小スカ表現あり 幼児退行あり
シェアハウス設定
ただの自分用小説
我得
3/1 100閲覧ありがとふ。
完全オリジナルキャラ
キャラ設定>>1
小説のスタート>>2
- Re: colorful home ( No.3 )
- 日時: 2022/11/08 18:55
- 名前: むう
蒼也side
一昨日のライブでは舞台裏でしょーがもらしてしまったらしく、ライブ中は何とか乗り切ったものの家に着くと赤ちゃんモードに入ってしまった。
蒼也「ほら、しょーこっちおいでー」
しょー「あ!」
向かった先には…俺のパズル!?
蒼也「しょーちょっとまっ!!!ああああああああ!!!!!!!!!!」
しょーが、、俺のパズルを、、、壊してしまった…
あと少しで完成だったのに……
蒼也「しょー、それおれの、、よしよし、可愛いなあ」
曇りなき眼で見つめられるとなんとも言えなくなる。悪気なさげに俺を見上げるしょーの頭を撫でた。
亜空「今日カラプレの撮影だっけ?」
みけ「そーだよ」
蒼也「おっ、気合い入るねえ」
カラプレ、正式名称colorful placeは、俺たちカラホのレギュラー番組だ。
今日は確かスタジオ収録だったはず、、そろそろ出発時刻だ。
蒼也「ほらしょー、しゃんってして」
しょー「う、今日さつえい?」
蒼也「うん。ほらいくよ?髪の毛ぐしゃぐしゃなっちゃう」
しょー「やぁ、行きたくなぁ、」
はーせ「撮影終わったらお菓子買ってあげるよ?」
しょー「ほんとぉ?じゃあがんばぅ」
はーせが差し出したバトンをみけが引き継ぎ、しょーと手を繋いで車に乗り込んだ。
蒼也「さすがはーせ、しょーの心を掴むのが上手いっ」
はーせ「まあ、みっけには負けるけどな?」
蒼也「ははははっ!たしかにそうだなぁ」
俺らも話しながら車に乗り込んだ。後から亜空がブラックコーヒーを持ち慌てて乗り込んでくる。亜空コーヒー飲めないくせに、誰に飲ませるつもりなのだろう。俺とか俺とか俺とか。
スタジオにて
蒼也side
スタジオに着き、今はみんなでVTRを見ている。視聴者やファンのみんなの目につくようなリアクションをし、大袈裟に笑う。別に大変ではないし、むしろこれが性格になりつつある。
その時、VTRになんと超大物ゲストが現れた。
俺は正直に驚き、大きめなリアクションをとる。
亜空なんかは目玉飛び出しそうなくらいにリアクション取ってる。あいつふざけにきたな?
翔も調子良さそうだ。口をあんぐり開けている。多分あれは素だろう。
ただ、はーせだけがはっきりしないリアクションをしていた。
VTRが止まる。沈黙の間が訪れる。
もうすぐ、すぐに次のVTRが流れるだろう。
その時だった。
ちょぽん、びちゃびちゃびちゃ、、ばたたたたたっ
蒼也「……えっ?」
水音がしている。
亜空「な、何の音?」
みけ「誰か水こぼしてないですか、?」
翔「VTRの音じゃないよね?…うん、違う」
メンバーの表情が曇る。
ただ一人。
はーせ「え、、ちょ、待って、だめだめだめだめ、、なんでっ、、?止まってぇ、、」
はーせだけが焦っていた。
足元を見ると水溜りができており、現在も床を叩きつけるものが水溜りを広げている。
一生懸命押さえているようだが、握りしめた拳からは虚しく液体が零れ落ちていく。
はーせと目が合う。
はーせは不安そうな顔をしていた。
俺に助けを求めるときの目だった。