大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【カゲプロ】シンカノ中心に、本気で書きます。【R指定あり】
日時: 2014/12/30 00:35
名前: 陽愛@占ツク

陽愛と申します。

占いツクールでカノの作品を少し書いてます。
ここでの投稿を気に入っていただけたら、是非是非占いツクールの方にも目を通していただけると幸いです。

ここではシンカノを中心に、持てる文才をフル活用して書かせていただきます。満足いかない部分もあると思われますが、気に入っていただけたらリクエストなどよろしくお願いします。

リクエストについて:「こんなシンカノを読みたい」「こんなカノ、シンタローを見たい」など、そんな感じでお願いします。

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Re: 【カゲプロ】シンカノ中心に、本気で書きます。【R指定あり】 ( No.8 )
日時: 2015/01/01 17:00
名前: マギー○郎♀

[陽愛@占ツクさん]

とっても面白いですね!

読んでいてスゴくドキドキしました。

続きが楽しみです(^^)ワクワク

Re: 【カゲプロ】シンカノ中心に、本気で書きます。【R指定あり】 ( No.9 )
日時: 2015/01/01 20:29
名前: 陽愛@占ツク

マギー○郎♀さん!ありがとうございます(≧∇≦)
実は先ほど、占ツクのアカウント名を変えさせていただきました。
「ゆっくりハルア」といいます。急に変えてしまい申し訳ございません…これからもよろしくお願いしまs((

Re: 【カゲプロ】シンカノ中心に、本気で書きます。【R指定あり】 ( No.10 )
日時: 2015/01/01 20:54
名前: 陽愛@占ツク

さっきの続きです。
ーーーーーーーーー



沈黙に耐え切れず、カノが口を開く。

カノ「…シンタロー君?」
シン「…なんだよ?」
カノ「…僕、なんかした?何怒ってるの」

シンタローはそれを聞き「わからないのか」と言わんばかりに溜息をつく。そしてカノの方を振り向き、冷たく言い放つ。

シン「黙れ」
カノ「え、えー!?」

理不尽な返答にガックリと肩を落とすカノ。
自分が何をしたのか見当もつかず…
ただジッとシンタローの表情を伺う。
しばらくしても沈黙は続く。カノは欺いたままニコニコして雑誌を読んでいるが、チラチラとシンタローの方に視線を移しているのが見て取れる。笑顔がブレているのも、焦っている証拠だろう。

シン「…あのさぁ」
カノ「え…」

急にシンタローが口を開き、僅かに肩を揺らすカノ。
シンタローの目はジットリと、しかしどこか怒気が含まれていて、少しだけ身震いする。

シン「さっきからなに見てんだよ?」
カノ「え」

「バレてた」という顔をしたままカノは固まってしまう。
恐らく、カノは能力を使って欺いてたつもりなのだろう。

カノ「あ…あぁ〜!な、なんとなくね!特に何もないよ!」
シン「…あっそ」

あまりにもあっさりした反応にテンションを落としながらも、カノは次のようなことを考える。

───シンタロー君て、僕のこと嫌いなのかな…。

カノにとってシンタローとは、アヤノの件もあってなんとなくいけ好かない奴だった。でも最近、彼の色んな面を見てだんだんと好意が湧いてきたのだ。そんなシンタローに嫌われているとなると、結構キツイだろう。

しかしそれは、カノが鈍感なだけなのだが。

シン「あと」
カノ「あ、うん?なに?」
シン「さっき逆ナンされてたのは?」
カノ「…うん?」

唐突に聞かれたためか、なんのことだかわからなくなる。
数秒経ってやっと言葉の意味を理解する。

カノ「あぁ、あれね!確かに逆ナン?された、ね…」

それがどうしたのか、カノにはわからない。

シン「あれ、お前は嫌だったか?」
カノ「え…嫌だったっていうか、帰らなきゃいけないし、困ったって言った方がいいのかな?」
シン「嫌じゃなかった…か」

───…どうしよ。
───シンタロー君がわからない。

相手が起こっているかもしれないことを気にかけ、なんとなく
慎重に話しているが…そろそろ限界だった。

カノ「あのさぁシンタロー君?本当になにを言いたいのかわからないんだけd」
シン「あの女達のこと」
カノ「!」

言葉を遮られる。
何を言いだすかと思ったら、シンタローはカノにとってさらに混乱することを言ってきた。

シン「あの女達のこと…本気で「可愛い」と思ったのか?」

カノは、先ほど逆ナン女達に言ったことを思い出す。
確かに自分は、可愛い、と言ったが…

カノ「そりゃ、顔はね…思ったけど、それがどうs」

『バシッ』

またもやカノの言葉を遮り、シンタローはカノに平手打ちをかました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続きます!
あの…これ回想なんですけど、覚えてます…?

Re: 【カゲプロ】シンカノ中心に、本気で書きます。【R指定あり】 ( No.11 )
日時: 2015/01/02 01:44
名前: 陽愛@占ツク

またもやカノの言葉を遮り、シンタローはカノに平手打ちをかました。

_____え?

痛みにより、使っていた能力が完全に解ける。
カノは痛みを感じることにより能力が解除されてしまうのだ。
それよりも、叩かれたことに不満を抱き、すぐにシンタローに向き直り大声を出す。

カノ「ちょっと、急になにすんの!?いくらなんでも理不尽だよね!?それに…今日のシンタロー君おかしいよ!」

しかし、シンタローにはその言葉全ての意味が理解できなかった。
「急になにをするのか」「理不尽」「自分がおかしい」。全てが理解できなかった。

シン「……お前が何もわかってないみたいだから…唐突に言うぞ」
カノ「っ…なに…?」
シン「…お前が好きなんだよ」

あまりにあっさりしすぎていて、カノの思考回路は一瞬停止した。
なぜなら、告白してきた相手がさっき自分を殴った人物だからだ。

カノ「…じゃあ…じゃあなんで、僕に冷たいの…?殴ったの?心当たりは
ないけど、僕のことが気に食わないんでしょ!?」
シン「だから…!」

シンタローは、棚に置いてあるハサミを手に取る。
それも、人に刺すための危険なタイプの持ち方で。

カノ「…え、なに…?」
シン「好きだから嫉妬してるんだよ、わからないのか?」
カノ「…あ、あー…えっと…シンタロー…君…?」
シン「…」

その瞬間ハサミは物凄いスピードで振り上げられ、振り下ろされる。
そう…カノを目掛けて。

シュッとカノの顔を横切り、あと数センチ右にいったら完璧に刺さっていたであろう位置にハサミが落ちる。

カノ「ひっ…」
シン「…キドから聞いたぞ。お前…刃物を向けられるのがトラウマなんだってな」

そう、カノの死因は刺殺…シンタローはそれを知っていながら、ハサミを振り下ろしたのだ。
ガチガチと震え、涙を流すカノ。そんなカノを見て、シンタローは狂気に満ちた目で笑う。

シン「…お前のそんな表情…始めて見たよ。可愛いな…」

カノの頬に伝う涙を舐める。
しかし、まだ震え続けるカノを見てシンタローは不満げな顔をする。

シン「…お前は…何に怯えているんだ…?これか?」

先ほどのハサミを取り出し、カノの前でちらつかせる。
刃先が銀色に光る度にビクリと震えるカノ。
シンタローは唇を噛み締め、カノの顔を殴り、押し倒す。

カノ「がっ!ぁ…痛、い…よ…やめ、て…!」
シン「…この後に及んで、俺よりも刃物が怖いか…?お前が恐れるのも、お前の眼に映るのも、お前が愛すのも、俺だけでいいんだよ…!」

狂気に満ちていた目は、徐々に殺意と悲しみを秘めてゆく。
その目に気づいたカノは、シンタローを優しく抱き締め、耳元でこう呟いた。

「好き」と。

シンタローは一瞬、信じられないといった顔をする。
そして______

シン「………はは、は…あははは!あはははは!!」

笑う。笑う。笑う。

シン「っ…カノ…!好きなんだ…この先も、永遠に…!誰の目にも映したくない!!俺のことだけ考えていてほしいんだ!!!」
カノ「…」
シン「カノに触れるのも名前を呼ばれるのも同じ空気を吸うのも!俺だけで良い…カノはそんなんじゃ嫌か…?俺のこと嫌いになるか?」
カノ「…嫌じゃない」

本心だった。
この状況から抜け出したい…そういったことは一切無く、シンタローを純粋に好きだという表れだった。
カノの言葉を聞いて、シンタローはピタリと動きを止める。

シン「…なら…



カノを俺のものにしていいか…?」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シンタローがだいぶ病気っぽくなりました。
次、R入ります。

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