大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【BL】現妄実想(黒澤からみたら)
日時: 2015/03/24 08:31
名前: aki 秋元 aki


昔書いてた小説です。

暇があったら読んでみてください(^_^)

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Re: 【BL】現妄実想(黒澤からみ ( No.8 )
日時: 2015/03/25 20:20
名前: るく ◆kwRrYa1ZoM

ここここんにちは!久しぶりの黒澤でテンション上がってまするくです!
黒澤目線なんですね、何か既に泣きそうです笑
続き楽しみにしてます!

Re: 【BL】現妄実想(黒澤からみたら) ( No.9 )
日時: 2015/03/30 00:41
名前: aki 秋元 aki

☆ーるくさんー☆


お久です!
これはだいぶ前に書いた話ですw
読み返すと、黒澤についてちょっと複雑な気持ちに・・・←

泣きそうってw( ̄▽ ̄)笑
そこまでいくと、ありがたいの感謝です!

黒澤目線、キャラを崩さないように気をつけなければ(汗
では、気が向いたら書くみたいなペースで頑張ります*\(^o^)/*

Re: 【BL】現妄実想(黒澤からみたら) ( No.10 )
日時: 2015/03/30 00:47
名前: aki 秋元 aki

 キーンコーンカー(以下省略)・・・・・・

学校で最後の鐘が教室に鳴り響く。
 その時、教室のドアが思いっきり開かれた。

 どだだだぁぁぁーーーーーーーん

 うっせぇーな、と内心思ってそちらを見れば、俺が脅した山梨悠斗だった。


 ―な、なんだなんだ!?
 ―ん、悠斗じゃね?あれは。
 ―おぉー悠斗か。午前中いきなり姿けしたと思ってたら、・・・ん?な、なんだ!あの顔はぁ!!??

 クラス中の生徒達が驚く中、俺は一人笑いをこらえていた。
 だって、俺がたのんだまんじゅう屋は行き3時間、帰り3時間の合計でも6時間はかかる距離にあるのだ。
 さすがにやつれた顔している、山梨悠斗。

 ヤツは手に持った白い袋を俺に渡すために、歩み寄ってきた。
 ほんのりと汗のにおいがする。走ってきたのだろう。

 「お、おい・・・悠、斗?」
 途中で聞こえた水都の声をスルーしている。そうとう疲れてるんだな。



 「・・・・・・たのまれ、てたま、まんじゅう、買って、きた。」

ゼーハーゼーハー、言いながら渡された袋を俺はそっけなく受け取った。

 横目で水都をみれば、俺を睨んでいる。まぁ、当然だろう。
 でも、その直後、水都の前の男子としゃべり始めた。
 あぁ・・・俺もあそこの席がいいな。

 そう思いつつ、水都をみていた。
 しばらく、すると水都は淋しそうに立ち上がり、一人でスタスタと教室をあとにした。
 


 
 その日の夜、俺はいるまで立っても寝付けづにいた。
 青樹水都の事が頭から離れないのだ。
 「・・・山梨悠斗と面倒な約束したな・・・」
 
 呟くが、誰も返事をしない。
 当然だろう。
 だって、俺は今一人暮らしなのだから。
 親は訳あって違うところで暮らしている。


 チャーリラリンリリロレーローロレロレローレー―ロ――――♪

 そのときだ。奇妙な着信音が部屋中に鳴り響いた。
 このメロディーはメールだ。
 こんなときに面倒な・・・。

 俺は水都の事を考えつつ携帯を開く。
 題名には
    『元気ですか?』
          と描かれている。

 この言葉使いは・・・・・・清野か。
 俺はとりあえず、とメールを開いてみることにした。


―――――――――
  元気ですか?

 洸先輩、転校するなら言ってくださいよ!
 俺今日の午後まで知らなかったんだぞ!!?((怒))
 ・・・まぁ、いいです。
 えと、実をいうと俺も転校することになりました!
 ってことで、住所変わります。

―――――――――――

 ・・・ふん、転校するのか。まぁ、いいや。
 俺はそのまま携帯の電源を切った。
 そしてベットに寝転ぶ。

 明日が楽しみで仕方がない。



・・・・・・この時、俺は知らなかった。返信をすることで獲られたかもしれない情報を知らないで過ごすことの危険性を・・・・・・

Re: 【BL】現妄実想(黒澤からみたら) ( No.11 )
日時: 2015/03/30 00:56
名前: aki 秋元 aki

 次の日の朝。
 俺が学校に来たとき、水都の姿は無かった。
――何のために早く来たんだ。
 ちょっと不機嫌になる。

 席につくと同時に数名の男子たちが俺の机を取り囲んだ。
 「り、リーダー!おはようございます!!」
 「・・・・・・」
 ・・なんだコイツ等は?なれなれしい・・・

 顔を見渡してみるが、水都より上の顔を持つヤツはいない。
 ・・・面倒だ・・・
 俺は席にすわつつ、水都が来るのを待った。

 結局、水都が学校に到着したのは一時間目が終わった休み時間だった。
 教室に入るなり数人の男子に囲まれている。
 ・・・やっぱり、アイツを狙ってるのか?
 会話の内容は聞こえてこない。

 水都は、最初固い笑顔を浮かべ、次に嘘を付くように視線を中にさまよわせた。
 かと思えば、顔を引きつらせ苦笑いを浮かべる。

 ・・・昔はころころ顔が変わるヤツは女みたいで好きじゃなかった。・・でも、コイツならいけるかもしれない。


 2時限目が始まった。
 俺は授業に集中しつつも、無意識に水都のほうへ視線が行ってしまっていた。
 水都もそれに気づいたようで、こちらを迷惑そうに見てくる。
 ・・・可愛い・・・

 はっきりいって水都のこういう顔はいいと思う。

 水都は俺の方をチラリと見た後、前に座るホモ男子に話しかけていた。
 ホモ男子は水都が声をかけるなり彼に顔を近づけた。
 少し不愉快になったのは言うまでも無い。

 水都も嫌そうな顔で話していた。
 「・・・あそこのホモ男子って誰だ?」
 隣のヤツに聞いてみれば、すぐに緊張ぎみの返答が帰ってきた。
 「ぇっと!中沢春っていいます!!」
 「どうも」

 俺は軽く礼をいい、話を打ち切った。

 その時、水都がこちらを振り向いた。
水都はクルクルと動きが変わる。

 ・・・元気だなぁ・・・


俺が水都に見とれていると、当の本人は瞳にライバルを見るような炎をうかべた。
小さいくせに、俺に喧嘩を売る気か?


その瞬間、胸にゾクゾクした感情が湧き上がってきた。
それは、 本能のような、獣の感覚ーー

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