大人二次小説(BLGL・二次15禁)

オリジナルGL小説 (従属・服従系注意)
日時: 2015/04/20 20:59
名前: 星夜 天

初めまして、星夜 天と申します。
オリジナル百合小説を書いていきます。
R−18G、暴力、などの表現を含みますので読む際はご注意ください。
では、

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Re: オリジナルGL小説 (従属・服従系注意) ( No.2 )
日時: 2015/04/21 00:29
名前: 星夜 天

登場人物 No. 1

《彼女》
目:紅色
髪:銀髪、腰まで、毛先はボサボサ
服装:肩紐はずり落ちて、所々破れてボロボロ

Re: オリジナルGL小説 (従属・服従系注意) ( No.3 )
日時: 2015/04/21 01:04
名前: 星夜 天

目を覚ました。
視界に広がるのは、鉄格子。
……………………………………………。
商人が来る前に起きてしまったのだろうか。
だとしたら、開聴一番、何を言われるのか大体想像はつく。
引きずられて、檻を出された時の痛みを感じなければいけないのか…。
それならまだ眠っていたい。そうしたら次に目を開けるのは拷問室だろう。
目を瞑ってみる。
だが、一向に眠気はこない。
諦めてすうっと目を開けると、

………カツー……ン

いつも聴きなれた商人の靴の音。に、混じった聞いたことのない高い、靴の音が響き頭の中で跳ね返った。
商人のものじゃない。また客が来たのだろうか。……こんな靴で?
客は大半中年男性のはず。こんな高い音が出るはずが無い。誰だろう。
生まれて初めて物事に興味が湧いた瞬間だった。


「ここには、まだ仕入れたばかりの天然物の女児や、それに近い女などが置いてあります。必ず、お気に召すものがあるでしょう!」
またいつもの上部顏を見せているのか。声からして大体の想像はつく。
しかもこの上ずった声は、久々の金蔓か……。
仕入れたばかり…、隣の檻の子のことかな?

カツ……カツン………

キビキビとした感じはない、優雅に、ゆっくり響く、靴の音。
だんだんと近づいてくる………。


Re: オリジナルGL小説 (従属・服従系注意) ( No.4 )
日時: 2015/04/30 04:40
名前: 星夜 天

だんだんと近づいてくる………。
ふと、顏を上げた。

−−真紅の、蝶が、目の前を掠めた。

商人の服の裾が見えて、顏を伏せる。
カツ……カツン、商人の足音より大きく響く音は頭の中で鳴り響くのを止めない。
カツン。
「………。」
客は、少女の檻の前で足を止めた。
「ん?………ああ!こいつはですね、何度も払い直しをされているどうしようもない奴隷でして、そろそろ…………………」
そろそろ……、何?疑問が頭の中を巡る。
「………クスクス、………」
声からして、多分、少女だ。何故ここにそんな客がいるのだろう。
少し、目線を上げてみる。………よく分からない。黒い布?を着ている。
「ささっ……….、此方へ、」

行ってしまった……。

クラッ、
あれ?おかしい………
すうっ、急に眠気が襲ったのだ。
本当に、今日はおかしい1日だった。

Re: オリジナルGL小説 (従属・服従系注意) ( No.5 )
日時: 2015/04/25 15:02
名前: 星夜 天

それからは、いつも通りだった。
殴られた。蹴られた。叩かれた。打たれた。弄られた。
普通普通。日常的。全くもって問題皆無。
今度、なんて、どうせ来ないんだ。
死ぬまで……否、殺されるまでこのまま、殺されるまで………。





ガシャーーン
ガッ………!
「………」
夜………暴漢が終わって檻の鍵を閉められた時間。
(痛っ………頭打っちゃった…………。)


その日は、不思議と眠れなかった。
眠気が来ないのだ。そんな彼女はずっと同じ場所で、日の差さない瞳でぼ〜っとしていた。

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