大人二次小説(BLGL・二次15禁)

腐女子の雑談所(BL)
日時: 2015/05/10 23:04
名前: kiki

ここは、皆様に自由に使っていただきたいがために作りました
例えば…
●好きなアニメが同じ人同士で雑談やアニメの話
●自分の好きなカプの小説をのせる
                    など
お好きなようにお使いください!
荒しだけは遠慮しますので
来た場合は皆様スルーの方向で(`・ω・´)ゝ

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Re: 腐女子の雑談所(BL) ( No.182 )
日時: 2015/05/18 23:37
名前: 砕日 ◆lpf/TAjzto

書きます!!


「おい葉月、暑いぞ」
「…私に言われても困ります」
「……暑いぞ」
「尻にアイス突っ込んでやりましょうか」
「……あ…いらないです」

ミーンミンミンミンミンミーン……

蝉の鳴き声が聞こえる。
それを聞くと、あぁー夏だなぁって感じる。

「猛」
「あ?」

名前を呼ばれ、横を見る。

そこには、少しだけ汗ばんでいる葉月がいた。

「猛はどうして私なんかと付き合っているのですか?」

葉月はこっちを見ると、青い瞳を真っ直ぐ俺に向けて言った。

…恋する乙女か。

「暑っ苦しいこと聞くんじゃねェよ…」

ただでさえ暑いっていうのによ。

俺は半袖の端で汗を拭い、頭の後ろで腕を組み寝転がる。

「…意味もなく付き合っているのですか?」
「はぁ? 違ぇし……変なふうに解釈すんなよ」

俺は、空に向いていた視線を葉月に向けた。

「お前こそどうなんだよ」
「私、ですか?」
「あぁ」

葉月は少したじろぎ、こう言った。

「私は、猛が大好きです。好きで好きで堪りません」
「なっ……」

こっ恥ずかしいことを連呼しやがった…!

「…猛はどうなんです?」
「…………」
「言わなきゃ犯しますよ」
「あーっ…えぇと…」

俺は言葉を探す。

……俺だって葉月が好きだ。
好きで好きで堪らない。

「…っ…俺、は」
「…はい」

葉月は俺を見ている。

ああぁあーっ…もうヤケクソだっ…!

「……お前、が…好きだ」

「……」

葉月は俺を見たまま喋らない。

「…っつか、好きでもないやつと付き合うわけないだろ?! お前が好きだから付き合ってやってんだよ…っ」

俺は必死になって言い訳する。

「……プッ」
「?!」

葉月は笑った。

「テメッ…!」
「可愛いですね」
「はっ…?」

俺はその言葉で、殴りかかっていた拳をピタリと止めた。

「猛は可愛い…」
「へ…?」
「私も同じです。…でも、」
「…?」

「相手が男で、気持ち悪くないのですか?」

「……」

確かに、男が好きなんて、ノンケの俺が言っていれば嘘に思えると思う。

……でも、

「…気持ち悪かねぇよ。好きなやつがたまたま男だった、ってだけだ。好きなのに変わりはねぇ…………っ…」

言って急に恥ずかしくなった。

俺は生徒会室から出ていこうとドアノブに手をかける。

「…猛」

トン、と、背中越しにドアに手を置いた葉月。

耳に息を吹き掛けられ、ビクッと肩が跳ねてしまった。

「…っ」
「私は貴方を離しませんよ…だから」

顔を見なくても、コイツが笑っているのが分かった。

「貴方が逃げ出そうというのなら、殺してでも連れ戻しますからね?」

……俺は、とんでもない悪魔と恋人になってしまったようだ。


終わり
*****
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい本当にごめんなさいィイイ!!!!

Re: 腐女子の雑談所(BL) ( No.183 )
日時: 2015/05/18 23:42
名前: kiki

さいか
おぉー!!かいてくれてありがとぉ♪
やっぱりうまいね!d(`・ω・´)

Re: 腐女子の雑談所(BL) ( No.184 )
日時: 2015/05/18 23:50
名前: noa

性悪副会長さん、ヤバい…!
めっちゃ好き〜♪

Re: 腐女子の雑談所(BL) ( No.185 )
日時: 2015/05/20 17:48
名前: ミルフィーユ

はい。
稲武から帰ってきたミルフィーユです←
さいかの小説とか出ててびっくりですな!!
〈〈〈上手すぎる〉〉〉

それと、ツイッターやってる人いますか?
やってたら教えて欲くださーい!
フォローしますのででででで

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