大人二次小説(BLGL・二次15禁)

七つの大罪【腐】長編ガンバル!
日時: 2015/07/19 20:08
名前: ベリー

どうも!ベリーです!
今までは読み専だったのですが、皆さんの作品を見て書きたくなったので
思い切って書いてみることにしました(*^▽^*)<駄文だけどよろしくお願いします!
*更新は激遅(>_<)

リクは、長編を書き終えたら受け付けるつもりです!
その時が来たらまた言います!

ちなみに最初の作品は、メリキンです!
設定は後々投下します(._.)φ

どうぞよろしくお願いします!o(^-^)oワクワク

   byベリー PS,長々とスイマセン(>_< )

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Re: 七つの大罪【腐】長編ガンバル! ( No.11 )
日時: 2015/08/19 07:51
名前: ベリー

第四話『熱い視線』

まだ朝日が半分も出ていない早朝。
珍しく目が覚めたキングは豚の帽子亭を出た。

現在、豚の帽子亭が停留しているのはバイゼルと次の目的地オーダンの中立に位置する森だ。こういう所に停留している時は大体やることが決まっている。鍛錬、採集、狩り、と様々だ。
キングも鍛錬をするために木々がなるべく少ない所を探し森の中を飛んでいた。
ふとキングの視界に見慣れたアホ毛が飛び込む。

キ「団長?」
メ「なんだ、キングじゃないか! 珍しく早いな」
キ「なんか目が覚めちゃって」
メ「なら手合わせしてくれよ」
キ「いいよ、オイラも鍛錬するつもりだったし」
メ「あ、でもお前シャスティフォルもってねーのに大丈夫か?」

そう、何を隠そう今のキングは神器を持っていなかった。
肉弾戦最弱のキングはいつも神器を肌身離さず手に持っている。

キ「武器だったら木の枝でも何でもいいさ」
メ「そうか…ほれっ」

メリオダスは近くに落ちていた手ごろな木の棒を手にとり、片方をキングに投げた。

メ「じゃあ、始めるか!」

メリオダスの合図と共に乾いた木と木がぶつかり合う音が辺りに響いた。

メ「へぇ、お前の魔力は相当だな」
キ「まだまだ本気じゃないさ」
メ「なら…コレはどうだ?」

メリオダスはキングが魔力で動かしていた木

Re: 七つの大罪【腐】長編ガンバル! ( No.12 )
日時: 2015/08/19 12:00
名前: ベリー

間違えて返信しちゃいました(>_< )

続きです↓
ーーーーーーーー
メリオダスはキングが魔力で動かしていた木の棒を掴んだ。
キングが反撃してくる気配はない。

メ「もうお終いか?」
キ「まぁね…本当はもうちょっとやれるけど、少し話もしたいし」
メ「話?」
キ「…団長は魔神族なの?」
メ「!!?」
キ「正直に答えてよ…別に団長が魔神族だったとしても軽蔑したり恨んだりする訳じゃない、ただ知りたいんだ」

メリオダスはしばらく押し黙った。が、諦めて口を開く。

メ「俺は魔神族だ」
キ「じゃあ団長はオイラ達の味方?それとも魔神族の味方?」
メ「少なくとも魔神の味方では無いさ…俺は裏切りの戦士だからな…」

最後の言葉はほんのついでだったがキングには聞こえていたらしい…

キ「裏切りの…戦士」

そう呟いたキングの顔は見たこと無いほど柔らかく微笑んでいた。
目を細め頬を染めるキングから感じられるのは、普段ディアンヌに向けている愛情でも仲間に向けている友情でもない。
そしてメリオダスはこの微笑みに見覚えがあった。気付けば身体が動いていて…

チュッ

軽いリップ音が森に響く…
ネチっこいものでは無く、軽く触れるだけのキス。

キ「え…」
メ「もうそろそろ皆起きて来るだろ、朝飯に遅れるなよ」

そう言い残し、メリオダスはそそくさと豚の帽子亭へ向かった。

メ(キングには少し悪い事したな…)

そう思いつつも、キスの間際、交わったその熱い視線に何かを期待せずにはいられない。もしもキングが今は亡き彼女の生まれ変わりだったら、あわよくば自分のものに出来たらなんて…

メ「とんだ我が儘だ」

━━━━━━━━━━━━━━━━
次回予告

ついに5人目の大罪登場!そして明かされるメリオダスの秘密とは…

次回『遠い日』



Re: 七つの大罪【腐】長編ガンバル! ( No.13 )
日時: 2015/08/19 21:24
名前: ベリー

番外編『この力の使い方』

キ「ケッサ・ノイエシニ・ラフワ」

キングが呪文を唱えると目の前にポンッと言う音を立て無数の花が咲く。

キ「はぁ…まだまだだけど、だいぶこの魔力も使えるようになって来たな」

キングは星が瞬く空を仰いだ。

キ(にしても…団長が彼だとは思わなかったな、見つかって良かった。
  3000年前のオイラが弱かったから優しい君はきっと辛い思いをしたよね…
 でも、もうそんな思いさせない!オイラが全部守ってみせるから
             だから笑って、涙なんてもう二度と流さないでね…)





メ「ぇい…ぎょし……ろ …操れ!!」

メリオダスの瞳は漆黒に染まり、額には独特な紋様が浮かび上がる。

メ「ハァ…ッ…ハァ……さすがにバイゼルの時程の魔力はまだ無理か…」

魔神族の魔力はだんだん治まっていった。

メ( まだ、まだだ!力が足りない、もっと強くなりたい!
 3000年前だって俺が弱くなければ、あいつが俺を庇って死ぬこと無かったのに
  だから、大切な物全て守れるようになるんだ…自分の力で
                          もう、何も失わない!!)




  ━━━この 力 は君を思って………
         そして、何かを失うことを恐れる自分のために━━━

Re: 七つの大罪【腐】長編ガンバル! ( No.14 )
日時: 2015/09/03 23:19
名前: ベリー

第五話『遠い日』

?『俺の正体は━━
  〈七つの大罪〉が一人〈色欲の罪〉ゴウセル』
メ・バ・キ「「「!!?」」」

冷たい雨が降りしきる中、突然現れた新たな大罪に一同は唖然とした。





時同じく豚の帽子亭では…

ホ「なぁエリザベスちゃん、バイゼルでの怪我は平気なのか?」
エ「ありがとうホークちゃん、もう平気だしそれに…

  『おーい、すまんがこの店は開いとるか?
    なんじゃ他はどこも閉まってるようでな!』

                  …お客さんも来たことだし!!」

そう言うとエリザベスは制服に着替え店へと出向いた。

エ「いらっしゃいませ!」

エリザベスが勢いよく扉を開けると知っている人物がいた。

エ「ケイン…さん、たしか【バイゼル】でメリオダス様と戦った…ですよね」
ケ「そんな…これは夢か…エ「え?」リズ!!」

兎に角ケインを店に招き入れエールを出すとエリザベス達は話を始める。

ケ「…それにしても奴がこんな酒場の店主をやっとるとは
  いやなによりまさか━━
  王国の王女様と旅しておるとは夢にも思わんかった」
エ「足手まといばかりしてますけど…」
ケ「それにしても驚いたわい…端正な顔立ち柔らかな声もよう似ておる」
エ「…… 」
ケ「あの娘が生きとればもう妙齢の女性になっとるはずじゃ」
エ「ケインさんの娘さん… ですか?」

ケインはふるふると首を横に振った。

ケ「リズは愛称でな名前は王女様と同じエリザベス…」
エ「え… 」
ケ「メリオダスにとって掛け替えのない存在じゃ」
エ「…それって恋人ですか?」
ケ「いや、どちらかと言うと親友じゃ」

ケイン曰わく、ダナフォールの敵だったリズを死刑から救ったのはダナフォール聖騎士長だったメリオダスだった。リズはなんだかんだ言いながらもメリオダスに惹かれて行き告白に至ったそうだ。

ケ「だがメリオダスはそれを断った」
エ「えぇっ何で…」
ケ「リズが教えてくれたんじゃが、何でもメリオダスには探している
  女性がいるそうでな…その女性への愛を生涯貫き通すとかなんとか」
エ「…… 」
ケ「実にあやつらしい答えだった…全てはみな遠い日の風景じゃ」

そう言うとケインは懐から一本の剣を取り出した。

エ「この剣は…?」
ケ「リズがかつてメリオダスに贈ったものじゃ…
  だが奴はこの剣を受け取らなかった、それはきっと
  強さ故の優しさだろうな」

ケ「奴は強すぎるが故、まともな剣は持たなかった」
エ「そう…ですか……」


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

リズは差し出した剣を受け取ることなくメリオダスは口を開く…

『剣は…不要だ オレは誰も殺したくねぇ オレが本当に欲しい力ってのは…


━━━━━━━━━━━━━━━━
次回予告

聖騎士の野望が見えて来た!その野望に彼らは…

次回『悪夢の前兆』

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