大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【カゲプロ】シンタロー受け短編
- 日時: 2015/08/09 18:45
- 名前: あーたん
- 参照: http://sinntaro.love.jp
はじめまして!あーたんです!
ここでは、カゲプロのシンタロー受けを扱わせていただきます!
亀更新になるかもしれませんが、よろしくおねがいします!
リクエストもじゃんじゃん下さい!
全部、消化できるようがんばります!(*^^*)
- Re: 【カゲプロ】シンタロー受け短編 ( No.5 )
- 日時: 2015/08/15 08:20
- 名前: あーたん
- 参照: http://sinntaro.love.jp
かしこまりました!
『セトシン』デスネ!
期待にそえるか
分かりませんが頑張ります!
- Re: 【カゲプロ】シンタロー受け短編 ( No.6 )
- 日時: 2016/01/05 15:38
- 名前: あーたん
セトシン 前編『君恋し』
セトside
俺には好きな人がいる。
それはもうとっても可愛いヒト。
誰だかわかるっすかね?
へ?マリー?ちがうっすよ。
確かにマリーは可愛いし、ほっとけないけど、
どちらかと言えば妹って感じ。
キドっすか?キドはきょうだいっすよ。
血は繋がってないっすけどね。
じゃあ誰なんだって?
はっきり言うと全く見込みのない恋なんす。
だってその人 男 なんすもん。
俺だって最初は驚いたっすよ?
まさか初恋の相手が男のヒトだなんて。
だけど、その人のコトを思うだけで
胸が締め付けられて。
あ、やっぱ好きなんだなーって
思っちゃったりして。
たまに見せる笑顔が可愛いだとか、
意外に寂しがりやな所とか
嫌そうにしながらも、世話焼いちゃう所とか
そのヒトのこと知るたびに
もっともっと好きになっちゃって。
だけど、コノ気持ちは
イケナイものだから。
だって、俺は男で彼も男。
コノ気持ちを伝えてしまったら
きっと彼は困ってしまう。
彼は優しいヒトだから。
きっと彼は俺を思って、
悩んで、悩んで、そして
傷ついてしまう。
彼が悲しむ姿は見たくない。
何があっても伝えてはならない。
だけど、
伝えたい。
大好きだと。 愛してると。
今すぐにでも彼を抱き締めたい。
赦されるモノならば。
伝えられない想い。
モドカシイ想い。
それは 確かな 恋心。
『大好きっす…シンタローさん。』
- Re: 【カゲプロ】シンタロー受け短編 ( No.7 )
- 日時: 2016/01/05 15:43
- 名前: あーたん
あーたんデス
かなり久しぶりの投稿となります!
また更新を始めようと思うので、
リクエストなどございましたら
おねがいします〜!( ̄∇ ̄*)ゞ
- Re: 【カゲプロ】シンタロー受け短編 ( No.8 )
- 日時: 2016/01/06 10:36
- 名前: あーたん
セトシン 後編 『交わる想い』
セトside
深夜。バイトが長引いて、
遅くなってしまった。
さすがにもうみんな
寝てしまっているだろう。
あの、騒がしいとも言える
賑やかな声が無いと思うと
少しだけ寂しい気もする。
『ただいまっす〜。』
『あ、セトおかえり。』
『うえぇぇぇ!?シンタローさん!?』
『しっ!みんな寝てんだから。』
『すっ…すみませんっす…』
誰もいないと思っていたのに、
まさかのまさかで、
シンタローさん登場。
おおかた、こんな遅くまで、
スマホでも弄っていたのだろう。
『シンタローさん。
早く寝なきゃダメっすよ〜?
ただでさえ隈とか酷いのに、
もっと酷くなっちゃうっす…』
『別に俺は構わねぇけど…』
『もったいないっすよ。
せっかく綺麗な顔っすのに…』
『嫌味かコノヤロウ…
イケメンまじ爆ぜろ…』
『ひどいっすよぉ〜!』
嫌味なんかではないのに。
ホントにシンタローさんは、
綺麗な顔だと思う。
流石、アイドルの兄というべきか
目付きはちょっと悪いけど、
まつげは長いし、目も大きい。
鼻も高いし。
はっきりいって
完璧と言ってもいいのでは?と思う程。
顔の他にも色っぽい
うなじだとか、鎖骨だとか…
男にしては細すぎる体とか
雪くらい白い肌だとか。
言い出したら止まらない。
ん?これでは、俺が
変態みたいではないか!?
違うんすよ!俺は決して変態では…!
って俺は一体、誰に
弁明しようとしてるんすか…
『セト。なんか飲むか?
コーヒーとか、ココアとか。
ホットミルクでもいいけど…』
『へ?あ…あぁ、コーヒー
おねがいしますっす。』
『ん。ブラック?』『うす。』
『わかった。ちょっと待ってろ。』
やっぱり、優しい。
とても気遣いが上手いヒト。
こういうとこ好きだなぁ…
『セト。おまたせ。』
『ありがとっす!!』
『オマエ、ブラック飲めるんだな。』
『うっす。どうかしたんすか?』
ブラックは飲める。っていうか
ブラックしか飲まない。
甘いのはちょっと苦手で。
『いや、すげぇなと思って。』
『そうっすか?』
『おう。俺苦いの苦手だから、
ブラック飲めねぇの。だから。』
『そうなんすか?意外っす。』
『昔は甘いのも無理だったけど
今ではめっちゃ好き。
我ながら、子供舌だと思う…』
『はは。それはそれでいい
と思うっすよ。』『どこがだよ…』
シンタローさんの魅力だと思う。
ギャップ萌えってヤツっすかね。
…とは言えないけど。
『ふわぁ…』『眠いのか?』
『そっすね…バイト忙しくて。』
『膝枕してやろうか?』
『ぶふぉぉぉぉ!!』
見事に吹き出た。
俺は焦りながら、ティッシュで
噴射したコーヒーを拭き取る。
『俺の膝で良かったらかすぞ?』
ヤバい…ヤバいぞ…可愛い過ぎる。
負けるな幸助。誘惑に負けるな…
『あぁ…え…っと…』
『ん?いや…か?』
ごはっっっっ!! とどめの一撃ぃぃぃ!
『いやじゃないっす…』
むしろご馳走様です。
『ん。』
ポンポンとシンタローさんは
自分の膝を軽く叩く。
『じゃ…失礼するっす…。』
ポフッ…
シンタローさんの香りが
ダイレクトにくる。
なんというか甘くて優しい匂い。
『なぁ…セト。』
『なんすか?シンタローさん。』
『す…好きだ…。』
『へ…?』
『あ…あの、えと…忘れてくれ…。』
今、この人はなんといった。
俺のコトが好き?
俺の都合のいい幻聴じゃないのなら…
『ねぇ、シンタローさん。
こっち向いてくださいっす。』
『なn…』チュ…
触れる位の軽い口づけ。
それだけでもシンタローさんは
真っ赤になる。
『な…!なっ…』『俺も』『ふぇ?』
『俺もシンタローさんが好きっす。』
『ぇあ…?う…うそ…』
『嘘じゃねぇっす。』
誰か嬉しくてこんな勇気のいる
冗談をいうだろうか?
あなたはホントに俺の想い人。
『ねぇ、シンタローさん。
良かったら、良かったらっすけど。
俺の恋人になってくれるっすか?』
『お…オレは女じゃねぇし…』
『はい。』
『その…子供も産んでやれねぇし。』
『はい。』
『素直じゃなくてひねくれてるし』
『はは、そういうところも
好きっすよ?俺は。』
『オマエのこと満足させて
あげられねぇかもしれない。
後悔させるかもしれない。…けど』
シンタローさんが俺の方を向く。
『それでもいいなら、
セトの恋人にしてください。』
泣き笑いというか、とにかく
綺麗な笑顔だった。
『いいに決まってるじゃないっすか
あなたじゃないといやっす。』
『あほ…』
『あ、あのシンタローさん…』
『ん。なんだ』
『その、もっかいキス
したいんすけど…いいっすか?』
『…っ!いいけど…。』
『シンタローさん、目。閉じて?』
『ん…。』
素直に目を瞑るシンタローさん
の唇にやさしく口付ける。
シンタローさんは小さく
可愛らしく唸っている。
『…ね。せと。す…すき…』
『俺もっす。』
そこまで言うと急に眠気が
襲ってきて、目が閉じそうになる。
『せと、おやすみ…』
と、シンタローさんが
俺の頭を髪をすくようにして撫でる
それが気持ちよくて、もう眠る寸前。
俺は幸せに満ちた心持ちだった。
叶わないと思っていた。
諦めていた恋だった。
ねぇ、シンタローさん。俺
絶対あなたを幸せにするっすから。
end
翌朝、ソファで仲良く眠っている所を
発見されるのはまた、別のお話。