大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【文スト】〜愛スベキ愚カ者達ニ〜
日時: 2016/06/08 22:51
名前: 千羽鶴

どうも、千羽鶴です(´`*)

このスレでは太国を中心に色気話を書いていくスレになります。
…と、自己紹介とかあんまりいうこと無いので、自分の好きなcpとキャラだけ…。

一番好きなのは、国木田ですかねぇ。その次に中原、福沢…の順に。
自分の好きなキャラは、個性的な人が多いんです。
次に好きなcpは、太国と福江…とか…?最近は、太中でもいいなぁとw

まぁ、雑食なので何でもいいです((

リクエストなどありましたら、よろしくお願いします。
喜んで書かせて頂きますので…。

それでは、閲覧よろしくお願いします!

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Re: 【文スト】〜愛スベキ愚カ者達ニ〜 ( No.10 )
日時: 2016/06/13 18:31
名前: 千羽鶴

黒兎様

ご感想ありがとうございます!

いやぁ、奇病は何かと設定を決める時が一番楽しくてですね。メモ程度にそれを頭の中で思い浮かべるのが大好きですw

勉強になるなんて…、そんな恐れ入りますっ…((;◎ ◎))

Re: 【文スト】〜愛スベキ愚カ者達ニ〜 ( No.11 )
日時: 2016/06/21 09:37
名前: 千羽鶴

太宰×中也 ((奇病パロじゃないです、すみません...w

俺は太宰が大嫌いだ。
俺のいう事は一つも聞きゃしねぇし、チビだの馬鹿だのとうるせぇし。
俺はお前の奴隷か?、と聞きたくなる程にアイツは俺をこき使う。

特に、そんなアイツの常の表情が一番気に食わない。

飄々とした表情に、俺がどんな罵声をかけても敵がどんなにアイツを殴り蹴飛ばしても変わらぬ不敵な笑み。
ちょっとしたことでは決して歪むことのないその顔は、まるで偽善をまんま塗った仮面のよう。
裏表のない...、否、裏はきっとある筈だが、未だ俺はアイツの感情の境界線を見たことがない。

聞けば、相手も俺の事は嫌いな様で。
それだけが俺にとって、唯一の救いだった。

相手が俺の事を嫌いならば、此方だって遠慮なく嫌うことが出来る。
清々するってもんだ。

だが、そんな相手がもし「心中しない?」などと突拍子も無い事を口にしてきたらどう反応すれば良いのだろうか。

「ねぇ、中也ぁ、しようよ心中。きっと楽しいよ」

「しつけぇな!何が悲しくて手前としなきゃいけねぇんだ!」

ものの起こりは十数分前。
きっかけは至って単純で、太宰が”ある心中法”を知ったからだ。
まだ、その”ある心中方”は知らないが。

その前に、アイツ、確か前に「美女と心中するのが私の夢」とか云っていた様な気がする。
否、云っていた筈だ。

何故自分が心中相手となっているのだろう。

「いいじゃない、独りで死ぬより二人で死んだ方が絶対良いよ」

「知るか、俺はまだ死ぬ気はねぇし。死にたいんなら勝手に死にやがれ」

大体、大嫌いな相手と心中をして何が良いのか。
俺と相手は犬猿の中、それ以上の存在で、対極。
俺を選ぶ理由が分からなかった。

隠す必要はないだろうと、俺はそんな疑問を相手にぶつける。

「大体何で俺がお前と死ななきゃいけねぇんだよ。お前、美女と死ぬのがいいんだろうが」

俺が呆れたように肩をすくめる素振をすると、相手は頭上に疑問符を浮かべながらこてんと首をかしげた。
まるで、「何でそんなこと聞くの?馬鹿じゃない?」というように。
勝手な史観ではあるが、そう思うとやはりアイツの表情は気に食わない。

相手はやれやれと手を振ると、俺に近寄り肩に手を置いた。

「な、何だよ...」

「そんなに聞きたい?」

やけに意味ありげに口にしてくる相手に、眉をひそめる。
肩に置かれていた手はいつの間にか頬に伸ばされていて、その一部分だけがほんのりと熱を帯び始める。

嗚呼...、何で俺がこんな目に...。

「知りたかったら、私と心中するっていいなよ。そうしたら、教えてあげよう」

別にそんなことなら教えてもらわなくたっていい。
俺が、口を開こうとしたその瞬間。

何か湿った柔らかいものが俺の唇に触れ、離れていく。
自分の身体に影を落とす相手と、呆然とされるがまま硬直する俺。
何をされたのかは、大体予想できた。

しかし、相手を突き飛ばすより先に、焦りに感化された冷や汗と、脳内で処理しきれなかった感情が火照りとなって身体に表れる。

「手、手前ェッ!!いきなり何しやがる!」

相手にぶつけてやりたい文句は腹の中にもんもんと渦巻いていたのだが、結局喉を通り口から吐き出されたのは、ちんけな怒鳴り声。相当動揺していているのだろうと、不覚にも自分で気付いてしまうくらいに俺は焦っていた。

そういえばという相手は、唇を指先でなぞりながら妖艶な笑みで此方を見つめていた。

「期待以上の反応をしてくれるね、まさかあの中也が手を出すより先に言葉を出すなんて。...そんなに吃驚したのかい?」

「期待以上...!?自分で何したか分かってんのか、放浪者!」

ギンと鋭い眼差しを相手に向けながら、身長さのある相手の胸ぐらを勢いよく掴み上げる。
相変わらず相手は表情を一切崩す事無く、俺をただ見つめていた。

気に食わない、本当に気に食わない...。

「分かってる。...キスを、したのだよ。いい加減にして欲しくてね」

「いい加減にして欲しいのはこっちだ!心中だのなんだのって、挙句の果てには...ッ!俺をどうしてぇんだ、手前は!」

その言葉を言い終わり、俺はハッとして気付く。
言い過ぎたとは思っていないが、流石に怒鳴りすぎただろうか。いつにもまして過剰な”イタズラ”をしかけてくる相手に久しく頭にきたのだが、たかが相手の悪ふざけ。大人げないだろう。

俺は相手の胸ぐらを離し、呆れからの舌打ちをする。

「どうしたいって、私はもう言ってるじゃあないか。君と、心中したいんだって」

突如、息苦しさから咳き込んでいた相手が、淡々とした口調で呟いた。

「そういうことじゃなくて、お前は...。...ッ!?」

不意をつかれた。
相手に腕を掴まれるとそのまま自分の背まで引かれ、ギチと固定されてしまう。
拘束を解こうと腕を引いたり乱暴に身体を動かしたり暴れるが、これ以上動くと腕が折れてしまいそうだ。

イラつきからの歯軋りをしながら相手の方向に顔を向け、睨みつける。

相手は、笑ってはいなかった。
いつになく無表情で、いつもより何を考えているか読めない。そんな感じで。
何処か、怯えに似た感情が胸を貫く。

「嗚呼、もういいよ。勝手にするから」

「腹上死」

Re: 【文スト】〜愛スベキ愚カ者達ニ〜 ( No.12 )
日時: 2016/06/21 18:14
名前: 千羽鶴

「は、あ…ッ…太宰ッ…止めろッ…!んあ…ぅ…!」

ギシギシと軋むベッドにいやらしく耳を通過していく卑猥な水音。相手は俺の胸に顔を埋めながら、器用に舌を使い胸の飾りを舐め上げていく。
背筋を走っていく快感という名の電流が、俺を襲っていた。

相手は満足そうに俺の喘ぎ声を聞くと、ふと顔を上げて上目遣いで此方を見つめてきた。

「いやぁ、流石中也だ。誰にも身体触らせて無かった分、感度いいねぇ…?」

「うる、さいッ…この手錠、外しやがれ…ッ!」

もし、この手が自由になっていたならばこんな奴など片手で突き離している。しかし今現在、俺の手はベッドと一緒に手錠で拘束されている為びくともしない。

「手錠さえなけりゃ、手前なんか…ッ」

そんな文句を口にするが、既に遅い。
そう口にする様に相手は再び俺の胸へ顔を埋めると、器用に舌を使いながら胸の飾りを弄び出す。

それだけで俺の身体はビクビクと震え、拗らせていた俺の自身が熱を帯び始める。

「ふぁッ…く…、止め、ろ…ぉ!」

「何さ、ふぁっくって。死ねっていいたいのかい?…そういう子には、お仕置きが必要だよねぇ…?」

勿論俺はそんなことを言ったつもりはない、相手もそのことには充分気付いているだろう。
だが相手はわざとそう口にし、開いたままの口で俺の飾りに噛み付いた。

感じたことのない快感が、俺の爪先と脳天へとほとばしる。
故に俺の身体は更に敏感になっていき、それを相手に表現するかの様に海老反りになった。

「んあ、ああッ…!くそッ、あッ…も、最悪だ…ッ」

制御することの出来ない身体の反応にこれでもかと云う程に襲いかかってくる快楽。喘いで身を捩らせる度に満足げに微笑む相手。

だらしなくも唾液を口端に滴らせながら、相手を睨み付けた。

「もういいッ…、十分だ…。俺の負けでいいから、止めやがれ…!」

それは本音だった。
相手にこんな姿を見せたくないし、相手にこんなことをされるのも気に喰わない。

それ以上に…、俺が相手に許されている様で、嫌だった。
まるで…、俺だけが…。

内心そう思っていると、突如胸への刺激が移動し俺の自身へと移った。
先程までとは比べ物にならない程の刺激を感じる。

「だざい…ッ、どこさわって…んだぁッ…!」

最早舌など意味が無いくらいに、呂律が回らない。

「何処って中也の自身に決まってるだろう?…いつの間にかこんな大きくさせて、先走りまで垂らしちゃって…この婬乱中也」

「な、ぁッ…!?んあ、あッ…駄目だ太宰ッ…それ以上…!」

「何、イけば?私はまだ触れてしかいないのだけどねぇ…」

触れているだけとはいえ、あれだけ弄ばれれば身体はすでの性感帯そのもので。

「ああッ…、だざ、いッ…んあ、あ…あああッ…!!?」

俺の意思とは無関係に、溜まりに溜まった白濁がびゅくびゅくと相手の手にへと吐き出された。

Re: 【文スト】〜愛スベキ愚カ者達ニ〜 ( No.13 )
日時: 2016/06/25 07:05
名前: 千羽鶴

溜まりに溜まっていた欲は見事に相手の手を白く汚していき、当の本人は優越そうにそれを眺めていた。

「ふふっ、…気持ち良かったかい?婬乱中也君」

自分の白濁に汚された手を此方に近付けてくる相手。

「やッ…、止めろ、近付けんなッ…!!」

俺は羞恥心に駈られ口元を歪ませながらブンブンと首を左右に振った。

たったの数十分。まさか、こんなことになるとはあの時の自分は思っておらず、相手のいつものお得意のおちょくりかと思っていた。
しかし、今回の相手には何処か支配欲が感じられてならない。
拷問とも恥辱とも、何処か違ったやり方と目付き。伊達にコイツと相棒を組んできた訳ではなく、相手の目は完全に何かを欲する目だ。

突然、相手が自分で下の衣類を脱ぎ出した。
俺が弄ばれている時から薄々とは気付いていたが、相手の下も随分とキツそうだった。今更ながら、自分にまだ観察をする程余裕があると思うと、場違いな自分に呆れてくる。

「太宰…、手前何脱いでんだよ…。何するつもりだ…」

俺は平静さを取り戻した様に装いながら、相手に問い掛ける。

「何って…、嗚呼、中也は子供だから分かんないか。身長的にも」

「うるッせェ!!」

「入れるのだよ、私のを」

「…!?」

お前のを、俺の中に?

「中也が私を煽るのがいけないのだよ?あんあん気持ち良さそうに喘ぐし、挙げ句の果てには乳首だけでイってしまうし。…婬乱過ぎて」

相手の恥じらいの一つもない言葉の羅列に、耐性がない自分はカァッと頬を赤らめた。

しかし、黙ってそれに従う自分ではない。

そんなこと、誰が許すか。

「いい加減にしろよ、太宰…。そんなこと、俺が許すとでも思ってんのか…?」

低く唸る様に云う。

そして返ってきた返答は。

「思ってないけど?」

平坦な地に川が流れる様な、さらりとした答え。
そんなこと当たり前という様に、相手は俺の有無を聞かずして腰を持ち上げる。

「だッ、太宰…!止めろ、それだけは…ッ」

「何女性っぽいことを言ってるの。嫌も何も君に拒否権はないし、このままだと中折れしてしまうよ」

「何をッ…!」

「言っただろ、私がしたいのはあくまでも腹上死。こんなの、まだ途中段階に過ぎないよ」

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