大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- その日、猫を拾いました。【チョロ一】小説版
- 日時: 2016/09/24 20:10
- 名前: たかすぎ
なりきりにもありますが、これはそれの小説版。
チョロ松は仕事探しに一人暮らし、
一松はボロボロになった捨て猫、という設定となっております。
初めてこちらに執筆いたしますが、何卒よろしくお願いします。
あと、たまに来る程度なので毎日は更新出来ません…。
コメントお待ちしております。
- Re: その日、猫を拾いました。【チョロ一】小説版 ( No.13 )
- 日時: 2016/09/28 20:37
- 名前: たかすぎ
夕飯を済ました後、一松は疲れ果てたのか
はたまたお腹がいっぱいで寝てしまっていた。
チョロ松も丁度眠くなり、布団を敷く。一松を姫抱きし、
布団を被せてチョロ松は横になった。「おやすみ…」そうチョロ松は眠っている一松にそう言い、目を閉じる。
一松は夢を見ていた。前に飼われていた飼い主のことを思い出す。
あの赤いパーカーに、見覚えがあった。
松野おそ松。一松の元飼い主だ。
- Re: その日、猫を拾いました。【チョロ一】小説版 ( No.14 )
- 日時: 2016/10/02 19:07
- 名前: たかすぎ
「ねぇ、松野くん。ちょっと話があるんだけどさー」
たまたま外に居たおそ松に話しかけのは、薄茶髪でボサボサの猫目の青年だった。黒いパーカーを羽織っている。その青年は、なにやら大きいダンボールを横に置いていた。
「話ってなんの?」
「あのさ……猫、君に預けて欲しいんだ。」
「猫?ふさふさしてる奴?」
「あー…ううん、そういうのじゃなくってさ。
人間でね、猫耳が生えてて…尻尾も生えてんの。もちろん話せるし、
これが可愛くてねー、手羽先とドクぺ好きなの。変わってるでしょ?
そうそう、名前は僕が付けた!一松っていうの。最初は懐かないと思うよ、
こいつ警戒心強いし…まぁ、訳ありでお前に預けることになったんだぁ。…もう飼えないって事になるけど。松野くんが飼ってくれるよね♪」
「お、おい待てよ!俺、金が……」
「じゃ、後は頼んだよ!」
青年はおそ松の話を聞かないまま、その場を立ち去った。
ただ呆然と、立ち尽くしていた。おそ松は知り合いに
「お金が無くて飼えない」だなんて言えるはずも無く、
ダンボールをゆっくり開けた。紫の大きめのパーカー、
青いジャージのズボン。そして側に紫のサンダル。
それを着た猫が丸まって眠っていたのだ。頭はボサボサの猫。
- Re: その日、猫を拾いました。【チョロ一】小説版 ( No.15 )
- 日時: 2016/10/03 06:39
- 名前: たかすぎ
おそ松は放っておく事は出来ず、一松を姫抱きし
家に帰った。玄関で靴を脱ぎ、居間へと入っていく。
まだ一松は起きない。無意識なのかふわふわと柔らかそうな尻尾が
可愛らしく揺れていた。…しかし、おそ松1人がやっとの事でお金を払い
食べているのに、猫を飼うとなると食べるものがなくなってしまうんじゃ
ないか?、とおそ松は心配になる。だからといって、
自分だけで御飯食べるのも…。すぐ捨てたりしたら可哀想だし…
そう思っていると、一松はモゾモゾと動き、目が覚めた。ゆっくり起き上がり、欠伸する。
「ふぁ…………誰…」
一松は見た事もない人物を見たが、寝ぼけているのか驚きもせず
眠たそうな目をおそ松に向けた。
「あ……あぁ、俺はおそ松。訳あって今日から飼い主になったの。
お金あんまないけど…まぁ、なんとかなるよな!」
「…………大丈夫なの」
にっと自慢げに笑うおそ松に対し、一松は心底に、本気で心配になった。この人が飼い主になって大丈夫か、と。
- Re: その日、猫を拾いました。【チョロ一】小説版 ( No.16 )
- 日時: 2016/10/29 06:49
- 名前: たかすぎ
あ、書くの忘れてたっ…!(((