大人二次小説(BLGL・二次15禁)

茶髪君と黒髪君。 (BL オリ 18禁 )
日時: 2018/02/18 23:32
名前: ぽぺぽぺ

ぽぺぽぺです!!

今回、オリジナルBL小説を書かせていただきます!!
おそらく長編になります!!!



更新は遅めです!!
が、なるべくまとまった量の文章を更新していくつもりです!!

2つのスレの同時更新となりますが、よろしくお願い致します!!!

※誤字脱字は見つけ次第早急に修整します!!
ちょくちょく間違えてると思います……
すみません(汗)


12/17 閲覧数100人突破!!
ありがとうございます!

1/31閲覧数200人突破!!
ありがとうございます!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

目次((スマホで閲覧されている方にはこちらをオススメします!

登場人物紹介
>>1

本編
>>2-5>>9-11>>14>>16-17>>20-25

Page:1 2 3 4 5 6 7



Re: 茶髪君と黒髪君。 (BL オリ 一部18禁) 投稿遅→文章多 ( No.18 )
日時: 2017/03/11 18:13
名前: みょん

閲覧させていただいております!

みょんです!!
ひとつ気になった事があったので、質問させていただきます!

店長さんの性別ってどちらなのですか??
物語の展開に差し支えがなければ教えてください!

Re: 茶髪君と黒髪君。 (BL オリ 一部18禁) 投稿遅→文章多 ( No.19 )
日時: 2017/03/15 22:57
名前: ぽぺぽぺ

みょん様!

閲覧&コメ&質問ありがとうございます!!

店長さんの性別ですね!
ずばり…………男性です!!

詳しいプロフィールは登場人物の所に追加しておきます!!

Re: 茶髪君と黒髪君。 (BL オリ 一部18禁) 投稿遅→文章多 ( No.20 )
日時: 2017/09/13 00:12
名前: ぽぺぽぺ

***

「○○………。
愛してる………。」



あぁ。またこの夢だ。




「○○………。
愛してるわ………。」



俺の名前を呼ばない母さん。




「○○………。」

その名前を呼びながら、涙を流す母さん。



母さん…ごめんね。
俺は………………………。







〜next day〜

放課後を知らせるチャイムが学校に響く。
それと同時に、俺は机に突っ伏した。

昨日、家に帰ってから申し訳程度に勉強をした。が、俺の頭脳がそんな簡単に知識を取り込んでくれるはずもなく…………。
それに寝不足も重なり…………。

「終わった……………。」

あぁ、今日の答案よ、返ってこないでくれ。

「さーえき!」

俺が机に突っ伏していると、明るい声の結城が近付いてきた。

「古文のテストどうだった?」

明るい笑顔で尋ねる結城。
なので、俺も笑顔で
「ぜんっぜん出来なかった。」

と、答えた。
すると、結城は
「じゃあ今日の勉強会は今日のテストの答え合わせからだな。」
と言った。笑顔のまま。
俺はこの笑顔を浮かべている結城が勉強の鬼なのだということを知っている。

「あぁ…うん。分かった…………っ?」

気の抜けた 返事をしながらふと 結城の方を見ると、ドアップの結城の顔が視界を占領した。

「っえ…?なに どした?」

驚いて尋ねると、結城は俺の顔をじっと見つめたまま「お前…最近寝てないだろ…」と言った。

「え………?いや、そんなこと…」

ある、な…。
寝てこそはいるものの、最近は夢にうなされて夜中に頻繁に飛び起きる。
その後、直ぐにぐっすり寝れる訳でもない。

「あるのか…。」
「うん、まぁ、最近はそんなに……」

隠してもしょうがないので、正直に答えた。

「…………………………。」
「…………………………。」

騒がしい教室に似つかわしくない沈黙が俺たちの間に流れる。

俺は、居た堪れなくなり「まぁ、男子高校生なんて悩み多き年頃だからな!大丈夫だよ!」と わざと明るい声で言った。

結城なら、こちらが明るい素振りを見せれば いつもの明るい笑顔で言葉を返してくれると思ったからだ。

しかし、結城の顔は解れなかった。
それどころか少し怒っているような、そんな表情にも見える。

「結城…?」
「俺は、さ。
友達が悩んでるなら、本気で力になりたい。
いつもチャラチャラしてて、信用なんて無いかもしれないけど、本当に 力になりたいと思ってる。」

真っ直ぐに目を見つめて結城は言った。

俺も、真っ直ぐに見つめ返していた。


その目を見て、俺は思わず口に出しそうになってしまった。


俺が夜に眠れない理由を。

Re: 茶髪君と黒髪君。 (BL オリ 一部18禁) 投稿遅→文章多 ( No.21 )
日時: 2017/09/13 00:17
名前: ぽぺぽぺ

〜after School〜



「問一から全滅………。
流石だね。」

「ありがとうございますぅ…」


今は 今日あった古文の小テストの答え合わせをしている。

が、問一の答え合わせが終わったこの時点で、この先の正答率は容易に予想することができた。

勉強を教えてもらっている立場で申し訳ないが、嫌いな古文に加え、寝不足も相まって俺は、全く勉強に集中が出来ないでいた。


「さーえき?ボーッとしてるけど…
体調悪い?」

「んーん…ごめん……。」

結城が心配そうに声を掛けてくれる。
あぁ、勉強を教えてもらっている立場なのに失礼だな……
しゃんとしなければ!


「ごめん。
問二の答え合わせを…」
「いや、」

結城が俺の言葉を遮る。

「佐伯、この後なんか用事ある?」

用事………?
バイトは今日入ってないな…。

「いや、特に…」
「よし。じゃあ勉強道具片付けろ!」
「…………え?」

「集中出来ない時にいくら勉強しても時間の無駄だろ?
そういう時は遊びに行くのが一番だ!」

結城はシャーペンを荒々しく机に叩きつけ芯をしまうと、出していた教科書やらなにやらを片付け始めた。

その姿をしばらく何も考えられずに見ていたら、結城に「佐伯!早く!」と急かされ、俺も勉強道具を鞄に仕舞い始める。

机がからっぽになると、俺たちは図書室の電気を消し廊下に出た。

「遊びに…って言ってもどこに行くんだ?
あ、駅のショッピングモールとか…?」

結城に問う。
すると結城は「んー…とりあえず腹減った!」と腹を押さえて言った。

「じゃー最初にどっかで腹ごしらえするか。」俺が提案すると、結城は二パッと顔を綻ばせる。

………子供っぽい。



俺たちは校門を出ると、いつも乗るバスが来るバス停の近くにある駅へ向かった。

俺たちの高校の最寄駅は、近所でも有数の規模を誇っており、電車通学の学生が学校帰りに寄っているのを見かける。

自分はバス通学なのて駅構内へ立ち入ることは少ないのだが………。

「佐伯!
クレープある!!」

それは結城も同じようだ。
そのはしゃいでいる姿は…遠足に来た小学生のよう。

「うっわー美味そ……」

結城は商品サンプルが並んでいるショーウィンドウに鼻がつくほど近づきながら呟き、「佐伯!クレープ食べよ!!」とこれまた小学生が浮かべるような無邪気な顔をして俺へ振り返った。

「そうだな。」

結城がこんなに嬉しそうにしているのに断る奴はきっと鬼くらいだ。

ショーウィンドウに顔を向けると、そこには多くの食品サンプルがある。

クレープなんて…食べるのいつぶりだろう…。

どれもすごく美味しそうだ。

でもここは無難に…

「佐伯ー?決まったー?」
結城が短い列の中から俺を呼ぶ。

「あぁ、決まったよ」
俺は言いながら、結城に近づく。
と、丁度よく列が進み 俺たちが注文をする番になった。

「佐伯からいーよ」

結城が言うので、俺は「チョコバナナクレープ下さい」と店員に言った。

人気No.1のチョコバナナ。
選んで失敗することは無いだろう。

俺が短い注文を終えると、次は結城が口を開いた。

「じゃあ俺は…ストロベリーバナナホイップwithバニラアイス&チョコソースで!」

…………今暗号が聞こえた気がした……。

「はい、チョコバナナとストロベリーバナナホイップwithバニラアイス&チョコソース入りまーす!」

店員さんが暗号を復唱する。

一瞬で覚えられるなんて…
あの人頭いいんだなぁ…

「佐伯ー?
ボーっとしてると佐伯の分までクレープ食べちゃうぞ?」

ふと我に返ると、いつの間にか結城はクレープの受け取り口にいた。

…て、待て
それは困る。

「今いく!」

俺は結城が俺の分のクレープも受け取ったところで全力で結城に向かって走った。

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