大人二次小説(BLGL・二次15禁)

茶髪君と黒髪君。 (BL オリ 18禁 )
日時: 2018/02/18 23:32
名前: ぽぺぽぺ

ぽぺぽぺです!!

今回、オリジナルBL小説を書かせていただきます!!
おそらく長編になります!!!



更新は遅めです!!
が、なるべくまとまった量の文章を更新していくつもりです!!

2つのスレの同時更新となりますが、よろしくお願い致します!!!

※誤字脱字は見つけ次第早急に修整します!!
ちょくちょく間違えてると思います……
すみません(汗)


12/17 閲覧数100人突破!!
ありがとうございます!

1/31閲覧数200人突破!!
ありがとうございます!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

目次((スマホで閲覧されている方にはこちらをオススメします!

登場人物紹介
>>1

本編
>>2-5>>9-11>>14>>16-17>>20-25

Page:1 2 3 4 5 6 7



Re: 茶髪君と黒髪君。 (BL・オリ・一部18禁) ( No.10 )
日時: 2017/09/10 00:55
名前: ぽペぽぺ

***

由良side
(以下、指定のない場合は全て由良sideです!)




俺が寝つく頃

母さんは部屋に入ってきて俺の頭を優しく撫でる。

毎日 毎日 俺の頭を撫でる。

母さんは
毎日 毎日頭を撫でながら優しい声で名前を呼ぶ。

「×××……………」

心の底から愛しそうに名前呼ぶ。



でも、



母さんが愛しそうに呼んでいる名前は








「愛してる…×××……………」




俺の名前ではなかった。






「ーーっ!!!」

ガバッ!!!!

目が覚めた。

息が苦しい。
頭がグラグラする。


しばらく、起き上がったまま 動けずにいた。



何分位経っただろうか。
平常心へ戻った俺は、ゆっくりと 真っ暗な部屋を見渡す。

そして、気づく。
自分の目から涙が流れていることに。

(俺は…まだ、囚われてる………?)
(忘れなくちゃいけないのに………)
(もう、忘れた気でいたのに……………)


俺の目から落ちた涙は、行方も分からず、ただただ暗闇へ落ちていった。


〜〜


(あれから…一睡も出来なかった…………)

いつもの騒がしい教室。
俺は、一人文庫本を開き、大人しく椅子に座っていた。

眠気とダルさの所為で、本の内容が全く頭に入ってこない。
おかげで本を開いてから10分程、俺は、同じページの文章をいったりきたりしている。

……………こんなに時間を無駄にしている男子高校生俺以外にはいない気がする。

「佐伯ーおっはよーー!」

肩を叩かれ、手に辛うじて引っかかっていただけの本が、パタンッと机上に閉じた。

「あ…ごめん。
栞…挟んでなかったよね…………」

謝ってくる結城。

「おはよう。
全然大丈夫。
…内容ほとんど頭に入ってきてなかったし……これを機に、もう一回読み直してみるよ。」

「そっか…良かった。」

朝から頂きました。
爽やかな笑顔。


「結城ーーーー」

クラスメイトが結城を手招く。


「あ…ごめん。
ちょっと行ってくる!
放課後、図書室ね!!!」

それに気づいた結城は、早口でそう言うと、「何ー?」と言いながらクラスメイトの方へ行った。



……もう一回、文庫本、最初から読み直すか。

俺は、机でじっとしている本を手に取り、表紙を開いた。

Re: 茶髪君と黒髪君。 (BL・オリ・一部18禁) ( No.11 )
日時: 2017/09/10 00:57
名前: ぽペぽぺ

〜after school〜

キーンコーンカーンコーン

校舎に、授業からの開放を知らせるチャイムが響き渡る。

俺は、大きな伸びをすると 朝から読み直し、やっと半分まで進んだ文庫本と、教科書と参考書を鞄へ入れ、席を立った。

〜〜

図書室へ行くと、いつも通り、そこには人の影は無かった。

俺は、昨日と同じ、奥の方の席を選び、座る。
結城はまだ来る気配がない。

俺は、鞄にしまった文庫本を取り出すと、栞の挟んである頁を開き、読み始めた。

〜〜

「佐伯ー……佐伯ーーー!」

ん……?誰かが俺を呼んで………?

「由良………」

ガバッ

勢い良く飛び起きる。

………ん?飛び起きる?

「俺……寝てた?」
「お、おう、そりゃあぐっすり……
俺が来たのにも気付かない位にな。」

ま、まじか…………勉強教えてもらってる立場でなんてことを……

「ごめん…」
「いや、いいよ。
確かにここ、日当たり良くてポカポカだしな…許してやる。」

ニカッと笑う結城。
あぁ…眩しい………

「さーて!勉強しよっか!
手始めに…………………………
今日、返された英語の単語テスト…見せて?」


………俺が何も言わずその小さな紙を見せた瞬間、結城の顔から笑顔が消え去ったのは 言うまでもない。

〜〜〜〜

Re: 茶髪君と黒髪君。 (BL・オリ・一部18禁) ( No.12 )
日時: 2017/01/02 01:43
名前: みょん

夜分遅くに失礼します!

読ませていただきました!
なんと言いましょうか……
私はぽぺぽぺさんの文章(小説)が好きなんですね(笑)
楽しく拝見させていただいています!

更新頑張ってください!!!

Re: 茶髪君と黒髪君。 (BL・オリ・一部18禁) ( No.13 )
日時: 2017/01/06 14:56
名前: ぽペぽぺ

みょん様!

コメント&閲覧ありがとうございます!!

ベタ褒めしていただいて…誠に恐縮でございます…
文ストのスレにも来ていただいて…
感謝です!ほんっとうに感謝です!(語彙力が…)

最近こちらの方、投稿していませんね….
すみません!
近いうちに更新させていただきます!!!

もうしばしお待ち下さいまし!

Page:1 2 3 4 5 6 7



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。