大人二次小説(BLGL・二次15禁)

月音の短編・リク箱【リク受付中】
日時: 2017/03/18 16:01
名前: 月音

こんにちは、月音です。
今回は二次・三次・オリジナル問わずちょっとした短編を投稿していきます。
また、あればですがリクエストにもお答えしていきたいと思っています。
cp名、シチュエーション、どこからどこまでやっていいかを明記して頂き、
ここにコメント頂ければ善処します。
遅れても気長に待って下さる方のみ、お願いします。

今のところ、
悪ノ娘オリジナル
忘却の覇王ロランからニケロラ
夢王国と眠れる100人の王子様
Fate-zero綺礼ギル
声優 宮野×梶
オリジナルで戦時中悲恋
オリキャラ学生
オリキャラファンタジー系
オリキャラ双子+親友

というラインナップです。
では、どうぞ。

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Re: CP色々、一話完結でぐだぐだ書く。 ( No.2 )
日時: 2017/01/14 22:08
名前: 月音

忘却の覇王ロランより、ニケロラ

ロラン様、少しお話があるんですが。
ん?どうしたニケ。
我が全能なる君よ、ユキの性別をわかっていらっしゃるでしょうか。
ああ。男なんだよな?そうは見えないが。
そうです。では、僕の性別もおわかりでしょう。
勿論。男だろ?
はい。……意図が察せましたか?
いいや。全然。
そうですか……残念です。僕の口から言うのは少し恥ずかしかったのですが。
おいニケ、どういうことなんだよ。早く話してくれ。
はい。僕もユキも男同士です。なのに、ユキだけがご寵愛をいただいているのはどうしてでしょう?
は?いや、ニケ、お前レナに触発でもされたのか?寵愛て……そんなことしてねえよ。
僕だって、その……ロラン様に優しくしてもらいたいですし……
っ!こいつ男なのに一瞬女に見えた……
……何か?
いや、なんでもない。あー、つまり、お前も俺がシオンやレナやエトワールやユキにしてるみたいなことをして欲しいんだな?
……はい……!
んー。かと言ってもなぁ。男相手だと何していいか……
ロラン様……
うわっ!?何で膝の上に乗るんだ?
シオン様もしているでしょう。
いや何か違えぞ。シオンは跨がる感じじゃない。しかも顔近え!
お嫌ですか……?
!んっ……!
我が君の唇を……僕は幸福者ですね。
に、ニケ、何をっ!
……っ申し訳ございません!つい……欲望に抗えず。姉さんにも怒られてしまいます。ご安心ください。もう二度と、こんなことは致しませんから……
いや、そうじゃない。悪かったな。俺はお前の気持ちを察せていなかった。これからはキスより前のことならしてもいいぞ。言ってくれるならな。
ありがとうございます……!感服しました。さらにあなたを好きになりましたよ。これからも、よろしくお願いいたします。
END

Re: CP色々、一話完結でぐだぐだ書く。 ( No.3 )
日時: 2017/01/15 17:17
名前: 月音

夢王国と眠れる100人の王子様
ワンダーメア組でクリスマス後日談

昨日は楽しかったにゃあ。全部アリスのおかげだにゃ。
いやいや、マッドハッターさんがパーティー会場貸してくれたんだぜ!?マッドハッターさんのおかげでもあるだろ!
ハーツ。そんなに言わなくても結構ですよ。
それに、企画と実行はクロノも関わっていたはずだが?
もう、皆細かいにゃあ。マーチアはさっきから静かだけど、どうしたの?
いや……可愛かったなーって、思い出して。
確かに(全員)。
でも、ぼくはもっとずーっと可愛いアリスの姿、いっぱい見てるもんね〜。
聞き捨てならないなチェシャ猫!あの子がお前だけのものだと思うなよ!
じゃあ、誰が選ばれるか賭けでもする?
いや、止めておけマーチア。謎は謎だから面白いのだ。
彼の言う通りですよ。いずれ解ける謎だとしても、賭けるものではありません。
そうですよね!マッドハッターさんはやっぱすげえよ!
ハーツ……(マーチアとチェシャ猫)
おや、もう紅茶がなくなってしまいました。今日のお茶会はお開きですね。
残念だな……今日は珍しい顔ぶれだから、楽しかったのに。
もう後生会えぬというわけでもないだろう。また来てやっても構わない。
やっぱり人数は多い方が楽しいよね!
なら、イタズラがたっくさん出来るってことだにゃ♪
八人でのお茶会も、楽しいかも知れません。
やった!今度はいつかな?
楽しみだにゃあ!
気が向いたらな。
何か、こんなに楽しいの久しぶりだぜ!
もしかしたらこれも、変革……なのかも知れませんね。

END

Re: CP色々、一話完結でぐだぐだ書く。 ( No.4 )
日時: 2017/01/15 21:13
名前: 月音

Fate-zero 言峰綺礼×ギルガメッシュ

「ん?何だこれは」
隣を歩く目立つ男は、その手を空へと伸ばした。ふわり、ふわりと舞い落ちるモノに興味を惹かれたようだ。
「雪、という。お前のいた所ではなかったのか?」
「雪か……なかったな。綺麗ではないか」
「……ああ、確かにな」
一瞬間が空いてしまったのは、不意を突かれたから。俺の名─言峰綺礼─を呼んだのかと思ってしまった。それにしても、マスターである遠坂時臣を放っておき、俺に着いて来るこの男。英雄王ギルガメッシュが素直な反応をするなんて珍しい。
「無礼者。雑種である貴様等より俺の方が純粋に決まっている」
そう返す表情すらも、何処と無く楽しそうだ。
「何か良いことでもあったのか?」
「良いことが無いと愉しくてはいけないのか」
「意味が解らないな」
「ふん、時臣ではなく貴様とこの現世を見歩く方が楽しかろうが。それに一人だと雑種が煩くてな」
合点がいった。あの男なら他愛ない話などしないだろうし、ギルガメッシュ程の男が独り身なら軟派もされやすいのだろう。
「しかし、雪。気に入ったぞ。宝物に加えたいが、無理か、綺礼?」
「溶けてしまうだろうな」
「儚い物は美しいが、時期が限られるのが些か困る。どうにか出来んものか……」
顎に形のいい指をあて、考え込んでいる。そんなに必死にならずともよいだろうに。まあ邪険に扱うことも出来ないので、自分も考えていると、名案が浮かんだ。
「作り物でいいなら、あるが」
「作り物?これを模したということか?」
「ああ。嫌か?」
「いや、構わん。案内しろ」
そんな高飛車な態度に押されながらうろ覚えの町を歩き始めたのだった。

「着いたぞ」
そこは町の商店街の一角にある雑貨店。時期的にも目当ての物が売っているだろうと思い、やって来た。
後ろを歩く男は、興味深そうに辺りを見回している。時代が全く違うので、目新しいのだろうか。
「綺礼。早くしろ。何処に在るというのだ、雪は」
「待て、今探している。……あった。これだ」
やっと見つけた物を手渡す。それはスノードームであった。球体の中には家の模型があり、屋根に雪が降り積もっている。不思議そうに眺めていたので、一度返してもらい、くるりとひっくり返した。
「………おお!」
粉雪が舞う。外と殆ど同じ景色になった。英雄王は今までにない程瞳を歓喜に輝かせた。
「何だ?魔術でもかかっているのか?これなら雪とやらを記憶に留めておくことが出来るな!」
記憶に留める。永久に近いような時間を生きるサーヴァントにとっては、忘却は常なのだろうか。それとも、聖杯戦争が起こるまでは眠っているようなものなのか。実際に聞いてみる気も起きないが。
「そんなに雪が良かったのか?他の物に対しては大して興味もなかったくせに」
「……貴様に教える義理はない」
一気に不機嫌になり、拒まれた。別に、大して聞きたかった訳でもないので追求はしない。
「……お前と」
「?」
「お前との時間を、忘れたくなかったからだ」
先程の問いに対しての答え。そうだろう。盲点というか、驚き過ぎて一瞬時間が止まったかと思った。
「……忘れろっ!!」
英雄王は、霊体化して消えた。逃げたのだ。周りの客がぎょっとした目でこちらを見ているが、関係ない。スノードームを二つ、レジで包んでもらい、外へ出る。人通りの少ない裏路地に入りあの名前を呼ぶ。
「ギルガメッシュ」
「………」
険のある目付きのまま現れる。全く機嫌が直っていないようだ。
「これを」
「要らぬ」
「受けとれ」
重ねて言うと不承不承ながら受け取った。俺は懐から二つ目を取り出した。
「これは同じ物だ」
「だから何だ?」
「俺もお前を忘れない」
きっぱりと告げると、軽く嘲笑われる。
「貴様ごとき雑種は直ぐ忘れる。どうせ死ぬのだしな」
「それは違う。俺は忘れない」
真顔に戻り、睨まれる。
「その言葉を俺に言った人間が以前いた。全員死んだが。お前もその仲間入りか」
「どうせサーヴァントとマスターを全員殺さなければ聖杯は手に入らないのだろう?お前もいつか死ななければなるまい」
その時、忘れないように。
そう囁くと、目を見開き赤面した。すると突然その姿がかき消えた。
「………逃げられたか」
呟くが、心には満足感があった。雪はまだ深々と降り積もっていた。

END

Re: CP色々、一話完結でぐだぐだ書く。 ( No.5 )
日時: 2017/01/15 21:42
名前: 月音

宮野真守×梶裕貴

「梶くん、俺のヤツ見てくれたー?」
明るく朗らかに言うのは宮野。ヤツ、とはNHKでやっていたテレビ番組のことである。
「……見ました」
心なしか暗く答えたのが梶。つい先程見終わったばかりなのだが、その内容は見ていて面白いものではなかった。
「どうしたの?暗いな。気に障ることでも言っちゃった?」
「別に。宮野さんは悪くないですよ」
「なんだよ、その言い方。演技ってわけじゃないんだろ?」
むっとした表情で言う。梶がぶっきらぼうに答えるからだろう。
流石に悪いと思ったのか、渋々といった様子で口を開いた。
「だって宮野さん、腹チラとか耳ツブとかやりまくってたじゃん」
「そりゃあ仕事だから。梶くんだって乙ゲーでやったよね?」
「……だから言いたくなかったんだよっ」
益々不機嫌になり、自分の部屋に入り戸を閉めてしまった。わけのわからない宮野は、梶を追うでもなく台本を合わせていた。
するといつの間にか隣に梶が来ている。胡座の宮野の隣に三角座りでだ。膝に顔を埋め、何をするでもなくいる。
「何なんだよ」
「……わかってよ」
「何のこと?」
「テレビの感想」
ぽつりぽつりと会話を交わす。少しは機嫌も直ったようだ。問われたことに対し、台本を捲る手を止め、ゆっくりと考える。
「腹チラとか耳ツブが駄目なんだっけ」
「そうです。僕の気持ちにでもなってみたらどうですか?」
「…………嫉妬?」
「シットっ!!」
梶が呻いたのを演技だと思った宮野は笑う。
「いいじゃんその切り返し」
「ありがとうございます。じゃなくて、理由合ってるよ!嫉妬だよ!」
「え?マジか!」
予想外の返答に戸惑う。あれくらい、許してくれても構わないじゃないか、と思う。
「だって、僕にはあんまりセリフ言ってくれないのに、あんな時だけサービスしてさ?NHKもNHKだよ、あんなに腹チラばっかり集めて。僕だけの特権だったのに……」
心底悔しそうに呟く姿は、見ていてすごく可愛らしかった。三角座りを後ろから抱き締める。彼の体はすっぽりと覆われてしまった。
「ごめん。許して」
「そうしたら、許すと思ってるでしょ」
「本当に悪いと思ってる。最近ご無沙汰だったし」
「……………今日は?」
少し期待の籠った声で聞かれると、意地悪をしたくなる。が、流石に拗ねられたばかりなので止めておく。
「もちろんOKだ。ほらほら、Touch me」
そうおどけてみせる。ようやく笑ってくれた。
「そうだ、今日は梶くんの部屋でやらない?」
梶にとってこの提案は認めがたいものだったのか、勢いよく首を左右に振った。汚ないらしい。でも宮野だって、恋人がどんな部屋で過ごしているのか気になる。梶の涙ながらの制止を振り切り、扉を開いた。
「あれ?キレイじゃんか」
「嫌止めてお願い早く出て!電気つけないでってばぁ!」
「っ!?」
パチリ、と部屋の明かりをつけた途端、宮野は言葉を失った。そこには、たくさんのDVDやゲームなどがあった。部屋の一角はほとんど埋め尽くされている。しかも、記憶が正しければ、それらは宮野が出ている作品ばかり。さらに乙ゲーである。
「嫌だって言ったのに……恥ずかしい……」
半泣き。
「もしかして、これ聞いて一人でやってた?」
こくりと頷いた。
「ごめんな。構ってやれなくて。代わりに今日は何でもするよ」
「本当?」
自信満々に肯定すると、安心したのか抱きついてきた。優しく受け止める。
「僕だけ見てて……他の人にこういうことしないで……お願い、怖いんだ……」
「大丈夫大丈夫。梶くんの代わりなんていない。俺は君を心から愛してる」
一旦梶に離れてもらい、ベッドへ移動する。服を脱がせ、脱ぎ、裸のまま抱き合う。互いの温もりが直に伝わってきた。
「慣らして欲しい?」
「うん……」
「でも俺もう待てねーから、軽くな」
まずは指を二本突っ込む。いつもは一本なのだが、なにしろもうたっている。これ以上待つのは厳しかった。小さく漏れてくる声にさらにそそられるが、理性で押し止めた。
「悪い、もう待てないっ……!」
「いいよ……宮野さん」
「い、入れるぞ」
「うん……」
なかに入る。慣らしが雑だからか、かなりキツい。逆にそれが感じやすくなる理由になった。梶は羞恥心からか声を潜め、シーツを掴んでこらえている。でも、時々出る声は煽るように聞こえた。
「はあ……んっ……あぁ!」
「我慢しなくていい……もっと深く感じて」
食いしばった口を開かせ、舌を絡ませる。梶の手は宮野を求めて彷徨い、宮野はそれに応えるように指を絡ませた。その手にぐっと力が入る。
「あっ、そこは、だめぇ……っ、僕、そこ弱い……!」
「知ってる。だからだ。いい声だね……意地悪、したくなっちゃう」
にやりと笑い、狙いを定めて動かす。その度に梶の背筋がのけぞり、喘ぐ。体全体で感じているような感覚があった。
「無理、もうがまんできない……!」
「いいよいって。俺のなかに入ってきて!」
「っあ───!」
こうして果て、疲れはてたのだが、まだ夜明けには程遠い。そのまま二回、三回と繰り返し、気を失い眠ってしまうまで交わった。二人は久々に満足感を感じたのだった。

END

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