大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【雑多.3L】君色汚染。《》
日時: 2020/06/06 22:22
名前: 憑 ◆R1q13vozjY
参照: http://www.otona-kakiko.com/profiles/index.cgi?mode=view&no=10391

 書き直しました。
 改めまして、こんにちは。憑です。

 新規以外に登載しているものは昔の物で、過去にこのサイトや別サイトで載せたことがあるものです。
 あとこのタイトル昔のスレから引用してきたんですけど、くそくそくそ良くないっすか????((

※ジャンル雑多
※更新はまちまち
※短編完結後、一時的にスレロックを解除します


――

《 目次から読むことを推奨 》


《目次》※○がNL ●がBL ◎がGL ☆R含む ★G含む

【新規】

【打ちきり供え物】(いつか続きを書くかも?)
◎【発情期なんです】もみしず/東方/>>15-16 ☆
●【結婚したいくらい好き】おそトド/おそ松さん/>>17-18 ☆
◎【忘れるための方法】レイアリ/東方/>>19
●【Q.E.D.】モブ×乱歩/文スト/>>13-14,>>21 ☆

【昔のやつ】
●【カラ松が無痛症になった話】おそカラ/おそ松さん/>>1
◎【何度目の遺書】レイマリ/東方/>>2-3
●【路地裏で】モブ×一松/おそ松さん/>>4-7 ☆
●【二人だけの戯れ】カノシン/カゲプロ/>>8-10 ☆
●【すれ違い】おそトド/おそ松さん/>>11-12 ☆
◎【恋の結果】レイマリレイ/東方/>>20

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Re: 詰めた【雑多/不定期】 ( No.12 )
日時: 2019/07/15 21:20
名前: 憑 ◆R1q13vozjY

     *****〜翌日の翌日←


あの日からずっとトド松の事が頭から離れない。
いや、あの日に限ったことじゃないんだけど.....何て言うか、違和感があるって感じ。
ムカムカとした気持ちと、モヤモヤした気持ちが交差して、頭は爆発しそうなぐらいだった。

「....兄貴?」
「........わっ!?..って、カラ松かよ」

そんな俺を心配してか、今度はカラ松が声を掛けてきた。
キリッとした凛々しい..?眉毛は不安とでも言うかのように下がっていた。

「十四松から聞いたぞ」
「.....へ、な、何を?」
「トド松の事が好きなんだってな?」

あんにゃろう、本人にもばらしてねぇだろうな...。
というかカラ松に話して何になるのか...。
痛々しい言葉でオトす方法ぐらいしか恋愛スキル持ち合わせてないだろう。

「率直に思いを伝えたらどうだ?」
「....SEX?」
「兄貴........言葉で..」
「..それができたら苦労してないよ..」

俺は到頭、頭を抱えてしまった。


     *****〜夜


「........トド松の馬鹿ぁぁあぁぁぁ!!」

俺は叫んだ。
もう長い事、思いを寄せているのに全く気づかない。
鈍感過ぎるんだ、何もかも。
その鈍感さは可愛いけど、一周回って憎々しい。

隣に居たトド松がビク付く。
腫れ物を扱うかのような表情で震えていた。
....そうだった、忘れていた。今夜は俺とトド松以外、家に居ないのだ。

「ど..どうしたの」
「..........」

涙で大きくなった瞳をジロリと見て、無言で立ち去る。
後ろでトド松の制止する声が聞こえた。
ごめん、トド松。


     *****


あの場から離れて数分後。
寂しくなり、やっぱり戻ろうとあの場に戻った。

「..........ぇ」

トド松が泣いていた。
何でかよく分からないけど...、何で泣いているんだろう。
今すぐにでも寄り添ってあげた方が良いのかな。
ごめんって謝って慰めた方が良いのかな。

「..兄さんに....きらっ、われ...たっ..」

........え?は?
兄さんに嫌われた?
でも、確かにトド松はそう言った。ボロボロと涙を流しながら。
...何だか、馬鹿らしい。
だって、散々俺のピュアな恋愛感情を弄んでおいて、挙げ句には“嫌われた”だぜ?
どうなのよ、その辺り。

_____分からせてあげないとねぇ、トド松ぅ?
瞬間、俺の中で何かが吹っ切れた音が響いた。

「トードーちゃん?」
「......は..ぇ、何でぇっ...!?」

ゆっくりと後ろから近付いて、優しく抱き締めてあげる。
間も置かずに耳元で囁くと、トド松はピクリと身体を揺らして俺の方へ振り向いた。
振り返ったその隙を狙って、トド松の唇に自身の唇を押し当てる。
“んむっ!?”と吃驚したような、詰まった声が聞こえ、より一層俺を奮わせた。
....温かくて、柔らかい。
桜色の綺麗な唇だから、柔らかいのは当たり前なんだろうけど.....、それでも唇の柔らかさは
感動そのものだった。

「んあっ...兄さん..?!」
「トド松ぅ........駄目だろ..?」

俺を突き離すような勢いで伸びてきた両腕。
その勢いに吃驚し、思わず顔を離してしまった。
勢いだけが良くて力は抜けていたみたいで、力で無理矢理押し通す。
にしても、トド松はあべこべだ。“嫌われた”とか言ってたのに、接すると拒む。
これはお仕置きが必要だなぁ.....。

「......やっ、ちょっ、おそまぁっ!?」
「ほら、啼けよ」

肩を掴んで無理矢理押し倒すと、興奮の眼差しと紅潮した頬が目に入る。
そして間も入れずに、ピンク色のパーカーと白く透き通る肌の間に手を滑りこませてみると、
トド松の身体は面白いくらいに跳ねた。多分、俺の手が冷たいからだろう。
弄れる何かがないかと適当に手を動かしていると、僅かながらに主張する二つの突起物を見つけた。
___乳首だ。やだ興奮しちゃう...。

手始めにクリクリと捏ねるように回すと、それに合わせて身体が小刻みに震え始めた。
おまけに、クリクリとした大きな瞳は涙ぐんでいて、興奮させるには強すぎる。
何だか可愛らしくて、左は捏ねる、右は摘まむなどと、左右各々違う動きに変えてみた。

「.....ひゃ、いた、ふぁぁああ..」

指の動きに合わせてトド松は身体を捩らせ、女みたいな可愛らしい声を上げた。
同時に行為前から潤んでいた瞳はより一層潤み、今でも泣き出しそうなくらいだ。

「....ひっ..に、兄さん...?」
「もっと気持ち良くさせてやる。トド松は痛いかもしれないけど、気持ち良くなるから..」

ピタッと指の動きを止めると、トド松は怯える様な声を漏らし少しずつ俺から離れていこうと__
そんなのは絶対に許さないし駄目だ。
直ぐ様トド松に体重を掛けて拘束し、少し緩くなっていたズボンを下ろす。
俺もズボンを下ろし、ガチガチに固くなったイチモツを見せつける。
“んっ....”と寒さに耐える声が聞こえ、思わず口元を歪めてしまった。

「トド松....挿れるよ..?」

トド松の白くスベスベとした足。
舌を這わせたり、指を滑らせたりと堪能してみたかったが、今回“は”止めておく。

トド松の両足を持ち上げ、広げさせる。
慣らされてもない可愛らしいお尻の穴が露になり、今にでも飛び付きたくなるぐらいだ。
ヒクヒクと更なる刺激を求めるかのように開閉を繰り返すその穴に目掛けて__挿れた。

「い、ひぃぃぃぃいい!?いだ、いだい!!」

まだ先っぽしか入っていないのに、涙を流して舌を突き出す。
俺は構わず、どんどん挿れていった。
俺のモノがどんどん入っていくにつれ、トド松の泣き声は酷いものに変わっていった。
その様を俺は酷く冷めた気持ちで見つめていた。

「やっ、ひっ..抜い、抜いてぇ....っ!!」
「....気持ち良い..よな....?」

泣き叫ぶトド松に、にっこりと優しい笑みを浮かべた。
俺の腰はゆっくりと前後に動き、それでいて激しく突いた。それに合わせて、トド松の大きくなったソレもぶるんぶるんと元気良く動く。

ゴリッと前立腺を何度も何度も突いては、その度にトド松は喘ぎ声を上げた。
苦痛に耐える唸り声と、快感に踊らされる喘ぎ声が交差して、俺は恍惚そうな表情をニヤリとして浮かべた。

「んっひぃぃぃぃぃいい!?やだぁぁああああああ!!」

嗚咽のように響く啜り泣きの音を壊すように突如出てきたのは、絶頂へと導く叫び声だ。
泣き叫びながら、トド松は白濁をドピュッと発てて出す。
白濁は粘り、飛んだ距離も長く、俺の胸元へと白い花を咲かせた。

トド松の口からは多量の涎、目からは光が消えかけ、涙が溢れていた。
動く気力も無いらしく、その場にへなりと体を置いた。
そんなトド松に対し、俺は容赦なく突き、ニヤニヤとして囁く。

「......トド松、俺まだイってねぇよ?」

ニヤリと口角を上げて口を歪ませ、舌で自分の唇を舐める。
トド松は怯えたように目から涙を流して、俺から逃げようと試みている。
そんなことしたって、変わらないのに。

「んひぃ!?」

激しく腰を入れて、トド松の中を勢いよく突く。
ギュッと締まって、先ほどとは比べ物にならないくらい、俺のモノに吸い付いていた。
軈て、トド松の声は悲痛の喘ぎから快楽の喘ぎに変わっていき、淫らで卑猥な雰囲気を醸し出していた。
俺はより一層興奮して、更に激しく突く。奥深くまで、力いっぱい突く。

「はひっ、や、はげひっ、またイっちゃうぅぅ!!」

再びトド松は果てて、辺りの床に散乱させた。同時に訪れる、俺のモノの限界。
トド松の身体の痙攣が止まらない中、俺は中出し..、つまりはイってしまった。



ーーーーーーーーー後日談ーーーーーーーーー
※会話文

「ちょっと!!おそ松兄さん!腰痛いんだけど..」
「は..?トド松、腰痛いって..何、おそ松兄さんとヤったの?」
「そうだよ、チョロ松兄さん....」
「トッティまさかの処女卒業!?」
「おそ松兄さん....好きだと言えど、ヤるのは危険じゃない?」
「....チョロ松兄さんの言う通りだよ」
「一松兄さんと一緒で俺も駄目だと思うー!!」


こうして、おそ松は兄弟から変態扱いされましたとさ。



End.

Q.E.D ( No.13 )
日時: 2019/07/16 17:53
名前: 憑 ◆R1q13vozjY

【モブ×乱歩(文スト)】


 それはある日の好い天気の事。しゃんしゃんと照り揚げる威張りっ子な太陽を睨み乍に、歩道を歩く青年が一人。ハンチング帽子にケープの様なマントの様な羽織物。その見た目はまるで探偵。そのコスプレっぷりからしてアマチュアかと思わせるが、彼はプロをも凌ぐ推理力を持ち合わせていた、正にプロ探偵なのである。彼の名は江戸川 乱歩。この地、ヨコハマにて有名であろう探偵である。警察の方では仕事かっさらいの探偵として特に知られており、捜査や事件の解明をプロとする警察でさえもこの青年には頭が上がらない程である位だ。

――
 そして、今日。「只今」という乱歩さんの声は途絶えた。此れには自殺未遂を繰り返す私でも吃驚し過ぎて心中どうのこうのでは無い。私にとっては、「あの乱歩さんが」レベルなのだ。無論、私だけでなく探偵社内が大騒ぎになった。現状として飛び交う声には、「乱歩さんが誘拐とか可笑しいし有り得ない」「乱歩さん帰ってきて」等と乱歩さんに対する声しか上がらない程だ。そりゃあ、乱歩さんが居ないとこの探偵社は成り立たないといっても過言では無いのだし、私としても早く戻って来てもらいたい所。

「……だからって、太宰と捜さなければいけないのは可笑しい」
「知らないよ、そんなこと。私は戦闘が苦手なのだから、それを考慮しているのだろう」
「それはそうだが……。はぁ、こんな奴と居たら寿命が縮む。早く見付けて帰るぞ」
「はいはい」

 今、私と共に行動しているのは国木田 独歩という男。眼鏡と手帳と険しい歪み気味の顔が特徴だろうと思う。特に眉間。いつも皺が入ってるよね、本当、怒りっぽいと直ぐ老けるのに。国木田君はどうやら私との行動は好まない様で、頭を抱えるように額を押さえ乍手帳を厳しいしかめ面で眺めていた。

Q.E.D. ( No.14 )
日時: 2019/07/27 10:11
名前: 憑 ◆R1q13vozjY

 特徴的な茶色いハンチング帽に、茶色いマント。身に包んだ服はフォーマルなもので、皆が創造する探偵の様な風貌をしているこの青年、江戸川 乱歩は見覚えのない“男”に誘拐された上に監禁されていた。乱歩は目が覚めた時にはコンクリート固めの暗い部屋に、大柄な男と閉じ込められていた。それだけであれば乱歩も鋭い推理力を持ってしてこの部屋から出ることが出来るに違い無いだろうが、畳み掛けるようにして乱歩は背凭れ椅子に座らされたまま固く拘束されていたのだ。先ず、両手首は背中側で束ねられ離れない様に固定され、両足首は気をつけをする様に足並み揃えられたまま束ねられていた。それだけの拘束では簡単に逃れられると、首もとには鉄製の首輪が填められ壁に繋がっている鎖が付いていた。そして、同室している男はニタニタと奇妙な笑みを保った儘乱歩の近くで佇んでいた。暗くて良く見え無いのだが、男は警察の制服に身を包んで居る様だった。
 乱歩は少なくとも男性で同性愛者(ゲイ)では無く、況してや異常性癖を持っている訳でも無い。それに、警察に何か恨みを買う様な事をした覚えも無いのだ。差詰、僕を甚振ったり拷問したり、若しくは誘拐することで探偵社の崩壊を図った......って所か。全く、タチが悪い。ハンチング帽の陰で目を伏せながら乱歩はジッと考える。乱歩にとってはこの状況が不思議で堪らないのだが、一見すると状況を呑み込んだ様な素振りで或る。

「......乱歩君だったかな」

 男が不意に話し始め、跫音を立てたかと思えばパッと部屋が明るくなった。男は矢張り警察官の容貌で有り、身長も馬鹿に大きくガタイも大変善かった。男は風貌に似合わずニタニタと笑いながら、脅しなのか刃物を片手に乱歩の傍に立っていた。被害者を震え上がらせるには十分な程であるが、乱歩にはそうでは無いらしく乱歩はニタリと負けず劣らずな意地悪い笑みを浮かべる。

「目的は何? 漸く、自分達が役立たずな事に気付いて焦ってるのか? 僕を誘拐したって何にも為らない。それは其の、空っぽな頭でも判るでしょう?」

 乱歩は獲物を前にしたハンター如くペロリと舌嘗めずりをし、開眼されていなかった眼をカッと見開き饒舌になり始めた。乱歩にとっては御得意の皮肉と批判、泡良くば解放してもらおうというチャンスだったのだろう。
 翡翠色の瞳を覗かせ、キュッと目を細め乍前屈みになって男を見上げた。ジャラ、と音をたてる鎖には気にもも留めず、其の儘首を少し傾げてみせた。その表情は宛(さなが)ら獲物をひっ捕まえる猫の眼の様であった。其れでも、この乱歩に置かれている状況というものは乱歩の言葉、態度共に台無しにするものだった。身動き等簡単に取れない拘束の為に相手を制圧する事さえ出来ない。正に相手の掌で踊るダンスなので或る。

「目的ィ? そんなもの、乱歩君を犯す為だよ。でもなぁ乱歩君よぅ。一丁前な事言ってくれるが、今の君じゃ何とも無いんだよねぇ。おじさんは」

 男は相変わらずニタニタとした、気味の悪い笑みを浮かべたままそう云う。刃物の先を椅子の欄干(らんかん)に勢い良く突き刺し、男の手首を支えるように男は欄干に手を置き乱歩に顔をグッと近付ける。男はハンチング帽を乱暴に払い落とせば、乱歩の前髪を掴み半ば無理矢理に顔を上げさせてジロリと乱歩を見詰めた。男のヌラヌラと濡れ、光った唇が妙に生々しく気持ち悪い。

「犯す、だと?」

 対して乱歩は髪を引っ張られる痛みに堪え乍、眉を顰(ひそ)めれば怪訝そうに一つの単語を繰り返した。男は乱歩のその反応を見て楽しげにクツクツと喉を鳴らせば、より一層眼を細めて嫌味たらしく云った。

「そう。犯す。頭の良い乱歩君――否、君は成人してるんだから......判るよね?」

Re: 詰めた【雑多/不定期】《モブ×乱歩》 ※掘り物更新 ( No.15 )
日時: 2019/07/17 18:46
名前: 憑 ◆R1q13vozjY
参照: まだあったので......供え物(?)

突然ですが、押し倒されました。
視界がぐらんぐらんと地震のように揺れ、気付けば一面、快晴の空が広がっていた。
...なんだ?この状況。
お腹に僅かながらの重みを感じる。本当に何が起こっているの?


「申し訳ありません...」


そう弱々しい声が聞こえ、私はハッとした。
――然し、コンマ一秒で遅れ、視界は紅潮しきっている相手の顔で埋め尽くされた。



     ***



「ッは、ぁ.....はぁ、辛い...」


糞。
こんなことになるなら、仕事を休めば良かった。
いや...そうしても結局は厭な上司にからかわれるのだから、結局は同じか。
本当、彼奴も発情の辛さを知っているだろうに...。それでもなお、処理を手伝ってくれない辺りはブラック上司だ。
椛は心中そう毒付き、苛々を発散させるように軽やかな舌打ちをかました。

紅潮しきった頬。荒く興奮した呼吸。だらりと垂れる獣耳。とろんと蕩けた瞳。覚束無い足取り。
決定的な決め手だ。彼女――犬走 椛は発情期を迎えている。
普段は冷静沈着な彼女でさえも、今となっては野生の獣だ。誰とれ構わず、襲ってしまうだろう。
然し、哀れにも其れを風邪だと勘違いしてしまった神様がうっかりにも近づいてしまったのだ。


「あんた....、天狗の処の下っ端...。って、風邪!?大丈夫!?」
「......ぁ、がる、がるるる....ゥゥ..!!」
「....?」


――可愛い。
――今すぐにでも襲ってしまいたい。
――駄目だ。抑えきれない。
食べてしまいたい。
ペロリとお菓子みたいに食べちゃいたい。
彼女は可愛かった、可憐な花の様だった。
こてんと不思議そうにわざとらしく首を傾げるのも。
ダメ、ダメ、ダメ、彼女がこれ以上近付いてしまったら...!!

彼女と私の手が触れる瞬間。
秋の風のように少し冷たい手を引いて――




――――バランスを崩させた。
もう、耐えきれない。
「申し訳ありません...」

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