官能小説(オリジナル18禁小説)
- 悪い飼い主、無知な猫(NLR18)
- 日時: 2022/02/06 01:44
- 名前: 白楼雪
悪い飼い主、無知な猫というタイトルの官能小説を淡々と亀更新で書いていきます。
内容は売れ残りだった猫の獣人の女性と、何と無くそれを飼う事にした家事に無頓着な男性の話です。
所謂「なんか可愛い獣耳女が俺を求めていたから飼う事にしたぜ!」的なある意味夢のあるテーマです。
一応R18なシーンのある物ですが、主の思考書き方から恋愛要素が濃い事だけ了承して貰えたら助かります。
では、始めます。
- Re: 悪い飼い主、無知な猫(NLR18) ( No.16 )
- 日時: 2022/05/22 02:08
- 名前: 白楼雪
「こら、触るな触るな。このエロ猫が。余計な事すると」
慌てた亮が彼女に抵抗しようと考えるが、目の前の黒猫の獣人の女性は魅惑的な裸体を見せていた。
その為俺は柔らかそうな彼女の身体に躊躇してしまう。
「ほう、これが…あっ!」
その隙に琥珀は亮の大きくなってしまったモノの尖端を右手の人差し指で撫で、そこで何かを思い出したように猫耳をピンと立てた。
「なまえ!きいてない!」
勢いが余ったのだろうか。尖端を撫でる指先をさっと強く擦り、そのまま人差し指を彼女は亮へと向ける。
「っ…俺の名前の事か?」
モノの尖端を強く甘く刺激され僅かに反応してしまうが、亮は琥珀の問いの意味を聞き返す。
すると琥珀は小さく二度頷き、水に濡れたしなやかな尾をゆっくりと揺らした。
「時崎亮。分かるか?ときざき、あきらだ」
亮自身、今の今まで琥珀に名乗っていなかった事を忘れていたが、まさかこんな理性と欲の間で聞かれるとは予想していなかった。
あまりにも幼い精神の琥珀に理解出来るか分からなかったが、それでもゆっくりと名前を伝えてみる。
「とざ…とざら…んん。とさき、あきら?」
だが、琥珀のおうむ返しに答えた言葉は少しばかり惜しい。
しかし無理に教えるのもなと悩み、改めて言い直す。
「あきら。とりあえず俺の事は亮って呼んでくれ」
一先ず互いに名が分かれば良いのだ。それならば名字等無理に覚える必要はない。
再び名乗った亮に頷き、琥珀も改めて答える。
「あきら。おぼえた」
頷く琥珀に俺が安堵していると、彼女は改めて両手で俺のモノを包むように優しく掴み小首を傾げた。
「あきら、これ、どうしたらおちつくの?おしえて」
琥珀の手が触れる亮の下肢のモノは変わらず、いや、再び彼女の愛らしい手に触れた事で更に欲に煽られ、張り硬さを増していた。
「はぁ。分かった。そのかわり、最後まで責任とってくれよ」
責任を取ってくれなど、女性側の台詞にも思えるが、この場合は亮が口にしても許されるだろう。
何せ目の前には美しく可憐な成人女性の水に濡れた裸体。狭い風呂場という逃場のない空間。そこで無垢な表情を浮かべながら男性の立派に欲に駈られたモノに両手を触れられて。
ここまで堪えた俺自身は同じ男性から見れば、とても忍耐強く堪えたと保証して貰えるだろう。
だから、情事に無知な彼女に淫らな物事を教えても許してもらえる。それで責任を取ってもらうと考えても許されると、亮は胸の内で願った。
- Re: 悪い飼い主、無知な猫(NLR18) ( No.17 )
- 日時: 2022/06/01 21:52
- 名前: 白楼雪
浴槽の縁に亮が腰を下ろすと、その隣に琥珀も座ろうとするので、俺はそれを制して自身の前に彼女を正座で座るように促す。
「こう、手で支えて、先ずは横からゆっくり尖端を舌で舐めてみてくれ。出来そうか?」
琥珀の繊細な両手を柔らかく掴み、亮自身のモノの根先近くを包み握らせようと亮の手で覆い誘うと、彼女は小首を傾げながら言われるがままに根先近くを両手で柔らかく掴み頷く。
「ん…こう?ちがう?」
風呂場に響くのは、シャワーの水滴が時折濡れた床に落ちる音と、琥珀が瞳を細め亮の大きくなったモノの側面に舌を這わせる小さな水音。
獣人にも多種あるのだろうが、琥珀の舌は猫系統のざらつきのあるものではなく、人間のものと変わらない柔らかく滑らかなものと言える感触だった。
その感触が根元付近から側面を丁寧に這い刺激される感覚は、男性の欲を煽るのに充分と言えるだろう。
「そのまま、尖端も。出来そうならゆっくり口に含んで。歯は立てないようにな」
彼女の濡れた黒髪を優しくすくい撫でながら促すと、琥珀は素直に銀蜜を滲ませたモノの尖端をも躊躇う事もなく舐め、淡く口にくわえていく。
「んーん?」
熱く睡液を絡ませた口内に亮のモノをゆっくりと受け入れくわえた黒猫の彼女が次の指示を問うてきたので、それに答えるよう俺は欲の熱を感じながら更に続け伝えた。
「そのまま軽く吸いながら、ゆっくりと抜けない程度に深く浅く、唇で擦るように動かしてくれ」
そう俺が指示する言葉が、徐々に命令にもに始めていたのは、理性よりも欲が増したからなのだろう。
彼女に無理を強いる気は元からない。彼女が嫌悪や拒否の様子を見せれば、無理強いをしたりはしなかった。
亮自身、女性を物のように扱うのは嫌いだった事もあり、目の前の真っ白なキャンパスの様な彼女を獣人だからといって雑多な扱い等したくないと思っているのだ。
琥珀という獣人の女性は、亮の知る限り、成体に近い容姿でありながら心はとても幼い。
そんな女性に淫らな事を教え、させるのは背徳感を感じてしまうものもあった。
「ん…っ、ふ…っ」
水音を立てながら、意図も分からず口婬を続ける琥珀に、亮の欲は高まり今にもその小さな口の中で果ててしまいそうになる。
- Re: 悪い飼い主、無知な猫(NLR18) ( No.18 )
- 日時: 2022/06/11 02:25
- 名前: 白楼雪
「もう、出るから。離せ」
欲の熱に亮が瞳を細め、琥珀の両肩に手を触れ軽く押す。
だが、彼女は初めて行っている口婬に興味を惹かれているのか、離れる様子が見えずにいた。
「駄目だって、くっ…もう出る…っ」
華奢な彼女の身体を強く拒もうものなら怪我や痣の一つでも出来てしまいそうで、遂に俺は琥珀を引き離す事も出来ずに彼女の柔らかい熱を帯びた口内に白濁を流し注いでしまう。
「んん!?ふ…ぅ、はぁ…っ」
口内に出された青臭いとろみのある白濁に驚いたのだろう。漸く亮の萎えたモノから琥珀は可愛らしい唇を離して身を起こす。
「大丈夫か。ごめんな、早く吐き出しなさい。お湯で口の中も綺麗にしような」
身を起こした彼女の細めた瞳が潤んでいる事に気づくと、俺は慌てて声を掛けて蛇口からぬるま湯を出そうとした。
すると琥珀は不思議そうに亮を見上げると、何を思ったのか喉を数度鳴らした。
「びっくりした。ん…おいしくない」
喉を数度鳴らした後の、美味しくないという感想。思いの外流れるような彼女の言葉。
「お前、まさか。飲んだのか?」
恐る恐る問い掛けると、琥珀は小さく頷き桜色の唇を淡く開く。
舌に僅かに薄く絡まっているのであろう薄桜色の小さな舌と並びの良い歯列。猫の獣人の血だろうか、犬歯は少し鋭いが歯の色も綺麗な白で、手入れの良さが窺えた。
「いや、そうじゃなくて。あのな、飲まなくて良いんだ。無理して飲む必要なんてないんだから。次からは吐き出しなさい」
彼女の可愛らしい口に見惚れていたが数秒で我に返ると、琥珀の両手に手を重ね注意をする。
次から何て言ったが、今度からは場所を選んで俺自身から少しばかり強引にでも離させようと心の内で反省した。
「だって、いきなりだされたから。びっくりしてのんじゃった」
琥珀のキョトンとした声に、直前に俺は拒否しただろうと言いたくもなったが、悪いのは堪えられなかった亮側にある。そう思う事でこれ以上の押し問答は終わりにした。
「そうか、ごめんな。とりあえず口を濯ぎなさい。そのままじゃツラいだろう」
そう告げて亮が蛇口から流れ落ちるぬるま湯に視線を向け指すと、琥珀は頷き両手で湯を掬いその小さな口を数度濯ぐ。
世話の掛かる猫を飼ってしまったものだ。
だが、それ以上の愛着を亮は琥珀に感じ始めていた。
「ん…くしゅ…っ」
口を濯ぎ終えた琥珀がくしゃみを一つして黒い猫耳を震わせる。
「風邪引く前に温まろう。おいで」
蛇口の湯を締めてから、亮は温かな浴槽に足を浸け、浴槽に座りながらしなやかな肢体の彼女を背中越しに呼ぶ。
浴槽は成人男性が足を伸ばして一人浸かれる程度の広さなので、亮の膝に彼女を乗せる形に浸かれば、充分二人で寛げるものだった。
「あっ、あたたかい。おもたい?」
亮に習い琥珀も湯船におずおずと脚を浸け、誘われるままに彼女は亮に背後から抱かれる形で膝に乗り湯を楽しんでいた。
- Re: 悪い飼い主、無知な猫(NLR18) ( No.19 )
- 日時: 2022/06/16 19:27
- 名前: 白楼雪
「重くはないな。というか今更だが、お前猫なのに水平気なんだな」
自分の程好く鍛えている胸板や腹とは違う、彼女の繊細で滑らかな背や腰、柔らかな臀部の感覚が亮の胸板や腹部に触れる。
女性の身体が男性と比べて柔らかく心地好い事は知っていたが、久し振りに触れた女性の素肌というものは安堵と魅了が交差しているものだと改めて気づいた。
だが、それでも他に気になる事が目についていた。
「みず、こどものころからへいき。これはきもちいいからすき」
湯を両手で軽く掬い上げる琥珀の、湯に湿気った黒い猫耳が小さく揺れる。
「そうか、気に入ってくれて良かったよ」
三割程湯船から出ている黒い猫尻尾が、湯に濡れたせいか細くなり、亮の視界の端でゆらゆらと揺れていた。
普通は男女が一糸纏わない姿で狭い湯船に浸かり肌を密着していれば、邪な思考に襲われ理性と欲の狭間に苦悶する事だろう。
しかしありがたい事なのか、今の俺の心は目の前の艶やかな黒髪に生えた湿気って滑らかな黒猫の耳と、視界の端で揺れているしなやかな黒猫の尻尾に囚われていた。
普段は柔らかでふわふわしている癖に、水に濡れてしなやかな艶を纏ったそれは、更に魅力的に映るから不思議だ。
「なに?なんでおしゃべりしないの?」
僅かに振り返ろうと亮の方へ視線を向けようと身動ぎする琥珀は、疑問を感情に出すように猫耳を小さく揺らす。
その瞬間、遂に俺の理性が飛んだ。
「悪い、堪えられない」
そう一言告げると、琥珀の両猫耳を亮の両手が柔らかく摘まむ。
「え?ええ?なにするの?」
いきなり耳を摘ままれた琥珀が驚いて耳をピンと立て、濡れた尻尾も真っ直ぐに立ててしまう。
「くすぐったいか?どうしても嫌なら止めるが、少しだけ我慢してくれるなら触らせてくれ」
ピンと立てた尻尾も耳も更に亮の心に火を灯すだけで、俺の指は猫耳を片手に撫で、もう片手はしなやかな猫尻尾を柔らかく掴み撫でていく。
ああ、やはり魅力的だ。この滑らかな耳や尾の感覚。程好く水気を帯びているせいか天鵞絨のようで、尚且つ柔らかい。
変質者と彼女に思われるだろうか。だが、小動物好きな者ならば、この魅力が理解出来るだろう。
彼女に嫌われるのは嫌だな。けれどこの感覚に抗うのは難しいな。そう悩みながら尾を撫で彼女の首筋に顔を埋めていると、琥珀は身を震わせながら答える。
「すこし、くすぐったい。でも、あきらがよろこんでくれるならがまんする」
身を震わせ瞳を細める彼女の言葉に、亮ははっと我に返り落ち着きを取り戻した。
- Re: 悪い飼い主、無知な猫(NLR18) ( No.20 )
- 日時: 2022/06/22 06:36
- 名前: 白楼雪
「悪い、触りすぎた。ごめんな」
落ち着きを取り戻すと亮は彼女の髪を撫で、琥珀の腹部に片手を這わせ柔らかく抱きしめた。
すると腹部に這わせた俺の手の先が、柔らかな弾力のものを掠めた。
「んっ…」
微かに甘い彼女の吐息。指先に触れた柔らかく心地好い感覚。
それだけで柔らかな感覚の正体が、琥珀の豊かな胸であると気づく。
「琥珀…。琥珀の胸、柔らかいな」
先程鎮まった欲は、ほんの僅かな切っ掛けで容易く火が灯るものだ。
悪戯心でも、からかいでもなく、亮の欲が彼女の胸に触れたいと訴える。
琥珀の髪を撫でていた亮の手も、彼女の脇腹をするりと抜け、その豊かな両胸を亮の両手が柔らかく触れ、感触を楽しむように優しく揉みし抱いていく。
「あっ…、だめ…っ、からだへんなかんじがする」
胸を柔らかく揉み、硬くなった胸の尖りを掠め捏ねる。
その亮の指の感覚に堪えられないと言わんばかりに、琥珀は熱に潤んだ瞳を細め身を捩る。
そんな彼女の反応に俺の欲は煽られ、理性が砂城のように削られていく。
「だめ?気持ち良くないか?」
琥珀の首筋に舌を這わせ、彼女の耳元に熱を帯びた囁きで問う。
彼女の可愛らしい猫耳を甘く噛み、胸の尖りを軽く摘まみ揉みしだくと、その一つ一つに過敏に震え琥珀が甘く吐息を溢していく。
「なんか、ふわふわして…っ、へんなのにいやじゃない」
彼女のか細い言葉に、亮の下肢のモノが再び形を変えていく。
いっそこのままここで、彼女を犯してしまいたい。
そんな淫らな欲求が心を支配しようとしていくが、現実問題狭い湯船では落ち着いて楽しめないだろう。
琥珀の反応を見る限り経験も当然ないと考えられる。
一般女性の気持ちは分からないが、やはり初めてを経験するのが狭い湯船というのは戴けない気もした。
「琥珀、風呂上がろうか。続きは上がってからさせてくれ」
琥珀の身体から手を離して促すと、彼女は潤んだ瞳を浮かべたまま猫耳と小首を傾げた。
- Re: 悪い飼い主、無知な猫(NLR18) ( No.21 )
- 日時: 2022/07/06 10:23
- 名前: 白楼雪
続きという意図を彼女が察せれたかは分からない。
そもそも目の前の瑞々しい裸体を恥ずかしげもなく露にした黒猫の獣人に、艶めいた情事の知識が何れ程あるのかも定かではないのだ。
しかしそれでも湯に浸かっていた身を起こし、小さな水音を浴室に響かせ下肢に力を入れ立ち上がり、狭い湯船の縁を白く柔らかな太股で跨ぐ彼女の一つ一つの仕草は色っぽく綺麗だった。
「あきら?まだはいってる?」
洗い場に立ち、俺を見下ろす彼女の言葉に、はっと我に返ると俺も水音を立てながら頬を薄紅にして浴槽から浴室の床へと歩を進める。
「早く出よう。というか寝室行こう」
亮が琥珀の背を抱き、浴室から脱衣場へ出るように促すと、彼女がきょとんとした表情で問う。
「おゆ、このままでいいの?」
脱衣場に出ながら問う琥珀の言葉に、遂に俺の理性は限界を感じ始め、亮は互いの濡れた身体をタオルで拭う事もせず後ろから抱き締めた。
温かな湯に浸かっていたからか、彼女の柔らかな肌は温かく滑らかで心地好い。
同じシャンプーやボディーソープを使用したというのに、この仄かに甘く瑞々しい果物や花を想わせる香りは女性特有の香りというものだろうか。
「ん…あきら?くすぐったい」
琥珀の首筋に顔を埋めその感触と香りを味わっていると、彼女が困惑の言葉を呟いてきた。
だがその呟きすらも、理性の薄れた俺には欲を駈られる燃料となる。
「…っ!?え、なに?どうし…っ?」
欲に駈られるままに亮の両手が琥珀の華奢な肢体を横抱きに抱えると琥珀が戸惑いの声を上げるが、亮はその声に答える事もなく早足でリビングに向かい、そのまま奥の寝室の扉を片手で器用に開け、琥珀を抱き上げたまま薄暗い寝室に入った。
寝室にはクローゼットと片方の壁を埋め尽くす本棚。そしてセミダブルの紺ベースのベットが一つ。
そのベットの中央に琥珀をそっと寝かせると、ベットに仰向けに寝転がらされた彼女の上に亮は組敷くようにして琥珀の顔に顔を寄せた。
「あ…きら?」
琥珀の吐息混じりの声が、俺の唇に淡く甘く触れる。
数ミリで触れそうな唇の距離。触れるのは簡単で、けれど触れ合えばもう理性を効かせられない溺れそうな事だろう。
だから、その小さな唇に口付ける前に、琥珀に告げようと思った。
「俺は、確かに琥珀の飼い主なんだと思う。だけど、俺にとって琥珀はペットでも家畜でもない。一人の女性だと思っているんだ。だから、抱かせてくれ。琥珀をちゃんと幸せにするし、責任も取るから」
色恋を口にするにはまだ縁が浅い。なのでそれを口にする気も恋人等と容易くいう気もない。
しかし家畜やペット扱いはしたくないと思い、一人の女性としてこれからも見たいと思っていたのだ。
なのでその気持ちを亮は言葉にして、琥珀を欲の熱に染まった瞳で見つめ、彼女の答えを待った。
- Re: 悪い飼い主、無知な猫(NLR18) ( No.22 )
- 日時: 2022/07/24 02:10
- 名前: 白楼雪
数秒の時間も、焦り急く時には永く感じるものだ。
答えを待つ亮に、琥珀がゆっくりと薄く口を動かし甘い声で囁いた。
「あきらのことば、むずかしくてわからない。でも、あきらにさわられるのすき。あきらもすき」
琥珀からの返事は、淡くどこまでも純粋な言葉に聞こえた。
それは、身体こそ成体に近くとも広い世界を知らずに育った故に知識が少ない事も理由の一つだろう。
亮の側で多くを学び知る事で、いつか琥珀の気持ちを改めて問う日も来るだろう。
だが、今はこれで良い。
亮自身は琥珀を大切に幸せにすると約束した。琥珀は俺を好きだと言ってくれた。
悪い男が都合の良い解釈をしていると思われても良い。
「琥珀」
亮の唇が、彼女の薄紅色の唇に柔らかく触れ、琥珀の歯列を舌先でなぞり彼女の口内を侵していく。
「ん…!っ…んん」
不慣れな感覚なのだろうか。
琥珀は意図を理解出来ず、息苦しそうに瞳を強く閉じ小さな呻き声を溢した。
そんな戸惑う仕草を見せる琥珀の様子に欲を煽られ、亮は右手で彼女の髪を撫で、左手で琥珀の華奢な白い肌をなぞるように彼女の両胸の中央に触れる。
「はぁ…柔らかいな。壊れそうだ」
彼女の両胸の中央から豊かな左胸に手を這わせ、その柔らかな感触を楽しむように亮の手は優しく彼女の胸を揉み、琥珀の唇から自身の唇を僅かに離し優しい声音で囁く。
「ん…あきらにさわられるの、きもちいい」
琥珀は小さく唇を開き呼吸を取り戻すと、自身の胸に触れる亮の手から与えられる甘美な感覚に甘い喘ぎ声を溢し、欲を求めるように瞳を熱で潤ませ俺を見上げていた。
- Re: 悪い飼い主、無知な猫(NLR18) ( No.23 )
- 日時: 2022/08/07 15:35
- 名前: 白楼雪
彼女の唇から甘く吐露する小さな喘ぎ声が、俺の理性を柔らかく解かしていく。
琥珀の欲に潤んだ瞳に促され誘われるように、亮の片手は彼女の胸から腹部。下腹部からその白く柔らかな弾力の太股を撫でる。
「んっ…あきら?」
彼女の滑らかな太股から内腿へと亮が手のひらを這わせると、甘くどこか不安そうな琥珀の声が俺の耳に届いた。
彼女と過ごした時間。ペットショップの店員の話から察するに、琥珀はこの先の事も良く知らないのだろう。
無知な為に恥じらいが薄く、抵抗も少ない。
「大丈夫だ。ただ、気持ち良くなるだけだ」
ならば、それを良しとして一から亮の手で導けば良い。
純白のキャンパスに色を落とす。それは魅力的で背徳を匂わすものだが、そのキャンパスに綺麗な花を描ければ結果背徳は美に変わるものだ。
これから先、琥珀は日常生活や学問の知識を得て、より魅力的な女性になるだろう。
「あきら…?」
少し先の未来の彼女を想い、俺はそこでふと気づいてしまった。
そんな俺にきょとんとした表情の琥珀が見上げ、彼女の片手が亮の頬を優しく撫でた。
「いや、何でもない。琥珀が可愛いなと思っていただけだ」
俺は琥珀の問いを誤魔化すように、頬を撫でる彼女の手に柔らかく片手を重ね静かに掴むと琥珀の綺麗な手のひらに淡く唇を重ねる。
本心は、未来の彼女に不安を覚えていたのだ。
亮自身は平凡で年収も平均より少し高いかどうかといったところ。
琥珀の実年齢は詳しく分からない-獣人は人間よりも若々しく見目麗しい者が多いと聞くので、売人等が年端を誤魔化す事が多い-が、容姿だけを言えば、まだまだ蕾から綻び始めた花の如くに見える。
つまり、これから容姿も更に魅力的になるだろう。
そんな彼女が数多の知識を得て、多くの出会いを経験した時。まだ亮を好きだと思ってくれるか不安に感じたのだ。
琥珀の物言いから、おそらく恋愛の経験も無く、初恋もないのだろう。
それを考えると、いつか彼女が他の誰かに恋をする時がくるかもしれない。
その時、俺はどうするのだろう。他の誰かを愛する琥珀を、飼い主の権限で亮の側に置き続けるのか。それとも、彼女を自由にするのか。
そんな可能性を想像してしまったのだ。
それらの不安から逃れるように、俺は瞳を細め、改めて琥珀の瞳を肢体を見下ろす。
未来がどうであれ、恋の有無がどうであれ。今、琥珀が見て想っているのは、亮という一人の男性である。
その熱に潤んだ瞳が映すのも、その薄紅の小さな唇から呼ぶ名も俺の姿で俺の名である。
「ん…あっ、なに…っ」
再び琥珀の内腿を撫でる亮の片手は、内腿から股の付け根へと指先を這わせ、薄く蜜に湿る秘部の尖りに触れた。
- Re: 悪い飼い主、無知な猫(NLR18) ( No.24 )
- 日時: 2022/08/21 07:54
- 名前: 白楼雪
僅かに蜜に湿っていた秘部は、亮の指先が秘部の辺りや小さな尖りを撫でていくだけでゆっくりと、だが確実に秘部の奥から半透明な白蜜で濡れてゆく。
「あっ…あきら、それ…へんなかんじする。ん…おなかがむずむずして、でもきもちいい」
琥珀の甘い喘ぎ声に、亮の理性は更に削られていく。
「そうか。それなら、もっと良くしてやるからな」
経験のない甘い痺れに、おそらく戸惑っているのだろう。頬を薄紅染め瞳を伏せ喘ぐ琥珀の両内腿を亮自身の両手で開かせると、僅かに熱の灯る吐息で、俺は琥珀の秘部へと唇を寄せる。
意図が分からず、重ねられた甘い痺れを受け入れるのに精一杯な彼女は抵抗らしい抵抗も見せずにいたが、亮の柔らかな唇が白蜜に蕩けた秘部に触れた瞬間、小さく身を震わせ切ない鳴き声を上げた。
「ひ…ぁ、え…なに?やっ…すっちゃ…だめ、それ…きもちいいのすごいから」
亮の唇が琥珀の秘部の尖りを淡く挟みくわえると、そのまま甘く吸う。
優しく尖りを甘く吸い舌先で擽り、唇で転がすと、その一つ一つに琥珀の華奢な身体は快楽に堪えるように身を震わせ、俺の口には彼女酸味のある白蜜の味が舌に触れた。
「気持ち良いならいいだろう。ここも、気持ち良くなれると思うぞ」
小さく硬さを帯びた尖りから口を離すと、俺は吐息混じりに彼女をあやすような言葉を囁き、再び白蜜に蕩けた秘部に唇を近づける。
「そうだけど…あっ、そこは…さっきとちが…っ」
亮の言葉に戸惑い、抗えずにいるのだろう。
困惑と甘さの混ざる声で呟く彼女の声を聞き流し、亮の舌先は白蜜の溢れる先。秘仏の浅いなかへと触れ埋める。
ゆっくりと溢れていた蜜は予想通り、秘部のなかを蕩けさせ今にも溢れそうな程だった。
(これならば、大丈夫そうだな)
淡く浅い部分を舌先で柔らかく撫でると、ゆっくりと秘部から唇を離す。
「ゆっくりするから、琥珀は身を任せてくれれば良い」
再び彼女を覆い抱く体制で琥珀を見下ろすと、彼女の瞳には戸惑いが薄れ、欲の心地好さに蕩けて見えた。
この先も知らない琥珀の秘部に、晃は人差し指と中指を這わせ、蜜に蕩けたなかへと二本の指をゆっくりと埋めていく。
- Re: 悪い飼い主、無知な猫(NLR18) ( No.25 )
- 日時: 2022/09/02 01:04
- 名前: 白楼雪
白蜜に蕩けた彼女のなかは熱く柔らかで、俺の二本の指に甘えるよう吸い付く。
だがやはり経験のない彼女にとって、不馴れな感覚は戸惑うものらしい。
「あっ…あきら、なか…やだ。ぞわぞわしてへんなの…うごかしちゃ…あっ…だめ」
蜜に蕩けた琥珀の秘部のなかを、亮の指が内側から腹部へと撫でるように蠢くと、琥珀は甘い喘ぎ声を上げ小さく身動いだ。
けれど彼女の反応に苦痛の色は見えず、俺はそのまま指を動かしながら琥珀のなかを解かしていく。
「変か。どういうふうに変なんだ。琥珀がどうしても嫌ならやめるよ。でも、俺はもっと先までしたい」
彼女の狭くも柔らかな秘部のなかを指で解かしながら、俺が琥珀の猫耳に囁くと、羞恥と困惑にへたれた琥珀の耳が小さく震える。
「ん…っ、ぞわぞわして、こわいような、でもきもちいいの。へんなかんじなの」
耳元で囁いた俺の背に琥珀の両手が這い、柔らかく抱きつかれてしまう。
そんな彼女の唇に淡く口づけをすると、琥珀は心地よさそうに瞳を細めた。
浅い口づけは、彼女の唇を割り開き、柔らかな舌を絡め甘く吸う。
「はぁ…そろそろ良いかな。少し痛いかもしれないけど、我慢してくれ」
味わい尽くすような口づけを離し吐息を一つ溢すと、白蜜が絡まる二本の指を彼女のなかからゆっくりと引き抜く。
「あ…っ、はぁ…ん、んん?」
秘部のなかにあった指の圧迫が抜けると、琥珀は安堵のような吐息を溢した。
けれどすぐに彼女の艶やかに濡れた秘部へと押し付けられる感覚に、蕩けた表情の琥珀は疑問の喘ぎを吐く。
男である亮に、女性の苦痛はわからない。想像をすれと言われても、想像と現実は違うものだ。
その為出来る限り労りはしたが、欲に駆り立てられ大きく硬くなった自身のモノを受け入れるのは、おそらく苦痛が伴う事だろう。
それを頭で理解していても、熱せられた欲には抗えない。
白蜜に濡れ、蕩けた彼女の秘部に、亮はゆっくりと自身のモノ尖端を押し宛埋めていく。
「やっ…まって、おおきいのむり。あっ…!いたっ…いっ」
白蜜に蕩けた彼女のなかは、思いの外抵抗が無く感じたが、すぐに未経験の印である薄膜に触れると、琥珀は身を強張らせ嫌がる声で乞い、苦痛で瞳に涙を滲ませた。