大人雑談掲示板
- 短編小説を投下していくスレ{BL/松} 〜雑談・リクOK〜
- 日時: 2016/08/30 22:27
- 名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)
はじめまして!
これは、タイトルの通り、お/そ/松/さ/んのBL短編小説を投下していくスレです。
作者はこれが初めての投稿になる、初心者です。色々とやらかしてしまうと思いますが、そこは生暖かぁ〜い目で見てやってください(-∞-*)
※注意項目※
・荒らし、誹謗、中傷は禁止です
・雑談、リクエスト歓迎です
・更新はものすごく遅いです←重要
・コメント頂けると喜びます(笑)
以上のことを踏まえた上でどうぞ!!
- 作者のつぶやき。 ( No.28 )
- 日時: 2016/08/26 13:44
- 名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)
この先、恐ろしくどうでもいい、作者の独り言です。
今まで、色松や速度松、紅松と、様々な
CPに手を出してきたわけなのですが……。
私の本命は、「トド松受け」です。
何度も言っていますが、私は基本、何でもイケる雑食なので、特に地雷があるわけでも無いし、六つ子はみ〜んな愛しているのですが……。
でも、あえて言うと、推しはトド松なんです。
だから、好きな子ほど苛めたくなるというか、受けにしたいというか……((ry
だからトド松受けは全て本命。相手が誰でも、受けがトド松ならOKなんです。……でも、決して愛が無いわけでは無いです!!ただ雑食で、節操なしというだけで……!(←おい)
だから本当に、トド松受けが増えて欲しい……(切実)。兄トドでもあつトドでもいいから、とにかく沢山の人に、トド受けの良さをわかってほしい…………!!!
……はい、これが言いたかっただけです(笑)。
なんかすみません(・∞・`)
- 〜あつトド短編・一軍はつらいよ〜※性行為有り ( No.29 )
- 日時: 2016/09/03 17:33
- 名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)
※あつしくんとトド松が同棲してます
※あつしくんの性格、設定は捏造です
「はあ、疲れた………」
時計は午後10時を指す。今日は残業日ということもあり、いつもより会社を出るのが遅くなってしまった。おまけに、ハードな仕事を頼まれたり、しつこい上司に、やたらと「今夜どう?」と飲み会に誘われたりと、嫌なことばかりで、心身共に疲れ果てていた。
(松野、もう寝てるかな……)
愛しい恋人のことを考えながら、僕は、愛車に乗り込んだ。
俺と松野は、同棲している。
きっかけは、今から3ヵ月ほど前、いつも通りの合コン後、酔っ払った松野がふざけて言い始めた言葉が原因だった。
「あつしくんってさぁ、ほんと悔しいぐらいにすべてが一軍だよねぇ……」
「いや、これでも俺、それなりの苦労はしてきたんだよ?」
「あ〜〜もう!一軍様の言うことが全て皮肉にきこえるぅ……。いじわるぅ……。」
今日はいつもより機嫌が悪い。ぶう、と口を尖らせながら、松野は俺への不満をこぼし始めた。
「っていうか、あつしくん金持ち過ぎない!?おまけに家事も料理もできて、家は超都会の高層マンションだし!いいなぁ、僕もあつしくんに養われたい……」
……不満というか、俺をめちゃくちゃ誉めてくれてる。そんなに俺のことが羨ましいのか……と、少し照れくさくなりながら、俺は冗談交じりでこう言った。
「じゃあさ、いっそのこと俺の家住む?」
ちょっとつまらない冗談だったかな、と思いながら、俺はトド松の反応を待った。
するとどうだろう、トド松は目を輝かせながら言った。
「え、いいの!?住む住む!!すぐ行く!!」
あまりにもオーバーなリアクションに、俺は思わず笑った。ほんと松野って、表情がころころ変わって面白い。
そんなことを思いながら、その日、俺は松野と別れた。
……それから2日後。
「………なんで松野がここに居るの?」
休日の昼間、家のチャイムが鳴ったかと思えば、なんと俺の家に、大きなスーツケースを抱えた松野が、上がり込んで来たのだ。
「え?だってあつしくんが、一緒に住んでいいって言ったんじゃん!」
「いや、俺はてっきり冗談のつもりで…」
「え〜、今更何?僕、みんなにデカパンの薬飲ませて、洗脳させちゃったんだよ?もう帰れないんだけどっ!!」
……なんかよく分からないが、松野が恐ろしいことを言った気がする。
というか、当の本人は、本気で俺の家に住むつもりでここに来たようだ。何の迷いも無く、スーツケースの中身を広げ始めている。
「え、ちょ、本気なの!?」
「いいじゃん、別に!どうせ僕、何にもすること無いから、昼間は家事でもしてるよ♪」
ここまであっさりと物事を言われると、こちらも何も言い返せない。つっこみたいことは山々であったが、よく考えると、別に松野が家に居るからといって、別段困ることもない。だって一軍だし。
「………まぁいいよ、しばらくは好きにして。」
きっと松野も寂しくなって、そのうち帰ると言い出すだろう。
少しの間ならいいか、と思い、俺は、松野との同棲を始めた。
しかしこの時の俺は、知るよしも無かった。まさか松野に、人生を狂わされることになるなんて…………。
お久しぶりです!またまた更新遅くなってしまいました……(・∞・`)
今回はあつトドに挑戦してみようと思います!
ただ、あつしくんの性格がブレブレなんです……(笑)。生暖かく見てもらえたら幸いです(*-∞-)
これからちまちま更新すると思うので、よろしくお願いします♪
- 〜あつトド短編・一軍はつらいよ 2〜 ( No.30 )
- 日時: 2016/09/03 22:46
- 名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)
松野と一緒に過ごす毎日は、悪いものでは無かった。
決して家事が上手……というわけではないし、「めんどくさ〜い!」と言って放棄することもあったが、それなりに、共同生活をする上で最低限しなくてはならないことはしてくれた。しかも、思っていた以上に、松野は強かで、ドライな人間だったのだということも知れた。
しかし、そんな一面とは裏腹に、夜は一人でトイレに行けなかったり、怖いものが苦手だったり…、やはり末っ子の気質というものなのだろうか。どこか甘えん坊で、でも意地を張ろうとする姿、そして、相変わらずのはっきりとした性格や、目まぐるしく変わる表情には、今まで独り身だった俺も、なかなか楽しませられた。そして、いつの間にか俺自身も、松野の事ばかり考えるようになっていた。
この感情に気付いたのは、いつだろう。
いつものように仕事を終えて家に帰り、松野とたわいのない会話をして、お風呂に入って、テレビを見て。その日も、特に変わったことは無かった。
どこが面白いのかよく分からないバラエティー番組をぼーっと眺めていると、こてんと、松野の頭が俺の肩に寄り掛かってきた。どうやら、テレビを眺めながら寝てしまったようだ。
仕方ないな、と思いながら、俺は改めて松野の寝顔を見つめた。
「お肌ケアは今の男のたしなみだからね!」と豪語するだけあって、化粧水で丁寧に手入れされた松野の肌は、とてもつやつやしていた。丸くてもちもちとした、柔らかそうな頬や、アヒルのような小さい口。ただでさえ童顔な松野の顔が、気持ちよさそうに眠る表情によって、さらに幼く見えた。
さらに、無防備なパジャマからは、色白で、華奢な肩や首元、腕があらわになっている。
(やっぱりかわいい……かもしれない……)
この時俺は、一瞬本気で、そう思った。
松野は、自負している通り、あざとい表情や仕草を武器にしている。当然俺には、それが自分を良く見せるための演技だということはバレバレなのだが、こういうふとした瞬間に見せる松野の表情が、とてつもなく可愛く見えることがあった。
気のせいかな、と思っていたのだが、この感情は、どうやら本物のようだ。
それに、「可愛い」だけで済めばいいのだが、最近、自分に、「可愛い」というのと同時に、黒い感情が芽生えていることに気付いた。
(ぐちゃぐちゃにしたい……)
この、純真さ すら感じさせる、幼くて可愛い松野の顔を、歪ませたい。綺麗な松野を、ぐちゃぐちゃにしたい……。
不適な笑みを浮かべたところで、俺は はっとした。いけない、また変なことを考えていた。
黒い自分の感情を振り払うように、俺は大きく頭を振り、松野を優しく起こした。
「ほら、ベッド行こ。」
「うぅ………。連れてって……」
眠そうな表情で、松野が呟く。俺は やれやれと思いながら、松野をおんぶして、寝室に向かった。
「ほら、着いたよ。」
そう松野に問いかけるが、一向に返事が無い。俺は仕方なく、ベッドに松野を抱えたまま横たわった。
隣では俺に抱きついたまま、松野がスースーと、安らかな寝息をたてている。
そんな松野を見てほっとしながら、俺も寝よ、と思い、静かに目を閉じた。
………それから、何分経っただろう。
(ヤバい……眠れない………。)
何故だろう。一向に眠れないのだ。
いや、原因は分かっている。松野が抱きついているせいだ。
今まで、酔っ払った松野を抱っこしたり、おんぶしたりすることは何度かあったが、こうやって抱きついた状態のまま松野と寝るのは、初めてだった。
さっきまで、松野をあんな目で見てしまったからだろうか。何だかいつもより緊張する。風呂上がりのフワッとしたシャンプーの匂い、密着する松野のすべすべで暖かい肌、そしてたまに漏れる、「ん……んぅ……」といった、寝言にならない、高くて可愛らしい声。全てが気になって仕方が無い。
(駄目だ………俺、気持ち悪いこと考えてる………)
自分の中の邪悪な考えを取り除こうと、俺は必死になった。
しかし人間、気を逸らそうとすると、さらに意識してしまうものであり……。
しかもその緊張は、いつの間にか一種の興奮となっていて、気が付けば、俺の自身は………………勃っていた。
- 〜あつトド短編・一軍はつらいよ 3〜 ( No.31 )
- 日時: 2016/09/04 21:56
- 名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)
(え、ちょ、やばい…どうしよう……!!)
そんなこんなで俺は今、松野に抱かれながら、すっかり勃ち上がってしまった自身を何とか静めようと、必死になっていた。
……確かに俺は、ノーマルなはずなのに。
今まで、女の子が相手でも、ここまで分かりやすく興奮することなんて無かったのに、男の松野に抱きつかれ、一緒に寝ているというこの状況に、確実に興奮している。
それが とてつもなくショックで、俺は必死になって、まずはこの状況から抜け出すことを試みた。もぞ、もぞ、と、松野を起こさないよう、慎重にベッドから起き上がろうとする。
「あえ………?あつしく、どーしたの……?」
……最悪だ。眠そうな目をこすって、松野が尋ねてきた。
「いや、ちょっとトイレに……」
「トイレ………?……ああ、だからあつしくん、勃ってるんだ……」
「!?!?」
さらっと、松野に一番気付かれたくないことを言われてしまった。恥ずかしい。俺のプライドが、粉々になる。
しかし、そんな俺をからかうかのように、松野は俺に近づいて来た。目がとろんとしていて、どうやらまだ寝ぼけているようだ。
「えへへ、あつしくんの、おっきい……」
ツツツ、と松野が、ズボン越しに俺の自身に触れてくる。その感覚に、思わず身震いした。
「ちょ、松野、正気!?何やってんの!?」
「流石一軍、ココも立派なんだねぇ……」
駄目だこいつ。俺の話を全く聞いていない。
というか、ただでさえ、この状況に興奮してしまっているというのに、これ以上、そんな色っぽい顔で、俺を煽るような真似をしないでほしい。本当に、限界になりそうだ。
「松野、本当にやめて……」
「えー、いいじゃん、だったら僕が相手してあげるよぉ……」
上目遣いで、松野が誘うように言う。
……ぷちん。
その時、俺の中で、何かが切れるような音がした。
はい、次からいよいよエロです。
これから、また少し更新が停滞気味になる思いますが、しばらくお付き合いください(*-∞-)
- Re: 短編小説を投下していくスレ{BL/松} 〜雑談・リクOK〜 ( No.32 )
- 日時: 2016/09/12 18:45
- 名前: 夏向 (ID: 57sibd8B)
初めまして、夏向と言います。
この作品を拝見させていただき、感想を申し上げます。
めっちゃ面白いです!
次の展開がどうなるのか、気になるところで終わるので、私たち読者を引き込みますね!
次のお話の投稿楽しみです^_^
頑張ってください!
あと、リクエスト良いでしょうか?
数字松(一松と十四松)をお願いいたします。
- 作者のつぶやき。 ( No.33 )
- 日時: 2016/09/12 22:42
- 名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)
お久しぶりです!ちょっと更新できていませんでした……(・ω・`)
>>夏向様
コメントありがとうございます!
こんな駄作を誉めていただけて嬉しいです…(;∞;`)
数字松ですね、わかりました!ちなみにですが、希望の攻め受けや、シチュエーションなどはありますか?もし無ければ、私の好み全開なR18になってしまいますが…。変態な者ですみません……(笑)
もしあったらで構わないので、よろしくお願いします!!
多分、明後日位から更新すると思うので、また遊びに来てくださいね♪
- 〜あつトド短編・一軍はつらいよ 4〜 ( No.34 )
- 日時: 2016/09/16 00:28
- 名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)
「ひっ、うぅ……っ、ん………っ」
見慣れた俺の部屋に、明らかに場違いな声が響き渡っている。
きっかけは単純だった。寝ぼけた松野が、俺を煽るような言葉を口走ったせいで、俺理性が吹っ飛んだ。とうとう我慢出来なくなった俺は、こうやって今、松野を組み敷いている。
思えば、この日の俺は、疲れていたのかもしれない。だって親しい男友達に、ましてや、あざとい実家暮らしのニートに、欲情してしまうなんて。
頭ではそう考えているはずなのに、俺の欲はとどまることを知らない。
シャツをはだけさせ、真っ赤な顔でこちらを睨んでくる松野の姿に、さらに興奮を覚えた俺は、松野の性器をズボンから取り出し、優しく息を吹き掛けた。
松野の体が、ぴくっと反応する。
「ほら、松野のココ、すっごいピクピクしてるよ。さっき、ちょっと股を触っただけなのに、興奮しちゃったの?」
「やっ……、あつしくん、はなして…っ」
「……ふふ。可愛い。」
俺は松野にそう語りかけると、かわいらしい性器に、じゅるじゅる、と勢い良く吸い付いた。
「ひゃんっ!!やっ、ああ……っ…、や……っ!」
突然の強い快感に、松野は女の子のような、可愛らしい声をあげる。その反応がたまらなく可愛くて、俺はわざとらしく音をたてながら、さらに松野の性器を吸った。時には舌を使って、先端も優しく舐めてやる。
「はぁぁっ、やんっ、ああ……っ!」
俺のテクニックに、松野も耐えるのが大変そうだ。口からは絶えず甘い声が漏れ、薄く開いた目には涙が滲んでいる。
- 〜あつトド短編・一軍はつらいよ 5〜 ( No.35 )
- 日時: 2016/09/16 23:28
- 名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)
「ふあっ、あつしくんっ、やめてっ、はなして……っ!」
そろそろ限界が近いのか、松野は体をびくびくと震わせながら、必死に訴える。
「いいよ、松野。イっちゃって。」
そんな松野をもっと乱れさせたくて、俺はそっと言う。そして、とどめを刺すように、じゅるるる、と思いっきり松野の性器を吸った。
「ひゃあああっ、だめぇ、いっちゃ、や……っ、〜〜〜〜〜ッ!!」
松野が、必死に声を抑えながら、達した。
どろっとした液体が、俺の口に流れ込んでくる。精液は不味いものではあったが、目の前に広がる松野の姿を見ていたら、そんなこと、どうでも良くなっていた。
イキ顔とでも言うのだろうか。目をぎゅっと閉じ、なんとも悩ましく、切な気に歪んだ顔が、色っぽい。
………やばい、ますます興奮してきてる。
本来は、俺と松野が互いにイったところでこの行為を水に流すつもりだったのに、そんな表情をされてしまっては、もう歯止めが効かない。
「ごめん、松野………」
そう言うと俺は、松野にそっと近付いた。
- 作者のつぶやき。 ( No.36 )
- 日時: 2016/09/17 09:11
- 名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)
先日までの2日間、ちゃんと更新しようと思っていたのですが、どうしても眠気に勝てず、話が全然進行してませんでした…。しかも、寝ぼけながら投稿したせいか、文章も いつにも増して酷いことになってる……(笑)
今日からは、ちゃんと更新する(つもり)なので、見てくださる方がいたら嬉しいなぁ…(・∞・`)
というか、某ゲームと松のコラボに、あつしくんがサラッと登場してて発狂しました←。
あれ公式だよね?同人ゲームじゃないよね?
しかも「松野」呼びしてたよね?え?
と、ひたすら興奮してました…(笑)
グッズ化に続き、またもやゲーム進出とは、さすが一軍、とどまる事を知らないですね……。
- 〜あつトド短編・一軍はつらいよ 6〜 ( No.37 )
- 日時: 2016/09/17 13:22
- 名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)
「ちょ、ちょっと待ってよあつしくん!!おかしいよ、こんなの……っ」
松野が、流石に眠気も覚め冷静になったのか、そんなことを言う。
「僕達、男だよ…?それに、あの時は、僕、寝ぼけてただけで、その、本気、じゃないし………っ、だから、これ以上は……」
やれやれ、どうしたものか。
今の松野は、わかりやすい位に怯えている。それもそうだろう。だって男の友人に、寝ぼけた状態のまま襲われ、気が付けばフェラまでされていたのだ。きっと戸惑いや羞恥で一杯になっているに違いない。
俺だって、そんな事わかっている。自分が犯した罪のことも、そして、これ以上の行為をしてしまえば、二度と松野とは今の関係に戻れなくなるということも。
でも、止めるつもりは無い。実を言うと、こういう時、俺はとことん自分の意志を貫くのだ。
それに俺は、気付いていた。
「でも、そう言う松野だって、本当は気持ち良かったんでしょ?わかってるよ、服を脱がせ始めた時から、松野が寝ぼけてなかったこと。」
「……………っ!!」
どうやら図星のようだ。こんなにわかりやすい表情をしてしまうのだ、考えれば当たり前だろう。
そんな松野の反応が可愛くて、俺はますます意地悪になってしまう。
「俺がフェラしてる間、松野、全然抵抗して来なかったよね。本当は、気持ち良いこと、シたいんでしょ?」
「や………っ、それは……」
「まあ、屁理屈はいいからさ。もっと気持ち良いこと、シよう?」
そう言うや否や、俺は再び松野の体を押し倒した。
「ふぅっ、んっ、うう……っ」
松野のくぐもった声が響いている。
俺は今、松野の後ろの穴を解していた。
処女、ましてや男なのだから、きっと解すのも大変だろうと思っていたのだが、驚いた。
松野の穴は、初めてとは思えないくらいに、すんなりと俺の指を受け入れたのだ。
「ねえ、松野って、本当に処女なの?」
「っあ、当ったり前じゃん、……っう…」
しかも、これは なかなか感じている。証拠に、先ほど欲を精を吐き出したはずの松野の自身も、少しずつ元気を取り戻している。さっきから声を抑えているのも、どうやら感じている声を聞かれたくないからのようだ。
処女で感じるとか、一体どうなっているんだ……。俺はちょっと恐ろしくなった。
でも、感じてくれている分、あまり遠慮しなくても良さそうだ。俺は、自分の指を更に深く押し込んだ。そして、中をぐり、とかき回してみる。
「っひゃ!!」
その瞬間、松野の体がビクッ、と跳ねた。
どうやら、気持ち良い箇所に当たったようだ。
「あ、ここが良かった?」
男にも気持ち良い所なんてあるんだ……と感心しながら、俺はそこを重点的に責めてみる。
「やっ、ふっ、うぅ………んんーーっ!」
松野は必死に自分の手で口元を押さえ、くぐもった声をあげている。俺は松野の声がはっきり聞きたくて、その手を掴んだ。
「ほら、我慢しなくていいよ。」
「はぁ……っ、や、やめっ、ふあっ、
あっ、やぁ……、んあ……っ」
鮮明になった松野の声は、とても可愛らしかった。元々高めではあったのだが、今の声は一際上擦っていて、艶がある。本当に、女みたい。いや、それ以上かもしれない。
おまけに、声を出すことによって、更に興奮したのか、松野は ますます俺の指を締め付けてくる。その表情には、先ほどのような怯えは無く、ただひたすら、快楽に流されているようだった。
とうとう我慢出来なくなった俺は、穴から指を引き抜き、その手で軽く自身に触れてみた。当然、俺の自身ははちきれんばかりにそそり立っている。
今の松野の様子なら、下準備はもう十分だろう。
「じゃあ、挿れるよ……」
決心したように言うと、松野も とうとう覚悟を決めたのか、弱々しく頷いた。