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短編小説を投下していくスレ{BL/松} 〜雑談・リクOK〜
日時: 2016/08/30 22:27
名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)

はじめまして!
これは、タイトルの通り、お/そ/松/さ/んのBL短編小説を投下していくスレです。
作者はこれが初めての投稿になる、初心者です。色々とやらかしてしまうと思いますが、そこは生暖かぁ〜い目で見てやってください(-∞-*)

※注意項目※
・荒らし、誹謗、中傷は禁止です
・雑談、リクエスト歓迎です
・更新はものすごく遅いです←重要
・コメント頂けると喜びます(笑)

以上のことを踏まえた上でどうぞ!!

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Re: 短編小説を投下していくスレ {BL松} ( No.1 )
日時: 2016/08/11 14:19
名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)

いきなりすみません!
まさかの連投してしまいました…(泣)
こちらのスレを更新していこうと思います
ので、もう1つのスレは、無かったことに
してください……。

では、気を取り直して始めます!!

〜カラー短編〜 ※ほのぼの、カラー描写無し ( No.2 )
日時: 2016/08/11 14:47
名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)

「……んぅ………。」
ふと目が覚めた。蝉のうるさい声が鳴り響く。蒸し暑い空気が俺の体を包む。
さっきまで、俺、何してたんだっけ……。
そう思い、ふと周りを見渡すと、俺の隣で、すやすやと寝息をたてるカラ松の姿があった。掛けていたはずのサングラスは取れかけていて、口を開けて、目を細め、気持ち良さそうに眠るアホ面があらわになっている。
その様子がおかしくて、俺は思わず微笑んだ。
いつも罵倒を浴びせ、理不尽な暴力をふるっている俺に凝りもせず、一人の兄として、恋人として、必死で構ってくれるカラ松。俺はゴミでクズだから、本人やみんなの前で、こんなこと、口が裂けても言えないけれど、本当にこいつには、感謝してる。
恐ろしく鈍感で、馬鹿で、イタくて、手のつけようがないナルシストだけど、でも、人一倍優しくて、こんな俺を、まっすぐ見つめてくれて……。
そんなことを考えていると、こいつがたまらなく愛しくなって、眠りこけているカラ松の頬に、チュ、と優しいキスをした。
その瞬間、寝ているはずのこいつの顔が、フフッ、と微笑むような表情に変わった。
こいつの笑顔を見ていると、俺もなんだか幸せな気持ちになる。俺はまた横になって、こいつの笑顔を眺めながら、また静かに、眠りについた。

〜カラー短編・初めての夜〜 ※性行為有り、初夜 ( No.3 )
日時: 2016/08/11 15:31
名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)

俺とカラ松は、2ヵ月前から付き合っている。
「一松……、お前のことが、好きなんた。…その、付き合って、くれないか?」
ある日の昼下がり、2人きりの釣り堀で、カラ松に、たどたどしく、こう告白された。俺も昔から、密かにこいつに恋心を実らせていたのだが、ずっと秘密にしておくつもりだった。それがまさか、こいつと両思いだったなんて。最初にこの言葉を聞いたとき、俺は嬉しさや戸惑いのあまり、泣き出してしまったのを覚えている。

……そしてそれから2ヵ月。
カラ松とは、デートもしたし、手も繋いだ。それに、俺達の誕生日の日、なんとこいつから、キスプレゼントも貰った。
恋人同士でする、最低限のことはやってきたつもりだったし、お互い、それなりに満足していた。
……でも、やっぱり。
どうしても超えられない、大きな一線。
男女の恋人なら、避けては通れぬ大切な行為。
そう、俺達は、性行為……俗に言う、セックスをしたことが無かったのだ。
当然、俺達は童貞の新品ブラザーズ。セックスをしたこともなければ、ホテルに入ったことも無い。
だからお互いに、このことには2ヵ月間、一切触れてこなかった。
でも本当は、こいつと一線を越えたいし、気持ち良いことだってしたい。そんな俺の欲望は、日に日に大きくなっていった。

……ある日のことだった。
俺は、トッティのスマホを借りて、好奇心から、こんなワードを検索していた。

「男同士でセックスする方法」

正直、とても恥ずかしかったけど、履歴の消し方だって教えてもらったから、家族にばれる危険はない。ちょっとだけ、調べてみるだけ、と心の中で繰り返しながら、俺はスマホを操作した。
緊張で、スマホを持つ手が震えている。体中から、汗が吹き出る。高まる興奮をなんとか抑えながら、検索結果を見ようとした、その時だった。
「ただいま帰ったぜ、マイハニー☆」
……最悪だ。よりによって、こいつなんて。
俺は必死で、右手に持ったスマホを隠そうとした。しかし、手汗のせいで、上手くスマホを握れない。
とうとうスマホは、俺の手を通り抜け、カラ松の目の前へ、鈍い音を立てて落ちた。
「おや、落とし物だぜ、ハニー……」
「ばっ……!やめろ、見るなっ!!」
……時すでに遅し。カラ松は、スマホを見つめたまま、固まってしまった。
…………ヤバイヤバイヤバヤバーーイ。
部屋中の時が、ピタリと止まった。
続く

〜カラー短編・初めての夜2〜  ( No.4 )
日時: 2016/08/11 16:08
名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)

「男同士のセックスの方法……?一松、これって、お前、」
「う、うるせぇっ!!!」
思わず怒鳴ってしまった。最悪だ。こんなものを見られてしまうなんて。軽蔑されるに決まってる。恥ずかしさでいっぱいになって、泣きそうになった、その瞬間だった。
「なんだ。……やっぱり、そうだよな。
カラ松が、優しい声で、そう言った。一体何に納得したのか、何が「そう」なのか、俺には全く分からなかった。
するとカラ松が、覚悟を決めたように、大きく深呼吸して、こう言った。
「一松……、今から、ホテルに行こう」
「へ?」
思わず、自分でも間抜けな声が出た。
…あいつ、ホテルって言った?
そんな俺の疑問に答えるように、カラ松はこう言った。
「…実を言うと俺も、ずっと我慢してたんだ。お前を乱れさせたかったし、何度もお前との、セックス、を想像して、その…、抜いたり、もした…
でもやっぱり、この思いを秘密にしたくは無かったし、お前と一つになりたいんだ!
……だからその、セックス、してくれないか?」
……衝撃のカミングアウトだった。こんな優しいカラ松も、やっぱり同じ事考えてたんだ……。嬉しいと同時に、少し恥ずかしくなった。
「べ、別に、いいけど……///」
「本当か!?嬉しいぞ!!」
こんな恥ずかしいカミングアウトをしたにもかかわらず、こいつはまた、いつも通りの笑顔になる。これだから、馬鹿は困る。
「でも、お金とか、どうすんの……?」
「それに関してはノープロブレムだ!!
実は、こんなこともあろうかと、前から金を貯めていたんだ。それに今日は夜まで、誰も帰って来ない……。絶好のチャンスだと思わないか?」
カラ松はドヤ顔で語っている。嬉しかったけど、なんだか少し腹が立って、急かしながら俺は言った。
「だったら早く行かないと…!みんな帰って来る前に……!」
「フフッ、随分とせっかちな子猫ちゃんだ……。慌てなくてもホテルは逃げないぜ……?」
「あーもう、うるさい……!」
「アウチッ!!!」
照れ隠しのキックをお見舞いして、俺達はいよいよ、ホテルに向かった。


前フリ長くてすみません……!!
次からいよいよエロです(`•∞•)

〜カラー短編・初めての夜3〜 ( No.5 )
日時: 2016/08/11 17:19
名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)

「んっ、……ぅ、んん〜……っ!」
…ここはホテルの中。今、俺は、カラ松に後ろの穴を解かされている。
「すまない……、痛くないか?」
カラ松が不安そうな顔で、優しく問いかけてくれる。
「痛くは……っ、ない、けど、苦しい…っ」
ローションによって、くちゅくちゅ、という音をたてながら、柔らかくなっていく俺の孔。思ったより痛くはなくなったけど、圧迫感がすごい。俺は、ベッドの白いシーツをぎゅっと握り締め、必死に違和感に耐えた。
穴に入るカラ松の指が、1本から2本に増えた。カラ松は、やはりまだ遠慮がちに、指を奥へと進めていく。
…その時だった。
「っひゃ!?」
自分でも驚くくらい、甲高い声が出た。体中に、突然走った衝撃。ビクッ、と、体を震わせた。
カラ松も、驚いた顔で俺を見つめている。
「だ、大丈夫か!?痛いのか!?」
「いや…、違う…けど、なんか、びくってした……っ」
俺は、か細い声でそう伝えた。するとカラ松が、もう一度、同じ箇所を指でいじった。
「っやっ!…ふぁっ、んんっ……!」
なんだこれ。ビクビクが止まらない。それに、さっきから、変な声が出ている気がする。恥ずかしくて、俺は片手で口を押さえながら、必死に刺激に耐えた。
するとカラ松が、嬉しそうな顔をして言った。
「そうか!ここが一松の前立腺だな!!」
キラキラと目を輝かせながら、カラ松が言う。
「ぜんりつ……せん……?」
「そうだ!男には、前立腺という、触ると気持ち良いところがあるらしい!だから一松は、今、気持ち良かったんだ!」
そう言ったかと思うとカラ松は、またグリグリッ、と俺の前立腺をいじくった。
「やっ……、んっ、んんんん……っ!」
これが、「気持ち良い」ってことなのか……。そう考えながら、俺は必死に声を抑える。頭がぼーっとして、段々、何も考えられなくなっていた。
「我慢しなくていいぞ、一松」
そう言うとカラ松は、穴を解かしながら、反対の手で、俺の自身に触れてきた。気付かないうちに、俺の自身も反応していたようだった。
一気に押し寄せてくる快感。ましてや恋人にこんな所を触れられるなんて初めてで、俺はとうとう我慢出来なくなり、声を漏らした。
「やぁっ、っあ、ひゃっ、っふ、ううっ……!!」
部屋中に、くちゅ、という卑猥な男と、俺の高い声が響く。これじゃあまるで、AVみたいだ。
「可愛いぞ、一松……。さぁ、ラストスパートだ……」
こんな時でも、こいつはキザな口調のまま。でも、こいつも興奮しているのが伝わってきて、嬉しくなった。
と思うと、こいつが突然、手の動きを早めた。さらに快感が押し寄せてきて、限界が近くなる。
「やっ……、やめ、からま、っ、いっちゃ……っ!」
「あぁ、いいぞ、マイハニー…、俺の手で果ててくれ…」
耳元でそう囁かれ、背筋にぞわぞわつ、と快感が走る。もう限界だった。
「やっ、ひゃああああああ……っ!!」
頭が真っ白になる。びゅるるっ、という音を立てて、俺は射精した。
「はぁ、はぁ、はぁ……っ」
体中が熱い。火照った体をなんとか整えようと、肩で息をしながら、俺はベッドにうずくまった。

作者のつぶやき。 ( No.6 )
日時: 2016/08/11 18:12
名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)

このスレ、読んでくれている方がいるのか
わかりませんが……、リクエスト、受け付け中です!
もし希望のシチュエーション、CP等ありましたら、お気軽にどうぞ♪R18、BL、NL、GLなどなど、どんとこいです(`・∞・)
コメント等もいただけたら、すっごい喜びます……!!

あと、余談ですが、今執筆中のカラー、もうちょつと長くなりそうです……。

〜カラー短編・初めての夜4〜 ( No.7 )
日時: 2016/08/11 22:04
名前: 謝りキノコ (ID: KmljVWLP)

「一松……、大丈夫か?」
カラ松が、少し余裕の無さそうな顔で尋ねてくる。そう言えば、こいつはさっきから俺の事ばかり気遣っていて、きっと辛いはずだ。そう思い、カラ松の自身を見てみると、はちきれんばかりに大きくなっていた。
「それより、お前の方が辛いでしょ……っていうか、同じ兄弟なのに、何でお前、そんなに大きいの……」
いつも銭湯などで見ているはずのカラ松のそれは、俺の1.5倍はあるのではないかという位、大きかった。少し悔しがってそう言うと、
「あぁ、す、すまない……。お前の可愛らしい姿を見ていると、つい興奮してしまったようだ……」
と、さらに恥ずかしいことを言われてしまった。本当に全くだ。
そしてカラ松は、覚悟を決めたように言った。
「じゃあ、その……、ほ、本当に挿れて、いいんだな……?痛くなったら、言うんだぞ……?」
「………うん。」

……それから数十分後。
「あっ、うっ、……いたっ……」
俺は、ひたすら、カラ松から与えられる痛みに耐えていた。
カラ松の自身は太くて長く、先ほどの指とは比べ物にならないくらいの痛みと圧迫感、違和感を伴った。あまりの痛さに、思わず涙がこぼれる。
「だ、大丈夫か…?もう、やめたって、いいんだぞ……?」
「やだ……、おまえ、にも、気持ちよく、なってほしい……からっ……」
かすれた声で、俺は、精一杯の気持ちを伝えた。やっぱり、こいつにも、気持ちよくなってほしい。その為には、俺だって、我慢しないと。自分にそう言い聞かせて、俺はぎゅっと目を閉じた。
…すると口に、柔らかい感触があった。
驚いて目を開けると、カラ松が、俺にキスをしていた。それも、軽いものではない。甘く、俺を包み込むような、深くて優しいキス。
にゅるっと、カラ松の舌が、俺の口内に入ってくる。ディープキスなんてするのは初めてだったから、最初はお互いにこわごわしていたけれど、だんだんと、この行為に夢中になっていくのが分かる。相手の口の中に、自分の舌を入れ込み、口内を味わうように、丁寧に舌を這わせ、絡み合う。ちゅく、ちゅく、という唾液の絡まる音だけが、部屋中に響いていた。
俺も無我夢中になっていて、挿入時の痛さを、気が付けば忘れていた。
「ぷはっ………」
ぼうっとした甘さが、俺の脳内を支配する。見るとカラ松も、熱に浮かされたような顔をしていた。
「ありがと、カラ松……気持ち、よかった」
へにゃ、と微笑みながらそう言うと、カラ松もいよいよスイッチが入ったようだった。
「じゃあ、奥まで、挿れるからな……」
眉を上げ、男らしい笑みを向けたかと思うと、カラ松は、俺の腰をしっかりと持って、ズズ、と、俺の中に挿入ってきた。
「ひぁっ、やっ、あぅぅっ……!!」
また、思わず声が漏れる。でも、先ほどのような圧迫感や痛みは、さほど感じなくなっていた。
気持ち良い。心が、体が、そう言っている気がする。あまりの気持ちよさに、生理的な涙がこぼれた。
「だ、大丈夫か!?」
何度目か分からないこの言葉を聞いて、結局俺の心配ばっかりじゃん、と、可笑しくなる。
「うん、大丈夫……っ、カラ松……っあ、きもちい……っ?」
甘い声で、俺はそう尋ねる。
「ああ、気持ち良いぞ……マイハニー」
カラ松の心の底からの声に、俺も嬉しくなる。
「……でも、そろそろ限界だっ……」
カラ松の少し苦しそうな声に、俺も感じた。
「俺もっ……いきそ………っ」
「じゃあ……、2人で、イクか………っ」
「……っうん……」
その瞬間、カラ松の腰の動きが、一気に激しくなる。
「あっ、やっ、ひゃあっ、っふ、やあああああっ………!!」
「……っくっ………!」
びゅるるるる、と、体内にカラ松の精液が流れ込んできた。それと同時に、俺も二度目の射精をした。
頭が、気持ち良くて、真っ白になる。
……気が付けば俺は、意識を手放していた。

そして………。
ホテルからの帰り道、疲労で動けなくなった俺を、カラ松がおんぶしてくれている。
少し恥ずかしかったけど、こいつの匂いに包まれると、すごく安心した。
「……一松、大丈夫だったか?少し無理をさせてしまったな……。本当に、すまない……。」
「そんなことない、……それに、気持ち良かったし………、その、ありがと……」
少し頬を染めながら、俺はぼそっ、と呟いた。
するとカラ松が、とても嬉しそうな表情になる。

…………こういうのを、「幸せ」って言うのかな。
そう考えながら、俺は、星の輝く空を見上げた。



〜カラー・初めての夜 fin 〜

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