大人なりきり掲示板
- 【募集停止】しんでしまうとはなさけない【転生】
- 日時: 2017/08/18 20:35
- 名前: 白鷺 (ID: .8sHsKzk)
白鷺こと白詐欺、白です!!←
〜 スレ主の都合で進んでいくギャグ強め小説風味のスレ 〜
【世界観的なそれ】
ここはモンスターを討伐し金を稼ぐ、モンスターと人間が対立する世界。科学的進化は余り無く、魔法科学的進化がとても発達している世界。前世とはまるきり違う世界で君は生き抜かねばならない。
魔法や魔力は生まれ持った才能であり、その種類や力が多ければ多い程階級は高くなる。それに加えて剣術や討伐量等が関係してくる。
強くなれ、そして世界を ____ 。
【強さの階級】
特S級、S級、特A級、A+級、A級、A−級、B+級、B級、B−級
C+級、C級、C−級、D級、E級
【ルート】
知らない異世界に人外転生でチート
【転生者】
小川 裕翔 → アンリ・ガルベアーノ >>15
川端 深月 → 夜月 >>16
斎藤 悟 → カルヴァーリア >>22
- Re: 【募集停止】しんでしまうとはなさけない【転生】 ( No.65 )
- 日時: 2017/08/23 04:09
- 名前: 白鷺 (ID: 2GxelfGo)
「 んん、…今日は地べたか、痛いなぁ 」
呻き声を上げたかと思えばゆっくりと起き上がり頬の下敷きになっていた草でできた跡を撫でる。
近くで可愛らしい姿で待機していたアンリを抱き上げ、腕の中に閉じ込めれば動きを強制的に止められている夜月へ 「 久しぶりだね 」と声をかける。
「 この世界はどうだい?といっても君は来たばかりだからなあ。今ここにいるアンリも私の依代のカルヴァもまた転生者なんだよ。わからないことがあればこの2人に聞くと良い。私は見てるだけが良いからね。あ、そうだ何故現れたかというとね、君たち戦闘を始めようとしただろう?ただそれを止めるためだったのだよ。」
絶対命令の効果を指一つでうち消せば、夜月を強制的にこちらを向かせながら話をし、それだけ伝えるとアンリを抱えたまま また地に伏せる。
- Re: 【募集停止】しんでしまうとはなさけない【転生】 ( No.66 )
- 日時: 2017/08/23 15:58
- 名前: 機械夛懦憫 (ID: YDB1PS/y)
「んー………」
ひょいと抱き上げられ腕の中に閉じ込められればぺしぺしと軽く尻尾で叩く
まぁ叩くといっても力は弱く痛いというよりマッサージみたいなものだ
早く離せと言いたいところだが相手は神、そう簡単に言えないものなのだ
ぷらぷらと棘の丸くなった尻尾を揺らし黙って話を聞く。早く終わらない
ものか。ぼうっと聞いていたが最初の一言で、挨拶で驚かされる
“久しぶり”?まさかと思いフードをずらす。丸っこく愛らしい血の様な
不気味な眼で夜月を見つめる。あの魔力は確かに普通では無いと思っていた
がまさか俺らと同じ転生者とは。何故現れたか、理由は分かりきっていたが
やはり中断されるのは嫌だ。ムスッとして先程より激しく尻尾を揺らす
あ、話が終わ((((いや離していけよ。何故そのままで去っていったんだ
微妙に痛い感触に無意識にぐるぐると唸る。早く起きろカルヴァ
- Re: 【募集停止】しんでしまうとはなさけない【転生】 ( No.67 )
- 日時: 2017/08/23 17:03
- 名前: 犬神 (ID: G0MTleJU)
「ッ……!」
相手が何かしら魔法を使ったのだろう。「止まれ」という言葉だけで手足が全く動かせなくなった事に驚き、少しだけ目を見開く。可愛らしいぬいぐるみになった相手を見、え、え、何やってんだ……?と頭の中に疑問が浮かぶが、自分の横を通り過ぎ少女がいるはずの自分の背後へと向かって行ったことに気付けば直ぐに「やべ……ッ!」と思うが、相変わらず手足は動かない。
何とか動く首を捻り、背後を見ようとした途端、ぬいぐるみとなった相手を抱きかかえた少女が言ったではないか。久しぶり、と。俺はこの世界に来て一度もこの子にはあったことが無い。……あ、いや、何となく察したかもしれない。
「うわ、ッ……と、」
突如体が軽くなったと思えば、即座に後ろを向かされる。俺操られすぎやしないか……?まあとりあえず黙って話を聞くことにした。
……神……の話で何度か驚かされる。一番驚いたのは、神が現在憑依しているこの少女も、襲ってきた奴も転生者だった事について。しかも2人……意外と居るものなんだなってちょっと待て。神の口振りからすると、この2人、元々お互い転生者ってこと知ってたような気がする。じゃあグルって事か??え、じゃあ俺今ここで神が戦闘を止めてなかったら、下手すりゃ死んでたって事か、なるほど。神よ、グッジョブ。
もう一度地べたに寝転がった神に、心の中で感謝をする。少しだけ見直したぞ。
まだ腕に抱かれたままのアンリ……だったか?が少ししんどそうだったため、地面に膝をつくと四つん這いで近付いていき、
「ええと……大丈夫か?少ししんどそうに見えるんだが……」
とアンリに話しかけ、小さく首を傾げながら心配する言葉を口にする。どうやらアンリが不機嫌なことに気付いていないらしい。
- Re: 【募集停止】しんでしまうとはなさけない【転生】 ( No.68 )
- 日時: 2017/08/23 17:20
- 名前: 白鷺 (ID: 2GxelfGo)
「 う、ぅ… 」
腕の中にある違和感がアンリだと知らずに無意識の内に締め付ければカルヴァに変わったのか呻き声を上げ、暫くすると目を覚ます。
神の依代なだけあり色々と便利ではあるこの身体。けれど毎度毎度意識を追い出されるのだけは納得いかない。まるでもう一つ人格があるかのような不思議な気分になるのだ。自分の思い通りに動かない身体を体験するのも気持ちが悪い。けれど追い出されたとしても記憶の共有は可能な為、鬼さんが転生者だったということがわかった。なるほどね、だからあんな魔力だった訳だよ。
考え事が終わり ふと腕の中を見れば明らかに不機嫌になっているぬいぐるみ状態のアンリ。あ、これは、神が離さなかったせいですね。ワタシワルクナイ。急いで腕から解放してやれば疲れきった様子で腕から離れ、
- Re: 【募集停止】しんでしまうとはなさけない【転生】 ( No.69 )
- 日時: 2017/08/24 21:34
- 名前: 機械夛懦憫 (ID: YDB1PS/y)
「心配される筋合いは無ッ、ぅぐ…ッ、!」
嬲り殺してじっくりと味わうつもりであった転生者の男、俺を心配するな
恥ずかしいだろう!あぁ食べる予定であった獲物に心配される等屈辱だ!
苛立った声で言いながらぺしぺしと尻尾で地を叩くがカルヴァに締め付け
られ苦しそうな声を漏らす。普通の肉体であればこんなの余裕なのだが今は
こんな姿だ。耐久力等無い。パッと離されれば直ぐに離れてけほっと軽く
咳をする。あぁ恥ずかしかった。ずれたフードをもう一度深く被ればぱっぱ
と体の汚れを落とす。全くあの存在は何を考えているんだ
さてもう魔法を使う必要は無いな
『解除』
ぼふんと音を立てながら煙が舞う。その煙が晴れるといつも通りの体が
やはりこの体じゃないと駄目だ。二人を見下ろしながらムスッとした顔を
する。小さくなったからってなんだあの扱いは。言葉では言わずただ無言
でべしんべしんと強めに尻尾を振るう
- Re: 【募集停止】しんでしまうとはなさけない【転生】 ( No.70 )
- 日時: 2017/08/25 10:11
- 名前: 白鷺 (ID: 2GxelfGo)
「 えへへ…ごめんねアンリ、」
私のせいではないのだが一応謝っておこうと思えば苦笑いを浮かべてそう言い。潰すように抱きしめてしまったのは事実だし。
それよりも気になる事があったのだ。鬼ちゃんは食べられるものを探していたら迷ったと言っていたがこれからどうするつもりなのかという事。人外、モンスターと呼ばれる者達は余り人間によく思われて居らず、村や町に行くが最後。襲われて殺されてしまう。エルフやドワーフと人間が暮らす町はあるが法律によりモンスターが町中で殺されないだけで追剥等が起こらない訳ではない。魔力の量から見るにその辺は心配しなくても大丈夫な気はするが、一応聞いてみるだけ聞いてみるか。
「 鬼さんはこれからどうするの? 」
町に行くならついていくまで。行かないのならば神のお告げでもしてやれば良い。
- Re: 【募集停止】しんでしまうとはなさけない【転生】 ( No.71 )
- 日時: 2017/08/26 01:30
- 名前: 犬神 (ID: G0MTleJU)
「え、えっと…………ご、ごめんな?」
目の前で佇み自分と、か、……カルヴァ……?を見下ろすアンリを見れば、流石の夜月もアンリが不機嫌だということが判ったのか、何故か無意識の内に正座し苦笑しつつも謝罪の言葉を口にする。そして言った後思った。あれ?俺何に対して謝ってんだ?と。というかあの尻尾当たったらどんな感じなんだろうか。やっぱ痛いのかな。……言っておくが俺はMじゃないからな。
相変わらず脳内で呟いていると、隣でカルヴァが話し掛けてきた。どうするか、か。
スポーンした場所が街の近くだったから知っている。この世界に住む人間……街の人達は、俺を見るなり、否、正しくは俺の角を見るなり即座に襲い掛かってきた。まだ使い慣れない魔法で何とか逃げれて良かったものの……やはりこの世界では人間と人外が共存するのは難しいようだ。逃げている間も何度か説得を試みたが、全くと言って良い程聞く耳を持たなかった。……それでも人間との共存を夢見る俺は、やはり可笑しかったりするのだろうか。
「うぅん……特には決まってないかな……」
どうせ街に行っても襲われるだけだ。だが他に行く宛もない。その為か、夜月は眉をはの字に下げて困り顔で「特には決まっていない」と言うしかなかった。
- Re: 【募集停止】しんでしまうとはなさけない【転生】 ( No.72 )
- 日時: 2017/08/27 00:41
- 名前: 白鷺 (ID: 2GxelfGo)
「 …、じゃあ、したいことは?」
したいこと…そう、転生して昔の自分とは違うものになれたんだ。一つくらいしたいと思う事はあるだろう。私は魔王としてこの世界にモンスター達を蔓延らせ人類を滅亡させてやることだ。子供みたいだと?なんとでも言えば良いさ。それを成し遂げられる程の力を私は今持っているのだからな。おっと話が逸れた。まぁ取り敢えず無欲な人間は居ない…小さなことでもなんでも何かあるだろう。…なかったら私の世界征服の手伝いでもしてもらおうか。
- Re: 【募集停止】しんでしまうとはなさけない【転生】 ( No.73 )
- 日時: 2017/08/29 00:03
- 名前: 犬神 (ID: G0MTleJU)
「したい事……うーん、そうだな……」
相手の問いかけに思わず頭を悩ませ、小さく首を捻りながら困った様な声を漏らす。どうしようか、本当に無いのだが。そもそもこの世界に来た時点で何かしら目標でも立てておけば良かったな。まぁ今更言っても遅いのだけれど。
……無いと言えば嘘になるのだが、やはり言い難い。
先程も言った通り、俺は人外で街人からしたら俺は敵と認識され、すぐさま殺しにかかって来る。それでも、それでも、だ。皆とは言わない。せめて一人でも人間の友達が出来れば良いんだ。今一番したい事。それは「街に行き人間と和解する」事。先程街に行っても襲われるだけと言ったな。俺は諦めんぞ。意地でもやってやる。
結構力とかもあるっぽいし、頑張れば無理矢理人間をひれ伏せさせる事とか出来るんだろうな。勿論やらねえけど。そう考えつつまた口を開き、カルヴァに「街へ行きたい」と言おうとした正にその瞬間、
「…………あっ」
安心感からだろうか。森の中をさ迷っていた時以上の空腹感が一気に襲ってきた。やばい、軽く目眩がする。それにしても時間差が酷すぎるだろ。思わず腹を押さえ、背中を丸めて「腹減った……」と小さく呟く。この空腹は魔力の消費からも来てたりするんだろうか……否もう今はそんなことどうでもいい。何か……何でもいいから食いたい……。
ぐるるぅぅ……と腹が鳴った。恥ずかしい。物凄く恥ずかしい。穴があったら埋まりたいどころか生き埋めにされたい。……断じてMでは無いからな、本当に。
返信遅くなってすんません(´・ω・`)
- Re: 【募集停止】しんでしまうとはなさけない【転生】 ( No.74 )
- 日時: 2017/08/31 23:45
- 名前: 白鷺 (ID: 2GxelfGo)
「 なぁんにも食べてないの?」
蹲ってしまった相手のそばへしゃがめば相手を指でつつきながら問いかける。こんな森じゃ食べるものなんてクソまずいモンスターの肉かそのへんに生えてる気色悪い色した毒キノコくらいしかない。まぁ食べるものなんてないわけだ。そうなると強制的に町や村へと行かなければいけないわけで。
ここで転生者仲間だという鬼ちゃんに死なれても別になんとも思わないが今後利用出来そうな奴だし恩を売っておいても損は無いだろうし、仕方ない。食べ物を買いに行ってやろうじゃないか。創作魔法で移動系をイメージして、目的地を思い出して…。精神力も体力もごりごり削られていく感覚に辞めてやりたくなる気持ちを抑えれば 「 行ってきます 」の声と共にその場から姿を消し、