大人なりきり掲示板

文章力向上、
日時: 2018/07/29 16:34
名前: 千虚 ◆sXglZpWLtU (ID: FpNTyiBw)

 初めまして、千虚と申します。名前呼びでも呼ばなくても構いません。
早速ですが今回のスレッドを建てさせてもらった目的はタイトル通り、
なり練習でございます。
例えば、自分の技術に自信を持てずに参加したいスレに参加できずに居ます。
そもそも文章を書くこと自体が疎かになってきており、
それのせいか、意欲もあまり湧かないものでして。
考えてみたら苦手なことがほいほい浮かんできたので
練習するべきや、と判断した訳であります。


 こちらが練習させてもらう立場とはいえ、
お相手様へ求めさせてもらうことを書きます。

 なりで使用するキャラはオリ、または千虚が許可した一部版権キャラのみ。
:版権キャラに制限が掛かっているのは自分がそれをするにはまだ早いということ、
そしてこういう行為などに知っているキャラを出したくないという精神故、です。
相手様がする場合は版権キャラの制限が少しは緩くなると思いますが……。
個人的な偏見になりますがーは極力避けてもらえると助かります。
 ちなみにGL,BL,NLの何れかでも可能ですが、
受けだとしても攻めだとしても得意と言い切れるものはありません。
女の子で受けをするのは得意ではないですが、
それ以外は普通かなと思いますが。
 キャラの体ですーぱーそに子ちゃんみたいな体つきした設定は受け付けません。
ふたなり、魔法?、そういう設定の無いなりをさせていただけたら幸いです。

 あくまでこちらは練習でしているので返信において拙い部分、
どうすれば良いのだろうかと悩んだりします。
返信が相手さまにとって良いものとなる保証はありません。
色々アドバイスとか頂けたら嬉しいなと思います。
三人称視点で書くのか、一人称視点で書くのか、とか。


 今のところはこんな風か、な。
もし希望があれば別スレを建てることも可能ですが、極力控えたいです。
尚、主の地雷はスカトロ、過度な出血、暴力。触手は……セーフかな。
世界観やキャラなどは相手様の希望に合わせるつもりです、宜しく御願いします。



>>22,>>28
>>23,>>24,>>44

Page:1 2 3 4 5 6



Re: 文章力向上、 ( No.51 )
日時: 2018/08/01 19:34
名前: 千虚 ◆sXglZpWLtU (ID: v8Cr5l.H)


 >>49

古河
「いきなり何の話をしてるの、警戒心剥き出しすぎだよ。
つか、初対面のおめーさんを殺す理由が何処にあんだよ」


 強引に手を逃そうと相手は必死にしているようだが、
さすがに力量に差があったのだろう、それは無駄な抵抗となった。
相手の言葉を反芻して考えてみようにも何にも理解できないが
あいつら、という何かに狙われてんだろうな。
そんなことを軽く察することは出来た。
とはいえ、その予想を明かしてしまえば何を言われるか分からない。
このまはま泳がして情報を得ようか、どうしようか。
相手に話しても問題ないだろう言葉を並べて話していく。
手は未だに離さぬままである。




 >>50
 大丈夫です、暇なときに返信してくだされば。待つのは得意なので。


新川
「そう、新川さんだよ」


 相手に名前を呼ばれ、そう返すとぬいぐるみを抱き締め始めた彼女を観察する。
目線は最初にはぬいぐるみに向いていたものの、
やはり下半身、拘束されている部分へ向かう。
お菓子は後で食べる、という彼女の返答に好きなときに食べなよ、とまた返す。
それからぎこちない調子で彼女が下半身の拘束にていて聞いてきたから答えるのみ。


 「監禁だよ、監禁。君が此所から逃げないように。
でも上半身も拘束しちゃうのは可哀想だから下半身だけ拘束したんだよ」


 隠す必要なんて今更無いだろう。嘘一つ内情報を相手に渡すと相手の反応を伺う。
もしこれで解放してください、なんて言われても解放するつもりはないし
そもそも彼女は動けないんだ。
彼女の携帯電話やおおよその持ち物は彼女から離れた、とはいえ
同じ部屋に置かれているとしても届かないから使えず、意味がない。
この状況に似合わない、それくらい分かっているが。
にっこりと笑みを、浮かべてしまう自分がいる。
どうして今、こんな表情をしたのだろうか、自分にも見当がつかない。



霧島
「……あぁ、来たんだ。はいはい、それくらい分かってるって。
んで、また昼食も作りに来たと」


 パソコンに目線を向けたまま、注意を適当に流すようにして話題を変える。
ドアを開けた時にガサガサとビニールが擦れるような音がして、
また作りに来たのかと思い、その話題に繋げて流す。
 琴葉は自分の休日の殆どだかを俺の面倒なんかに使っているから
どうかしていると思うけど、
そういうお節介さは琴葉らしいし、琴葉が幼馴染みとかじゃなかったら
こんな人とも会わないし。
 キャスター付きのイスの上、背中を伸ばして何の目的なく立ち上がれば、
することもなくただ立ち尽くす。


 「つか、幼馴染みだからってこんなぐーたらの面倒を見るために
休日使うってどうかしてない?」


 相手にも失礼だろう、と思わしき言葉を何の躊躇いなくぶつけていく。
何かした方が良い? と棒読みで続けて言えば彼女のもとへ向かう。
台所は普段は殆ど使わないし、
汚くするのも嫌だったから散らかってないことを確認すると、
すること無くしてまたイスに座る。





Re: 文章力向上、 ( No.52 )
日時: 2018/08/02 07:22
名前: たかすぎ (ID: HpE/sQXo)

すみません、焉さんからの伝言で、ネットに突然繋がらなくなっていつ復帰できるかわからないようです。

Re: 文章力向上、 ( No.53 )
日時: 2018/08/02 20:45
名前: 新凪 (ID: /1jhe2RQ)

詩乃「監…禁……ここから出られない…」

内心ではかなり焦っているがそう見せないのは人がいた時の癖だ。
監禁という言葉はニュースとかで耳にして怖い、と思うことはあっても実際にされると怖いの前に驚きがくる。
しかも、あっさりと監禁だよと言われすぐに理解できるわけがない。
ここから出られないとなると、両親にも友達にも会えないし大学にも行けない。
ふと新川さんの方を見るとにっこりと笑っている。優しいその笑顔はこの状況では怖いとしか思えない。
そういえば、持ち物が全て手の届かないところにある。

「なんで私なんかを…」

様々な恐怖で声が震えている。手も震えていて汗ばんでいる。
人生最大の恐怖と言っても過言ではない。これから自分は何をされるのか、それだけが頭の中で回っていく。





琴葉「いいじゃん、不味いわけじゃないでしょ?」

というよりもお昼つくりに来なくちゃ翔の栄養バランスが気になってしょうがないだけだが。
とにかく元気そうで安心しながら、食材を冷蔵庫に突っ込んでいく。
休日のほとんどを翔の家で過ごしているためここは自宅よりも心が休まる場所かもしれない。

「どうかしてないよ。だって、大切な幼馴染の顔を見れるし。」

一瞬きょとんとするも、嬉しそうに笑って翔を見つめる。
何かすることはないかと問われたのでしばし考えると、ゆっくりしててと伝え、自分も翔の近くの床に座る。

Re: 文章力向上、 ( No.54 )
日時: 2018/08/02 21:24
名前: 千虚 ◆sXglZpWLtU (ID: fE.voQXi)




 >>52


 たかすぎ様へ
 わざわざ報告していただき、有り難う御座います。了解しました。
とはいえ待つのは平気でそういう報告がなくても平気なたちのため、
今後その方に報告やら頼まれたりしても
私にはその必要はないのでそのようにお願いします。
(尚、こちらへの返信は一切不要です。)



 >>53


新川
「好きだから監禁したんだけど、乱暴すぎたか。怖い思い、させちゃってごめんね」


 言葉のたどたどしさに、監禁という吐き出した言葉への動揺が窺えたが、
本人はそれほど焦っていないようにも見えたが、果たしてどうだろうか。
それから彼女がこちらを見てそれから怖い、という表情をしていた。
それに対してそのような言葉を掛ける。
謝っても当分は解放したくないし、するつもりもないが。
彼女の顔を見て罪の意識に苛まれ、自然とそんな言葉が出てきていた。


 「気持ち悪いかもしれないけど、俺は何ヵ月も前に見た一瞬の君に惹かれて、
何ヵ月前から君のことを血眼になって調べて観察して……それで今日だよ。
流石にずっと君を監禁していく訳にはいかないよね、
俺にだって罪の意識とか申し訳なさとかあるから。
でもそれまでは、俺の心が君で一杯になるまでは……」


 一杯になるまでは、と呟いてから沈黙が続いた。
何を言っても彼女に思いは届かないし、引かれる。
その念が自然と脳へと命令を下させる、口を閉じろ、と。




霧島
「まぁ、美味いけど」


 人の冷蔵庫に勝手に食材を容赦なく突っ込んでいく琴葉を見ながら返事をする。
冷蔵庫には野菜ジュースとかペットボトルの緑茶とか梅干しとか
ろくなもの入れてなかったなと思いながらも
どこか安心したような表情を浮かべる琴葉を見て訳なく黙り込む。


 「ふーん、俺ってそこまで大事にされるような奴だっけ、まぁ嬉しいけど」


 嬉しそうに笑っている琴葉に見つめられて、
ふっ、と笑いを吐き出してこちらも同じような表情をする。
その後、先程の質問の答え、ゆっくりしてて、が返ってくると
イスに座っていたが床に座り込む。
その後、その傍に琴葉が座るのを確認するとふと笑いだして


 「仕事、忙しそうだけど最近はどうなの。恋愛とかしてる暇ある?」


 彼女がそれなりの声優になっていることに喜びを覚えるも
人気声優は多忙なことくらいは知っている。
まだまだ、と周囲からじゃ言われるかもしれないが数年もしたらそろそろ結婚しないの、と親から言われてしまうだろう。
幼馴染みとして、というよりほんの興味で後半は聞いていた。


Re: 文章力向上、 ( No.55 )
日時: 2018/08/03 18:39
名前: 新凪 (ID: /1jhe2RQ)

詩乃「いえ、怖い、ですけど…」

謝るあたり、ほんとは優しい人なのだろう。何かされる恐怖はあったものの、扱われ方としてそこまでひどいことはされないのだろう。
そう思うと少しは恐怖が和らぐ。
しかし、そんな人なのになぜこんな振る舞いが冷たい人を監禁なんてするのだろう。
そんな疑問が頭をよぎった瞬間新川さんがこうなった経歴を説明する。
そこまで私のことを思ってくれたのはありがたい限りだそれも、監禁するまで思ってくれたのは。

「気持ち悪くないですよ?むしろ、そこまで思ってくれるのは嬉しい事です。さっきは監禁という言葉が強烈だったというか…」

口を閉じた新川さんが重苦しい雰囲気を出しているがあそこまで怖がったらそれもそうなのだろう。
怖がってた時の弁解も含め、段々素の言葉になってきているが、気にせずに返す。




琴葉「翔は唯一無二だからねー。」

同じように笑う翔が面白かったのか少し吹き出す。
少々笑い続けた後に息を整えるとやっぱ落ち着くわ、とのびをする。
いつも仕事で気を張っているため落ち着ける環境が少ないのかいつも以上にリラックスした状態である。

「恋愛かぁ…仕事忙しいし、よく合う異性なんて翔ぐらいだしなぁ…そういう翔は?好きな人いるの?」

考えてみると恋愛する先が見えない。
というよりも、そもそも男性と仲良くすることはあってもそういう雰囲気になったことはまずない。
ということは自分には魅力がないのか、と少し落ち込みながらもそれをごまかすために翔に話を振る。
あまり外に出ない翔だが、ちゃっかり近所の女性に恋しているかもしれない。
そう思うと意外と返答が楽しみだった。

Re: 文章力向上、 ( No.56 )
日時: 2018/08/04 10:26
名前: 千虚 ◆sXglZpWLtU (ID: KZRMSYLd)



 >>55


新川
「いや、あ、でも。ていうか、嬉しいの?」


 そこまで思ってくれているのは嬉しい、なんて言われて監禁した此方もびっくり。
少し慌てたようなリズムでそう返すと少しだけジト目が開いたような気がする。
まぁ言われて嬉しくない訳じゃないが、
それでも怖い、とか解放して、とか言うもんだろうと内心ツッコミするも。
そんな風に言ってくれるんなら監禁までしなくても、
他に近付く方法はあったのかと頭を巡らせる。
が、こんな子に何をしようと自分が苦しむだろう、
がそれと共にいつまでも傍に居たい、と思う。



霧島
「何だよ、笑うなよ」


 吹き出してまで笑う彼女に柔らかい声でそう言えば、
リラックスしてんだなぁ、と彼女がのびをする様子から感じて何処か安心する。
 質問の答えがあっさりと返ってくるものの、や
はり忙しくてそれどころじゃないのかと理解。
そしてこちらにもその質問を返され、少しぼーっとする、
まるで豆鉄砲を食らった鳩ようだ。それから数秒して、


 「居ない。家に上げる奴なんて男かお前くらい、恋愛とかあんま興味ねぇし」


 少し落ち込んだ彼女の様子を察したのか、そうではないのか。言葉を溢す。
よく会う?異性が俺くらいという琴葉もどうなのだか、と思ったが
仕事柄仕方ないのだろう。
それでいて休みは俺なんかの面倒に費やしてくれてるから
出会いなんて本当に少ないのだろう。
胡座を掻いて顎先に手を添えるように宛てて何か考えるようなポーズをしていたが、
何も出てこない。
休みを俺にばかり使うならいっそのこと、一緒に住めば良いのに。
そんなことを考えたが、幼馴染みとはいえ異性だし言うのは止めておいた。



Re: 文章力向上、 ( No.57 )
日時: 2018/08/06 17:46
名前: 新凪 (ID: /1jhe2RQ)

詩乃「あ、いや、監禁は嬉しくないんですけど…」

別にMなわけではないし、誤解されそうなので監禁は怖い事は伝える。
怖いという感情は残っていてもそこまで悪い人ではないということが分かればかなり恐怖心は薄れる。
見た目がこの性格なので男に好かれることもなく、どちらかというと避けられてきた詩乃にとって惹かれたという言葉はとても喜ばしいものだった。
どこに惹かれたかなんて聞けるわけないが、惹かれたのは見かけの詩乃なんだろう。
そう思うと、素は出さないようにしなければいけない。
小さく決心したようにうなずくと、真顔に戻しながらも次出す言葉を考えてから話す。

「…異性の方にそういうこと言われたのは初めてなので。」




琴葉「いや、だって…その笑顔が、久し振りで…」

ツボに入ったのか笑いながら理由を話しながらほんと好きだわ、とこぼす。
好きの意味はもちろん友達としてだが誤解を招くような言い方をしたことに当の本人は気づいていない。
キョトンとした表情の翔がまたツボに入ると、一通り笑って笑い過ぎて目にたまった涙を拭う。
ここまで笑ったのは久しぶりかもしれない。
質問の返答があまりにも予想通りだったのと、誰にも恋していないということにがっかりしながらも、こういう時間が途切れることは当分なさそうだと少し安心する。

「似た者同士これからが不安ですなー。」

それは恋愛に対しての率直な意見で、実際琴葉は親に結婚を急かされている部分もある。
このまま恋愛も結婚もせずにいくと親孝行も出来ないし悪いことだらけだ。
せめても不安であることは口に出しておかないとやる気になれないような気がしてしみじみと言ったのだった。

Re: 文章力向上、 ( No.58 )
日時: 2018/08/07 00:07
名前: 千虚 ◆sXglZpWLtU (ID: lQjP23yG)



 >>57


新川
「あぁ、ごめん。勘違いしちゃった」


 まぁそりゃそうか、と内心安心しながらも思想に耽る彼女の顔をただ見つめる。
素敵だ、君のどんな姿もいつまでも見つめられるのだろう。愛らしい、君を。
それから彼女が出した言葉にへぇ、と相槌を打ち言葉を返す。


 「君みたいな子に目を向けないなんて周りは随分とお粗末な目をしているようだね。まるで節穴のようだよ」


 低い声で彼女の言葉に、というより
その言葉を出させた原因を否定するように言葉を吐く。
人の価値観なんてバラバラだから、周りがたまたまそんな人間ばかりだったんだ、
という脳内の一部意見を否定し、
その言葉を吐き出していたが、別に悪い気はしなかった。それから、


 「俺は君のどんな部分も愛してる。
何一つ欠けてはならない、君はこの世でたった一人の君だから。
周りがそれほど気にしてなくても
俺にとっての君は一瞬でも脳裏に焼き付く程に素敵だったんだ。
自信なんてなくす必要は無い、大丈夫」


 彼女のことになるとやたら饒舌になる、
息をする暇なく喋ってしまったが、まぁ良いだろう。
本心を話して何が悪い。


霧島
「なんか、俺が笑わねぇ奴みたいな言い方すんなよ。本当、言い方に気を付けろよ」


 後半は彼女が何気なく言ってしまったであろう、言葉に対して軽い忠告をする。
とはいえ相変わらず声は柔らかでこういっても気付かないのだろう、と思いながら。
その言葉が所謂そういう意味ではないと分かっていてもそうだったら嬉しい、
と期待している自分もいる。
ずっと傍に居れるなら、そうしろと言われたら他の女には興味はなく、
琴葉だけが選択肢なのだろう。


 「まぁ、そうだな。でも、そっちは忙しいから合コンとかそういうのも無理か」


 返された質問への言葉にそう返すと更に、
俺もそういうのは苦手だしノリも苦手だし、と付け加える。
長期間一緒に居た、というのもあって何だかんだ琴葉と居るのが心地良いし、
楽に過ごせる。
今更、とはいえまだまだ若いのだろうが何せ、今の俺の若者になりきれてない状態じゃ何にも付いていけない。
やっぱり琴葉と居るのが一番楽。幼馴染みとはこういうもの、なのだろうか。


 「試しに付き合ってみる?」


 ほんのノリ、僅かな本心が乗り移る言葉を吐き出す。
至って真剣な顔をして、何を言う。
まぁ試しに、だよ。と保険を掛けて笑い掛けると反応を待つ。

Re: 文章力向上、 ( No.59 )
日時: 2018/08/09 21:59
名前: 新凪 (ID: /1jhe2RQ)

詩乃「いや、好みは人それぞれですし…」

別にあの人たちの目が悪いわけじゃないのでそこまで責めるのは、とためらいながらも反論する。
自分のことを大切と思ってくれているのはいいが、周りの人を否定するのはちょっと違う気がする。
しかし、新川さんが詩乃に対してかけてくれる言葉は優しくてどこか安心するのか、息継ぎをせずに語ってくれた言葉を一つ一つ反芻してどこかから自信がわいてくる。

「ありがとうございます。新川さんと話しているとなんだか自信が持てる気がします。」

監禁されたはずなのに、怖さがまだあるのに、なぜか心はだんだん落ち着いて自分への自信が湧き上がってくる。
初対面の人とここまで話すことも少ないからだろうか、新川さんが詩乃のいいところだけを見ているからだろうか。答えを出すことは出来ないが自分の感覚がおかしくなっているような気がして嬉しそうに微笑む詩乃の心境は複雑だった。





琴葉「え?あー、ごめんごめん。この言い方はなかったか。」

言い方を注意されたため一応謝るも、翔の顔を見て笑った理由を言った時の言い方について注意されたのだろうと軽く思う。
好きというのは普通の意味だし別に誤解することもないだろう。

「その手が!…って、私もそういうの苦手だし無理だな。」

合コンという言葉に一瞬興味を示すも考えてみればそういう場で異性と話すのが苦手なため無理だということを思い出し諦める。
そもそも、この頃翔以外の異性とプライベートで話したことがないため、話すことができるかどうかも怪しい。
これは、もう自分のせいなので何とも言えずこれから先そういうことに悩んでいくはず…だった。

「…へっ?あ、えっと。」

思いもよらない翔の言葉に素っ頓狂な声を上げるとすぐに顔が赤くなっていく。
お試しと言われても今まで付き合ったこともないため今まで友達としか見ていなかった翔とそういう関係になるのは恥ずかしいものだ。
しかし、これは2人とも希望を持つ点ではいいのかもしれない。そう考えると、首を縦に振って小さくいいよ、と答える。

Re: 文章力向上、 ( No.60 )
日時: 2018/08/10 18:15
名前: 千虚 ◆sXglZpWLtU (ID: T0oUPdRb)



 >>59


新川
「優しい子だよね、本当に」


 君の魅力を見つけ出せない彼らをそんな風に擁護して、守ろうとするなんて。
彼女と言葉で触れる度に新たな彼女を学んで、
きっとこれは口にしてはいけないのだと、学習する。
先程感じたその言葉もきっとそうなのだろう、と分析に心の中に留める。
嫌われたくない、解釈が違っても君に嫌われなければ、どうでもいいかも。
 それから彼女が溢す言葉を受け止めていきながら、ふぅん、と漏れる声。


 「自信を持つべきなんだよ、詩乃ちゃんは」


 それから続けて、


 「話を聞いてた? 
俺は君のどんな部分も愛してる、この言葉には濁りも歪みも無い。
これから俺の知らない君が出てきても好きだって言える。
それに人の全てが観察して全て見えたら意味無いでしょ」


 と、最後の言葉だけ笑うように吐き捨てれば、
だから気にしちゃ駄目、分かった? と子供に問い掛けるように聞く。
過保護、その言葉が今の彼には似合うのだろう。
人の全てが観察では見えない、それは当の彼も同じだというのに。


霧島


 琴羽の答えに相槌を打ちながら、
合コンという提案にも難儀を示す彼女にあぁ言葉を出していた。
ほんの思い付き、興味、後は何となく。
それだけで出した言葉に琴葉は分かりやすく、動揺していた。
真っ赤になった顔を見て笑いを堪えるのに必死になるも衝撃的な言葉だったのだ、
と再度自分に思わさせる。
それから考えを巡らせていた彼女が首を縦に降り、小さくいいよ、と答えた。
その行動、声の小ささが彼女の内側の何を示していたのかは察しも付かない。
ただその言葉を返され、こちらは相手と異なり、直ぐに口、それと体が動いていた。



 「ありがと、琴葉」



 その言葉を伝える、届けるために口は動き、それを示す、抱きつくために体は動く。
こんな性格の野郎だったのか、と
自分でも曖昧になるくらい、今の時間はあやふやなもので。
 付き合ってみた、それがたった今、始まったのだ。
出会いとかそういうのが無く、何気なく会って楽しんでた二人が。
恋する気持ち、分からない感情への興味がこの行動を作り出し、
実行したのだろうかと脳内で考えた。


Page:1 2 3 4 5 6



スレッドをトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 4000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。