大人なりきり掲示板
- 【文スト】中原中也と恋しませんか?【BL】
- 日時: 2019/10/28 20:39
- 名前: 唯人 (ID: iykFqmai)
初めまして。普段は別サイトで文スト二次BLをちょこちょこ書いています、唯人(ゆいと)といいます。
こんな面白そうな掲示板、僕が来ないわけないでしょう(*°∀°*)ぜひぜひ、なりきって恋しませんか?(>ω∂)
内容はスレタイ通りです。募集は雑談掲示板にて行っています。もれなく採用ですので、お気軽にどうぞ♪
〜なりきり目次〜
・愛さん 太宰×中也×オリキャラ【>>5】
本編【>>9>>11>>15>>20-25>>36-37>>39>>42>>45>>47>>50-51>>55>>59>>77>>80>>87-89>>91>>100>>102>>113>>116】
・伯漓さん 中也×乱歩【>>16】
本編【>>33-34>>41>>44>>53-54>>63>>67>>72-73>>76>>79>>108>>111>>114>>117】
・繰澪鴉さん 中也×オリキャラ【>>35】
本編【>>38>>40>>43>>46>>48>>49>>52>>56-58>>60-62>>64-66>>68-71>>74-75>>78>>81-86>>90>>92-99>>101>>103-107>>109-110>>112>>115>>118】
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- Re: 【文スト】中原中也と恋しませんか?【BL】 ( No.42 )
- 日時: 2019/10/26 17:37
- 名前: 唯人 (ID: iykFqmai)
>>39
あっぶなかった…
まだ心臓がバクバクしている。頬が火照る。
まあ、これで一安心だ。彼奴に怪しいことなんか一つもなかった。
ふう、と息を吐き、俺も部屋に戻って、先程の資料を読み込んで作戦を練った。頭を遣うのも偶にはいいが、疲れる。どれくらい時間が経っただろう、疲労感を感じて立ち上がった。外を見ると、空は茜色に染まっていた。
呑むの予約した時間は日暮れ後の時間だから、未だ余裕があるな…。少し、気晴らしに寄り道でもしながら行くとするか。赤羽と呑むの本当久し振りだもんな、楽しみだ。
外套を羽織り、ポートマフィアビルを出て、目的もなく歩く。
すると突然、突風が吹き、帽子が拐われた。いきなりのことで、吃驚して慌てて追いかけた。
帽子は、ビルの間の細い路地のそのまた曲がったところにある袋小路の入り口で落ちかけ…なのをなんとか触れて浮かせ、掴んだ。
なんだか今日はひやひやしてばかりだ。まあ、赤羽のことに関しては杞憂に終わっただけだったが…
そう、思っていたのに。
角の向こうから、声が聞こえた。男二人の、声。職業柄、聞き耳をたててしまって、その声の持ち主が二人とも知っている人物であったことに…本来会うべきではない二人の声が飛び交っているのを聞いて…背筋が、凍った。
「……あか…ばね…? だ、ざい…?」
震える声が出た。壁に身を隠し角を覗く。二人は向き合い、親しげに会話をしている。ヒュッと息を飲んだ。
なんで、この二人が。
- Re: 【文スト】中原中也と恋しませんか?【BL】 ( No.43 )
- 日時: 2019/10/26 17:46
- 名前: 唯人 (ID: iykFqmai)
まちがいない。コイツだ。
きょとん、とあどけない顔で俺を見上げる水色の瞳から、思わず目を逸らす。眼帯をしたり外したりという仕草から右目で見ることが発動条件なのではというのはマフィアで見当ついていたが、こいつのこの瞳には得体の知れないものがあった。
ヤツの細い手首を掴んだまま、肩越しにちらりと後ろを窺う。声を発したことでポートマフィアの者だと気づいたのだろう、人はいなく忽然としているのを確認する。そして、ヤツに向き直って、口を開いた。
「ああ、用か、大有りだ。この有り様を見て判ると思うが、俺はポートマフィアの中原中也だ。手前、うちのもんをからかったことあっただろ?それでうちの首領が手前をことを気に入って、傘下に入れたいと云ってんだ。俺はその勧誘。
……なあ、ポートマフィアに入る気はねェか?」
これですんなりとイエスと答えてくれりゃあ、苦労しねェんだけど…
- Re: 【文スト】中原中也と恋しませんか?【BL】 ( No.44 )
- 日時: 2019/10/26 17:58
- 名前: 唯人 (ID: iykFqmai)
>>41
明らかに不機嫌になり、強気に云い放つ乱歩。ドストエフスキーの策略にかかってコイツと渡り合うことになったあの時のことを思い出した。
『名探偵に不可能はない』
あれだって別にコイツに負けたことにはならない筈だ。だが、頭脳が優れていることは確かなのだろうか。見てみないと判らないことだ。
……まあ、俺より歳上ってのは全く信じてねェけどな。無理があるだろ、どう見ても。なあ?
「別に名探偵でも自称でも餓鬼でも歳下でもいいけどよ、目的地は何処なんだ?」
実は教えられていない。江戸川乱歩の護衛に回ってもらうから待ち合わせ場所に行ってくれ、という命令しか貰っていないのだ。
- Re: 【文スト】中原中也と恋しませんか?【BL】 ( No.45 )
- 日時: 2019/10/26 18:06
- 名前: 愛 (ID: w4lZuq26)
>>42
コウ「まったく、せっかく寝てたのに何の用事ー?」
電話が終わるとしぶしぶ、といった感じで路地裏へ行き、太宰と話をして。
中也の気配に気が付くと反射的に銃を構えながら「・・・誰だ?」と言い、中也に気が付くと目を丸くしてため息をつき、見られたら処分する、という約束だったため、太宰に「この人はあれ入りますます?」と確認する様子で首を傾げて。
- Re: 【文スト】中原中也と恋しませんか?【BL】 ( No.46 )
- 日時: 2019/10/26 18:09
- 名前: 繰澪鴉 (ID: JSuMRn8G)
>>43
「えー…俺そう言うの興味無いからやだぁ」
うちのもん、と言われ“マフィアなんてからかったっけ?”と疑問に思っていると、そのマフィアの首領が自分の事を気に入り、取り入れたいらしい。彼はその勧誘だと言われ、入る気は無いかと聞かれると考える事無く上記の言葉を答える。
全く持って興味を惹かれない。勧誘されるのはある意味凄い事なのだろうが、興味が無いのもそうだが最もな理由は自由に遊んでいたいからなのだろう
- Re: 【文スト】中原中也と恋しませんか?【BL】 ( No.47 )
- 日時: 2019/10/26 18:34
- 名前: 唯人 (ID: iykFqmai)
>>45
「ッ……」
銃口を向けられ、反射的に身構える。この角度じゃ気づかれないと思ったが、矢っ張り、赤羽は誤魔化せない。
普通に、ショックだった。あの嫌な予感は、当たっていた。あの赤羽と太宰が、通じていたのだ。
何の為に…?否、もしかしたら赤羽にも何か事情があるのかもしれない。赤羽を呼び出したのは太宰だ。
「オイ、太宰……赤羽に手ェ出したら只じゃおかねェぞ」
やっべ、語尾震えた…
赤羽が伺うように太宰を見上げる。
太宰はにこりと笑い、口を開いた。
- Re: 【文スト】中原中也と恋しませんか?【BL】 ( No.48 )
- 日時: 2019/10/26 18:40
- 名前: 唯人 (ID: iykFqmai)
>>46
……まあ、そんな簡単にいく筈ねェよなァ。
溜め息をつき、ちらりとヤツを窺う。
興味がない…こいつが興味のあることは、何なのだろう。
俺に対して興味の湧くことは、あるだろうか。もしそれがあるとしたら、俺には…
「……なァ手前、強いヤツと戦うのは好きか?例えば、ポートマフィア幹部。例えば、神。そう、例えば…この貧民街を作った荒神、荒覇吐(アラハバキ)とか…興味、あるか?」
- Re: 【文スト】中原中也と恋しませんか?【BL】 ( No.49 )
- 日時: 2019/10/26 18:49
- 名前: 繰澪鴉 (ID: JSuMRn8G)
>>48
自分が何に興味があるのか探る様に例えを上げる相手をジッと見つめつつ「急に動けなくなって慌てる人!見てて面白いんだ」と自分が興味を示す事を告げる。それから「あ、でもーお兄さん強そうだから、お兄さんが勝ったら考えるよ?」と提案する。
「勝ったら、だけど…どうする?お兄さん」
なんてまるで挑発するかの様に目を細め笑い乍そう言って
- Re: 【文スト】中原中也と恋しませんか?【BL】 ( No.50 )
- 日時: 2019/10/26 18:49
- 名前: 愛 (ID: w4lZuq26)
>>47
太宰「・・・ああ、それは君に任せるよ。・・・やぁ中也。語尾が震えているが、なにか吃驚する事があったみたいだね。」
コウをちらりと見た後任せる、と言い、すぐに笑みを浮かべると、楽しげに、全てを見透かしたかのように上記を述べて。
中也の様子に笑みを浮かべながら「手を出すなんて人聞きが悪いねぇ。」とからかうように言い。
- Re: 【文スト】中原中也と恋しませんか?【BL】 ( No.51 )
- 日時: 2019/10/26 19:22
- 名前: 唯人 (ID: iykFqmai)
>>50
「当たり前だ。其処にいる赤羽は俺の大事な同僚で、手前はマフィアを抜けた裏切り者。手前らが通じてていい筈がねェんだよ。若し赤羽に何かするようなら…」
一歩、踏み出る。硬いアスファルトの地面がゴボッと大きく抉れた。
「生かしておかねェ。赤羽と何を話していた?」
太宰も赤羽も、口元に笑みをたたえ俺をみつめるばかりだ。ごくりと息を飲む。赤羽が、若し太宰と手を組んでいたとしたら…
赤羽も、生かしておけなくなる。
愛する者を、今この場で、殺さなくてはいけない。
内心動揺して、怖くて仕方がなかった。
俺は、二人の返答を待った。先に口を開いたのは…
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