大人オリジナル小説

俺達生徒会 〜君の行い正します〜
日時: 2010/08/17 15:05
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2

クリックありがとうございます。
初めまして、または、今回もおこしいただきありがとうございます! クロウです。
今回は、生徒会による学園内の問題解決の小説を書きます。
集金を出さないとか、虐めとか、そんな感じの内容です。

そして、ココからは注意となります。
僕は文才はあるかどうかは自分では判断できませんので、そのことを承知でお願いします。
あと、チェーンメール、荒らしなどは歓迎しませんので。
僕が嫌いな人も、即効逃げてください。

……これでも帰らないのですか?
では、しょうがない、付き合ってやろう。ってな感じの人は先にお進みください。


目次
プロローグ>>1
第1話>>4
第2話>>5
第3話>>9
第4話>>10
第5話>>11

お客様
あっち様、オリキャラどうぞ様、雉明様、鈴蘭様、ライアー様

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Re: 俺達生徒会 〜君の行い正します〜 ( No.10 )
日時: 2010/08/08 21:27
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2

第4話


授業開始まであと10分。俺達は廊下を歩いていた。
話し合い、以外に長引いちまったな。多分、あとで和龍にたっぷり文句を言われるだろう。
和龍が俺に文句を言うところが、頭の中に鮮明に描かれる。
俺は苦笑して、教室に足を踏み入れる。

授業前の教室には、楽しげな声が響く。
もう少しで授業が始まるのに、授業の準備もせずにお喋りとは、のんきなものだ。
俺はそう思いながら、自分の席へと歩いて行く。
ついでに、薫の机を横目で見る。

俺は立ち止り、薫の机をまた見た。
和龍がこちらに歩いてくる。

「どうした、要。そんな顔をして」
「ん、俺、そんへんな顔してた? ってか、薫さんの机、みてみろよ」

俺は和龍に耳打ちする。
和龍も薫の机を見てみる。
薫の机を見て、和龍は顔をしかめ、小さく舌打ちをした。

薫の机には、大量の悪口。
そして、それを泣きそうな顔で消している薫。

「薫さん」

俺が薫の名を呼ぶと、薫は勢いよくこちらに顔を向けた。

「どうしたんだ、それは」

和龍が机を指差し、そう聞く。
薫は慌てて、桃香の方を見る。
俺も桃香の方を見ると、桃香は俺達から目をそらした。

「早く答えろ。それは何だ、誰にやられた?」

和龍がそう言って、ギリリッと歯ぎしりをする。
薫はそんな和龍の態度に脅えながら答える。

「私は知りません。何も知らないです」

和龍は舌打ちをして、自分の席へと歩いて行く。

「ごめんね、変なこと聞いちゃって。俺達のことは気にしなくていいから」

俺はそう謝って、自分の席へと歩いて行く。
気にしなくていい、と言われても、絶対気にすると思うけどね。
しかし、あの落書き、結局何なんなんだろうなぁ。
桃香が書いたのか、それとも、他の人か? それとも……。
これはまた、厄介なことが起こりそうだなぁ。
俺はそう思いながら、次の授業の準備をした。

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