大人オリジナル小説
- い じ め ―涙―☆完結☆
- 日時: 2011/04/25 16:26
- 名前: マィ
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.cgi?mode=form
―――あぁ・・・。
もう朝だ―――。
今日もまた・・・。
イ・ジ・メ・ラ・レ・ル―――。
い じ め ―涙―
――――――――――
園田 澪―Sonoda Mio
主人公。みんなからいじめられている。
萱島 風李―Kayasima Huri
いじめのりーダー。だれも逆らえない。
いじめが好き。
多田 円佳―Tada Madoka
風李の友達。いじめが好き。
末木 千秋―Matuki Tiaki
いじめが好きで澪をいじめる。
本藤 潮音―Hondou Sione
いじめが好き。風李の友達。
関川 美亜―Sekikawa Mia
いじめが嫌い。風李に逆らえない。
――――――――――
+*目次+*
第1話 >>1 第2話 >>2
第3話 >>3 第4話 >>5
第5話 >>8 第6話 >>10
第7話 >>16 第8話 >>24
第9話 >>33 最終話 >>38
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- Re: い じ め ―涙― ( No.8 )
- 日時: 2010/11/17 23:31
- 名前: マィ
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel4/index.cgi?mode
第5話
―――澪が縛られて一時間・・・。
冬だから誰もプールに来ない。
誰も気づかない・・・。
(だ…誰か…
助け…て…。)
教室では―――。
「キャーーーハハハハハハ!!!
マジサイコー!」
「風李様!
やりましたね!」
「これであいつも死にますよ!」
「でもな〜…どーしよ」
「どうかしたのですか?」
「このまま殺したら
つまんないじゃん?
もっと苦しめて
死なせようかな〜と思ってさ〜」
「!!!!!」
風李の言葉にみんなは一瞬
息がとまった・・・。
「風李?
まだあの事…怒っているの…?」
円佳が聞いてみた。
「当然じゃん!
思い出すだけで腹立つ!!
マジサイテー!」
「そっか・・・。」
「ふ…風李様…
いつまでいじめを
続けるつもりですか…?」
美亜が恐る恐る聞いた・・・。
その言葉に風李はカチンときた。
「は?
あんた何様のつもり?
私に逆らう気?」
「いえ…。違います…!
も…申し訳ありません…」
「悪いけど…
私、心が狭いんだよねー。
許したくないわ!
誰か美亜を抑えて!!」
「え…?そんな…!
待ってください!
許してください…!
嫌!!!は…離して…!」
ガシ!
風李の命令で
周りにいた女子が美亜を抑えた。
美亜はちっとも動けない。
「生意気美亜め。
ちょっとは懲らしめないと
分からないわね。」
風李は手にバットを持った・・・。
「ご…ごめんなさい…!
許してください…!
土下座でも何でもしますから…!」
風李が止まった・・・。
「今行ったこと本当?」
「は…はい…。
だから…許してください…」
「美亜を離していいわ。」
抑えてた女子が美亜を離した。
「あ…ありがとうございます。」
「美亜。今から
あいつをここに連れてきて。」
「は…はい…。
分かりました…。」
美亜はプールへ向かった
「珍しい!
風李が許してあげるなんて」
風李の友達の
千秋が言った
「いつもだったら
もういじめてるじゃん?」
「いつもだったらねー
でも、美亜は何でもするって
うちに約束した。
ってコトは…
パシっても文句は言えないじゃん。」
「・・・。」
「まぁ〜
美亜が本気で澪をいじめたら
許すけどね〜…逆に、
うちの命令を一つでも
断ったら…
…生贄追加♪」
アーーーーーハハハハハハハハハ!!!
(風李は・・・
何を考えているの・・・?)
女子たちは・・・
風李に違和感を持ち始めた・・・。
―つづく―
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