大人オリジナル小説
- 悲しき学校生活
- 日時: 2012/09/23 01:59
- 名前: 銀弧
これは少し実話がまざっているお話です。
私がこのとき感じていた感覚などを書いたりしているので、ご注意ください。
この時点で駄目な人はUターンでお願いします。
安西 香奈 (あんざい かな)
小学五年生。
虐めを受けている主人公。
みんなからは暗いと思われているが、内心は明るいほう。
結構内心では毒はく。
西中 麻衣 (にしなか まい)
小学五年生
虐めのリーダー的存在
琴美 癒里(ことみ ゆり)
小学五年生。
他にも増えるかもです
- Re: 悲しき学校生活 ( No.8 )
- 日時: 2012/09/23 02:12
- 名前: 銀弧
じゃんけんの結果、袋に息を入れる役目を担ったのは閑菜だった。
若干安堵の気持ちを覚えたが閑菜のちょっといやそうな顔を見て
少し罪悪感が芽生える。
そうだよね、いやだよね、皆の前でちょっと恥ずかしいんだよね。
やっぱりここは自分がやるべきだったのかなと思っていると閑菜は
配られた袋を手にすると少しの迷いの後その中に息を吹き入れた。
自分はとくにすることもなく、徐々に膨らんでいく袋を見てふと考える。
もし自分がこの袋のなかに息なんかいれたら、
絶対になにかしらの嫌がらせの言葉を浴びせられるんだろうな…。
そんなことを考える自分に思わず苦笑する。
なに自分からそんな後ろ向きなこと考えてんの。
閑菜だからこそ言われない言葉。
うらやましいって思ってしまって急に胸が痛くなった。
嫉妬なのか、自分よりも幸せな生活を送っている子に対しての。
(私って、嫌なニンゲンだなぁ)
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