大人オリジナル小説

自傷行為
日時: 2011/05/08 14:56
名前: しおり ◆az9yhMr9Fw

注意

これは自傷行為(リストカットやアームカットのこと)の話です

リストカッターの方、ほかにこの小説を読んでくれる方、
自傷行為に駆られるようならその場で読むのをやめてください

お願いします

※フィクションです(半分実話かもね←

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私はリストカッター


学校でもカッターは手放せない。



学校に行ってもつまらない。





ただ罵られ、蹴られ、殴られる。

だから私の体にはいつも傷が絶えない。
そしてそのストレスを自分の体で解消する、汚い自分に罰を与える。






そんな私の汚い物語

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Re: 自傷行為 ( No.3 )
日時: 2011/05/03 07:00
名前: しおり ◆az9yhMr9Fw



第一章/カッター03





私は我に返ってカッターを急いでスカートのポケットに押し込む。

そして、誰かに見られていないか確認をした。
幸い、カーテンを閉めていたので先生には気づかれていない。


私は首をひねって辺りを見回す。



薬品が沢山入っている棚。
ファイルや医学の本が綺麗に押し込められている本棚。

シミ一つない真っ白の壁、布団、枕。


窓から外を見ると保体の授業をやっている生徒が、校庭を走っている。





私はベッドに横になって静かに目を閉じる。


保健室独特の匂いが鼻をつくが気にして眠れなくなるほどの匂いでもない。



私は目を開け、袖を捲る。

左腕に引かれた赤い線はまだ薄く残っていた。



「ふぅ……」



息をついて袖を下ろす。




右に顔を傾けると、カーテンの隙間から隣のベッドが見えた。



誰かが、寝ている。


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