大人オリジナル小説

自傷行為
日時: 2011/05/08 14:56
名前: しおり ◆az9yhMr9Fw

注意

これは自傷行為(リストカットやアームカットのこと)の話です

リストカッターの方、ほかにこの小説を読んでくれる方、
自傷行為に駆られるようならその場で読むのをやめてください

お願いします

※フィクションです(半分実話かもね←

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私はリストカッター


学校でもカッターは手放せない。



学校に行ってもつまらない。





ただ罵られ、蹴られ、殴られる。

だから私の体にはいつも傷が絶えない。
そしてそのストレスを自分の体で解消する、汚い自分に罰を与える。






そんな私の汚い物語

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Re: 自傷行為 ( No.1 )
日時: 2011/04/30 22:41
名前: しおり ◆az9yhMr9Fw



第一章/カッター





カチ……カチ……カチ……



誰もいない立ち入り禁止になっているトイレの個室でカッターの音が響く。


私はカッターの刃を出している。



カッターを自分の腕にそっと置く。
そしてそのまま自分の方へカッターを引く。




「……ッ!」






綺麗な真っ白の腕に赤い線が、一本。


血は滲むだけで溢れはしない。




「何やってるんだろう、私……」




私が自傷行為に走った理由は、ただ小説でよく見かけるリスカ、自傷行為。
このことを試してみたかったから。

小説を読んでいると自傷行為をしている人たちはみんな虐められてるか、もしくは人間不信の人だった。

私は最近親が離婚した。

中2の私には十分なストレスになる。

そこでリスカ、所謂自傷行為をしてみるのにちょうどいい機会だと思ったから。







血を見ると、なぜか心が軽くなる。


血を見たら、何も考えなくていいような気がする。











そう思って私は何本も赤い線を腕に刻み込んだ。















気がつくと傷口からは血が溢れ、床に垂れている。



「……どうしよう」



とりあえず私は持っていたティッシュで血を拭う。


血を拭った後は、袖をできる限り下に下ろした。







季節は夏------




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