大人オリジナル小説
- 陰口〜傷ついた心〜
- 日時: 2011/06/09 19:01
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC.
- 参照: 元、「かりん」です
この名前で、新しい小説を書くのは初めてですね。
今回は、陰口について書かせていただきます。
登場キャラ
小坂 美麗
おとなしく自分の意見をなかなかいえない。
友達の前だけ、人格が変わる。
野々宮 麻衣
怒ると怖い。が、友達思い。
崎本 茂華
美麗が嫌い?
秋野 麗
美麗が嫌い?
神田 怜二
冗談をよく言う。
以上
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- Re: 陰口〜傷ついた心〜 ( No.14 )
- 日時: 2011/06/11 17:46
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC.
- 参照: 元、「かりん」です
第4話『陰口ノート』
部活中
「ねぇ。麻衣?」
わたしは麻衣を呼ぶ。
麻衣は、不機嫌そうに返事をする。
「何?」
「今日の陰口なんだけど……」
わたしはかばんからノートを引っ張り出し、麻衣に見せた。
麻衣はあきれたようにわたしに言う。
「こんなの書く暇あったら勉強の内容をノートに書こうよ」
「麻衣だって、ノートに落書きしてるじゃん」
「あ、そうか」
「そうかじゃないよ。まったく」
これだから麻衣は不思議なんだよね……
「……で、美麗?」
「ん?何?」
「この3時間目の悪口だけど……どうやって聞き取ったの?あの時、誰も話してなかったじゃん」
「それは、無論、読唇術だ」
「そんなの使えたの?」
「使えるか使えないかはおいといて」
「おいとくなよ!」
麻衣がたたく。
だが、わたしはその麻衣の手をとめた。
「あまいよ」
左手が……直撃した。
第4話オワリ
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