大人オリジナル小説

    虐め  ― crazy doll ―
日時: 2011/08/07 14:14
名前:  陽依. ◆QsM3NMz.NY



 ○ ⌒⌒ ● / crazy
 △ \/ ▲ \   doll....




 いらっしゃいませ∩^ω^∩
 陽依と言いますb
 駄作の可能性大◎ですが
 応援よろしくお願いします.


 ちなみに甲子園大好きです←
 友達申請も大歓迎ですbbbbbb





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 ○  山瀬 麻可 ( ヤマセ アサカ ) ●
 △  尾嶋 優菜 ( オシマ ユウナ ) ▲


  ※ サブキャラクタ-は>>0001参照 ※



【 第01章 ―― 私が虐めをする理由 】

 >>0002 プロローグ

 >>0003 第01話 >>0004 第02話 >>0005 第3話
 >>0006 第04話 >>0007 第05話 >>0008 第6話





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Re:     虐め  ― crazy doll ― ( No.5 )
日時: 2011/08/07 11:18
名前:  陽依. ◆QsM3NMz.NY


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 運悪く、その日の5校時は保健体育だった。
 つまり担当が、大仏。
 説教を受けるのは承知の上だったけど、きちんと着替えて授業に出た。
 何故か優菜が戻ってきていて、あたし達とは目を合わせようとしなかった。


 案の定、授業開始直後らへんに、皆が準備し出すのに紛れようとすると
 大声で「 鎌田! 篠田! 仁藤! ちょっと来いおめぇら!! 」と声が掛った。
 ……ん? あたしは? あたしはお呼び出し無しなパターン????




 「 何考えてんだよ、尾嶋の野郎 」




 優菜をキツく睨んでみたけど、あいつはあたしと目をあわせることはなかった。
 決まり悪そうにそそくさと授業に合流していった。
 やべぇ、馬路うぜぇぞ。


 その日の体育はあたしの好きなバレーだったけど、
 優菜が気になって授業に身が入らなかった。
 だからミスとかいっぱいしたんだけど、皆あたしを恐れて
 「 ドンマイ 」しか言ってこないのがこれまたうざかった。
 偶然同じチームだった、海村遼平だけは笑って話しかけてきた。


 結局、授業に梨帆達が戻ってくることはなかった。





    * * * * * * * *





 「 お前、何考えてんの? なんであたしだけ? 」

 「 別に…あたしの勝手じゃない 」

 「 あたしが主犯だってことはわかってんだよねぇ? 意味不明だよ、君 」




 放課後、あたしと梨帆となつはトイレに優菜をつれこんでいた。
 彩弓は家の都合が…とかいって帰った。
 なんかあいつも最近行動が意味不明。
 怒られたくらいでへこたれてんだろうか。


 何より面倒なのは尾嶋優菜だった。
 言ってることとしてることが微妙に矛盾してる。
 いらいらしてる梨帆がたまに蹴ったりするけど
 決して本当の事は喋ろうとしなかった。


 これだからあたしはこの女が嫌いなんだ――。
 自分の意見を言おうとしない癖に、他人にはうざかったり、
 危険な立場に陥っても生意気な口利いたり――。
 とにかく、あたしの嫌いな要素を詰め込んだような女。




 「 本当の事いいなよ 」

 「 だから、別にあたしの勝手でしょ 」

 「 あたし等の事チクったくせに、それでいい逃れれると思ってんの? 」

 「 …… 」




 これだもん。
 都合が悪くなってくると黙りこむ。
 ほんっと、ムカつく。
 ―― タヒんでくれればいいのに ――。




 「 あー、ムカつく。もうお前タヒねよ 」




 キリがないから切り上げた。
 なつが「 また明日ね、優菜 」と微笑みながら言う。
 優菜はこっちを見ないで鼻で笑いやがった。
 む か つ く 。


 まぁいい。
 どんなに足掻いたってあんたは、
 あたし達からは逃げられないんだから――。








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