大人オリジナル小説

耐えて耐えて・・・
日時: 2012/02/05 09:32
名前: 音異羅 ◆XuYU1tsir.

いじめってどうしてあるんだろう?

どうして人を平気で傷つけられるんだろう?

どうして人の気持ちになれないんだろう?

どうして気付かれないんだろう?



これは、いじめを耐えていた女の子の、悲しい哀しい物語


藍那
 プロローグ >>01
 憂鬱 >>02
 視線 >>03
 友達 >>04
 他学年フロア >>05
 先輩 >>06
 悪魔 >>07
 震え >>13
 出会い >>14
 教室 >>15
 あだ名 >>16
 お姉さん >>17
 同じクラス >>24
 おはよう >>25
 見たものは・・ >>30
 強張る >>33
 伝言 >>34
 私たち・・・ >>37

??
 人形遊び >>18

??
 意見 >>35

??
 リストカット >>19
 所詮・・・ >>36

有影藍那 プロフィール >>08
館野宮奈々 プロフィール >>09
雛耶要 プロフィール >>10
初季百夜 プロフィール >>11
日野矢燐 プロフィール >>12

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Re: 耐えて耐えて・・・ ( No.37 )
日時: 2012/02/05 09:31
名前: 音異羅 ◆XuYU1tsir.

私たち・・・




「藍那・・・私たち・・・友達だよね?」



か細く、今にも泣き出しそうな声で彼女は言った

電話越しだから表情は分からないけど、その声から彼女の心情が読み取れる
























__________________数分前_______________________



やっと買ってもらった携帯

そこには、母、父、そして友達のメアドや携帯番号などが登録されている

あたしが持ったときにはもう入っていたから、たぶん両親が入れたんだろう

早速あたしはみんなに電話をした

メールのやり方も教えてもらって、メールのやり取りもできるようになった


あたしは嬉しくて夜までずっとメールをしていた

そしたら電話がかかってきた



誰だろう?


そう思って出たら、相手は野乃未

こんな時間にどうしたのかとたずねたら・・



「藍那・・・私たち・・・友達だよね?」






そう答えてきた





























突然のことで一瞬何を言ったかわからなかったけど、すぐにわれに返って野乃未に色々とたずねた



「どうしたの?」

「何があったの?」

「今どこ?」



けど、野乃未は一切あたしの質問に答えることなく、もう一度さっきの言葉を言った



「私たち・・友達だよね・・・」





なんで・・・・?


野乃未・・・・・・・?

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