大人オリジナル小説
- あなたは誰のために涙を流すのですか?
- 日時: 2011/11/28 22:30
- 名前: 清美
はじめまして!
クリック感謝です!
初心者なんですが、よろしくお願いします
プロローグ
あなたは、誰のために涙を流すのですか?
自分のため??それとも人のため??それから、死んでしまったペットのため?
ワカラナイ…ワカラナイ…ワカラナイ…ワカラナイ…
私は、1人だけ涙を流せなかった…
例えば、何回も友達に『死ね』と言われても…
何回も殴られて蹴られても…
私は、誰のために涙を流せばいいんでしょうか?
第1話 >>1
第2話 >>4
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- Re: あなたは誰のために涙を流すのですか? ( No.26 )
- 日時: 2011/11/28 22:26
- 名前: 清美
第6話
何を言ってるの…こいつ…
「…な…何言ってるの!!あるに決まってるじゃない!」
本当は、嘘…殺す覚悟なんてない…ただの出任せだ…
「それは、どうかな〜?副委員長さん♪」
「どういうこと?」
「例えば、自由を手に入れるために私を副委員長さんが殺したとするよ?でも、それは、犯罪で警察に捕まるよ?
そして、副委員長さんは、少年院に送られる…で、少年院から出てきた経歴は、一生消えないわけ…
もちろん、隠すことは、できないよ…犯罪だから…それで、一生『人殺し』とか言われながら死んでいく…
ほら、自由に生きていけない…どっちにしろ副委員長さんは、呪縛から解放されない…」
「…か…解放されるわよ!あんたをいじめることでね!」
「…副委員長さん聞こえなかったの?委員長さん小声でね…『貴方次第の働きでね…』って…」
「そこは、聞いてたわ!」
「問題のなのは、そのあとの『…それから、安藤を消しな…』って」
「…嘘…」
「ホントだよ、だから聞いたじゃない…殺す覚悟は、ある?って…」
「そんなの簡単よ!あんたが自殺すればいい…自殺するまで追いつめてあげる…」
「副委員長さんは、本当にそれで罪悪感を感じないの?自分がいじめられてたのに?」
「…か…感じるわけないでしょ!だって、楽しいから!!」
「…楽しいねぇ…震えて奴がよくいえるね〜」
安藤は、笑った…なんでこんな心を読まれてるんだろ?そんな能力でもあるのかな…
「…じゃぁ…どうしたら…私は…解放されるんだろう…」
「逃げちゃえば?」
そう言って安藤は、笑った…
「前の私みたいに…」
「え?」
そういうと制服で隠していた首筋の所をはだけさせた…
私は、絶句した…そこには、刃物で切ったであろう傷が…
空き教室に2人きりでいられなくなった私は、教室から飛び出して行った…
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