大人オリジナル小説

助けて・・・
日時: 2012/06/09 20:02
名前: ASITA

助けて・・・
私の心からの言葉

でも、誰にも言えない
私は幸せだもん
今は・・・
でもさ、まだ引きずってるんだ

助けて・・・
誰か、誰でもいい!
助けて!





はじめまして
はじめて投稿させてもらいます
ASITAです
はじめての作品なので変なところもあると思いますが
アドバイスやコメントおねがいします

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Re: 助けて・・・ ( No.6 )
日時: 2012/06/29 22:52
名前: ASITA

第6話   助けて・・・もう大丈夫

私は言えなかった言葉

助けて・・・

それだけなのに、

どうしてこんな勇気がいるんだろう

空君、すごいね君は

強いね・・・

わかってる、君が辛い思いをしてること

強いねと言われるたびに何かが壊れてくこと

そんなこと言うなら、

自分も頑張ればいいことも

わかってるけど、わかってないんだ



「ひっく・・・ひっく・・・」

泣く君
驚く私

「ひっくひっく」

(あれ?おかしいな)

泣く私
驚く君

なんで私も泣くの?

「あれ?どうしたんだろ」

涙が、止まらない

「頑張ったね」

私は空君にそう言うと泣き崩れた

それと同時に空君も声を上げ、大きな声で泣いた



「ありがと。もう大丈夫」

私は立ち上がり、涙をぬぐう

「じゃぁ、言えるとこまででいいから・・・・
 話してくれるかな?           」

空君は何も言わずうなずく

「あれは1年前」





「空!帰ろうぜ!」

「うん!」

まだ友達がいた

あの時は親友だと思ってた

でも

「おまえさぁ〜あの空ってやつと仲いいよな」
「え〜冗談だろ!誰があんなやつ。」

「・・・うそだろ」

親友だと思っていたその子は
僕を利用していただけだった

だから・・・

「本当のこと言ったらどうだよ!」
「!?何が」

我慢なんてできなかった

(僕が悪いの?)

「なんなよ!
 お前はぺこぺこ人の言うことを聞いときゃいいんだよ
 いきなりなんなよ!
 何様のつもりだ
 人がこれまで仲良くしてやってたのに!      」

(きっと僕が悪かったんだ)

「もういい!絶交だ」

その日から僕はいじめにあった

(僕が悪かったんだ、きっとこれは僕への罰だ)

でもわかってる
本当は僕は悪くない

(だめだ。僕が悪いんだ、思い上がるな)

「お前うざいんだよ」

(そうだ、僕が悪いんだ!)

言い聞かせる

無表情で席に座る

(感情がなかったらいいのに)

感情があるからこんな苦しいんだ

もう僕おかしいよ

そんな時親が僕に元気を出してもらおうと・・・

車で出かけた

事故った

よくあるパターン

涙は出ない

感情は無くなったのだろうか

ずっと望んでた

でも、望んでたことなのに!

なんでこんな悲しいの?

(感情なんて!)

でも

(感情がないと!)

もうおかしいよ

(誰か助けて)

そう言うけど

心を閉ざしてた






「そっか・・・」

「ひっく・・・ひっく」

「もう大丈夫だよ」

空君は泣いた

泣いて、

悲しみも

ストレスも

流れていったんだ

「もう大丈夫」

私が求めていた言葉

きっと、空君も求めてるよ

大丈夫

根拠はない

キレイごとだ

でも、なんでだろう

救われる

もう大丈夫


バカみたい

バカじゃダメ?

!?

もう大丈夫

・・・

辛かったね


もう大丈夫

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