大人オリジナル小説
- 助けて・・・
- 日時: 2012/06/09 20:02
- 名前: ASITA
助けて・・・
私の心からの言葉
でも、誰にも言えない
私は幸せだもん
今は・・・
でもさ、まだ引きずってるんだ
助けて・・・
誰か、誰でもいい!
助けて!
はじめまして
はじめて投稿させてもらいます
ASITAです
はじめての作品なので変なところもあると思いますが
アドバイスやコメントおねがいします
- Re: 助けて・・・ ( No.5 )
- 日時: 2012/06/24 00:20
- 名前: ASITA
第5話 意地を張ってどうしたい?
どうしたいの?
わかんないよ
なんで?
理由は必要?
あたりまえじゃん
何が?
それは・・・
ほら
プルルルルルル
うるさい電話の音。
家に帰って、1人でくつろいでるのに
「わかったよ」
1人、つぶやきながら電話をとる
「はい、名草です」
声のトーンを変える
キャラを作るのは得意だ
「あ、西小の佐々木と言う者ですが」
それは空君の担任からだった
空君は毎日遅刻していっているらしい
「・・・そんなはずありません、」
「ですが毎日。」
「そんな!いつも同じ時間に出ているのに」
「一度空君と話したのですが・・・」
「空君はなんて」
「何も・・・」
私は、もうわからない
どうすればいい
血のつながっていない弟に
空君が帰って来た
「空君、そこに座って。」
「はい。」
怒ってる声にまだしてないのに。
なんでうつむくの?
私はそんなに怖い?
「毎日遅刻してるって。
先生から電話があったの
毎日同じ時間に家を出てるのになんで?」
「ゴメンナサイ」
感情がないような声
反省してないような声じゃない
信じられない声
私のことを信じていない
「なんであやまるの?」
「?・・・」
「私は、なんでなのかを聞いてるの」
「・・・」
「遅刻は確かに悪いことだけど」
「・・・」
「理由が聞きたいの」
空君の表情は怖かった
おこってるわけじゃない
感情がない
「ゴメンナサイ」
何が?
ねぇ、
「もういいよ、」
「・・・」
「あなたがそれが答えと思っているなら
1人で抱えていればいい
でも、辛いなら誰かに頼ることも大事だよ
私はできなかった
でも、君は今できる 」
私は階段に向かう
その時・・・
「ひっく・・・ひっく・・・」
泣いている声
私は思わず振り返る
「た、・・・助けて・・・」
あぁ、
みんな。
どうしてその言葉が言えないのだろう?
助けを求めるのに
その言葉が言えない
私も同じ
君は、もう大丈夫