大人オリジナル小説
- 秘密の遊び。【夕凪☆゛と空は同一人物だったw】
- 日時: 2013/03/25 17:07
- 名前: 空 ◆JGlOo5d1iU
初めまして。
空(くう)と申します。
*ルール*
・小説カキコのルールに反する行為はしないでください。
以上です。
- Re: 秘密の遊び。 ( No.9 )
- 日時: 2012/09/30 15:05
- 名前: 空
≪翌日の朝≫
「李磨、一昨日と昨日、なんていうこの家に行ってたの?」
お母さんのウザったるい質問が来た。
「あぁ、ゴホッゴホ……ちゃん。」
私はわざと咳きをして名前を出さないようにした。
口が裂けてもお母さんに『私は万引きしている』なんては言えない。
「そ…そうなの…。」
聞こえてないはずなのにお母さんは返事をした。
「もう学校行くから。行ってきます。」
私はそう早口で言って家を出た。
今日もまた、朝早くからパソコン室を利用し、万引きの成功法を調べるのだ。
「「カタカタカタカタ…ッ……」」「「カリカリカリカリカリ……」」
誰もいないパソコン室に、私が打つキーボードの音と、調べた内容をノートに書くシャーペンを動かす音だけが響いていた。
「今日はどんな方法で攻めよっかなぁ…。」
私はそんな独り言をつぶやきながら、ホームルームの時間まで手を止めなかった。
もちろん朝の時間だけではなく、授業中も先生の話なんか聞かずに夢中でケータイで検索して、ありとあらゆる方法を調べ上げた。
≪放課後≫
「今日はどんな方法?」
そう聞いてきた心優に対して、私は、
「今日は雨が降ってる。丁度いいじゃん。畳んだ傘のホネとホネの間に盗りたいものを入れる。
あ、何度も言うけど、こんなことバレたら私たち入学早々退学もしくは停学だよ?
バレるなんてことにはならないように、十分に気を付けること。」
「「「ラジャー!!!!!!!!!」」」
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