大人オリジナル小説

いじめなんて
日時: 2013/03/21 08:40
名前: りるれ  

初めまして。

まず、読む前に注意事項を読んでください。


注意事項

1 この小説は短編集です。

2 荒らしお断りです。


では、始まります。

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Re: いじめなんて ( No.6 )
日時: 2013/04/13 14:18
名前: ららら ◆YhE.ao4nnw  

そして翌日の朝…。

沙良「…。」


千江「沙良、なんか今日変だよ?どうしたの?」


沙良「え…別になんでもないよ。」


千江「そ、ならいいんだけど。」


沙良「じゃ、またね。」


千江「うん。」


(ガラガラ…。)


智香「あ、沙良…。」


沙良「おはよう智香。」


彩希「マジ最悪なんだけど、昨日放課後持川に呼び出されて犯人お前だろって言われたんだけど。」


百合「信じらんなーい!男子が女子疑うとか最低じゃん!」


英理菜「次は持川にしようよ!ターゲット。」


理花「智香のままでいいって、持川だったらすぐチクりそうじゃん。」


百合「それもそうだね(笑)」


彩希は自分が犯人じゃないフリをした。


沙良「あたし、持川君に聞いてみるよ、嘘かもしれないし。」


智香「ありがとう智香。」


そしてあたしは持川君に話しかけた。


沙良「持川君!」


武人「望月?なんだ?」


沙良「あのさ、彩希が犯人というの、ホントなの…?」


武人「あ、聞かれてた?実はさ、オレ見ちゃったんだよな…。」


持川君によると、事件当日の1時限目終了後、持川君は筆記用具を忘れて取りに戻ったところ、理花の机の近くでおかしな行動をしている彩希を見て、財布を取り出し、全額盗んだという…。


沙良「それってマジ?」


武人「ああ、でも、信じてくれないかもしれなくて、知らないって書いたんだ…。」


あたしは目撃者がいたなんて想像もしてなかった。


沙良「ねえ、その事話したらどう?」


武人「そうだよな…今井のいじめもなんとかなるかもしんねえし…。」


そして、5時限目の昼休み、あたしは持川君とともに職員室に入った…。


さらに持川君の目撃情報も話した。


町野「それは本当なんだな?」


武人「はい。」


沙良「先生、信じてください。」


町野「分かった、じゃあ今日放課後南田を呼んで話すよ。」


沙良「ありがとうございます。」


武人「失礼しました。」


そして、帰りの会。


町野先生は、色々話した後、ついにあの事を口にした。


町野「それから、南田はあとで職員室に来るように。」


彩希「(持川のやつ…あいつ…。)」


そして、彩希は職員室に行った。


詳しい事は分からなかった。


そして、智香と帰るとき…。


英理菜「彩希さ、町野に呼ばれたらしいよ。」


理花「マジで?」


百合「しかもさ、目撃情報もあったらしいよ。」


理花「ふーん、てかさ、彩希だったんだ犯人。」


百合「まあざまみろってとこじゃね?あたしさ、正直智香いじめたくなかったし。」


英理菜「あたしも、もうあいつの言いなりばっかでうんざりしてたんだよねー。」


理花「つーかさ、智香に罪擦り付けるとか超最悪じゃない?」


あたしには衝撃が走った。


あの3人が彩希が嫌いだなんて。


真紀「沙良ちゃん?」


沙良「あ、吉森さん…。」


真紀「どうしたの?」


沙良「え、なんでもないよ。」


真紀「そっか、じゃあ一緒に帰ろ。」


沙良「うん。」


そして、複雑な気持ちを抱いたまま、吉森さんと帰った。


そういえば、最近智香へのいじめが無くなった気がする。


しかし、それは新たないじめの始まりだと、気づくはずがなかった…。


〜続く〜

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