大人オリジナル小説
- たとえば神様がみえただとか、非現実的な物語でして
- 日時: 2013/05/28 20:08
- 名前: 神藍@
雨が降る。
8月31日。
夏休みも最終日だというのに、
学校に呼び出される。
行きたくない。
そう言ってもきっと届かない。
あぁ・・・。
雨か・・・。
明日は自分の色になれるのかな。
もう赤く染まるのは、
嫌なの。
今日雨が降ってて良かった。
明日には自分の色に染まれるように・・・。
- Re: たとえば神様がみえただとか、非現実的な物語でして ( No.2 )
- 日時: 2013/05/29 19:53
- 名前: 神藍@
「お母さんー?どこ?」
リビングには誰もいない。
これも夢で見たのと同じ。
「もう仕事行ったんだ・・。」
多分私の分であろう、朝ごはんのラップを外す。
目玉焼きを一口サイズに切り、口に運ぶ。
「・・・まず。」
夢の中でもそうだった。
気を紛らわすために、テレビをつける。
今日は9月1日。始業式。
「7時半にはでなきゃなぁ・・・。」
「えー本日8月31日は・・」
え?
「今日8月31日のお天気は・・・」
「嘘!!今日は・・・9月1日のはず・・・。」
ありえない。
嘘だ。
「・・・そうだ。昨日は夢だったんだよ・・・。」
そう、そう思えばいい。
「8月31日7時半のニュースは・・・。」
時間だ・・
行かなきゃ。
学校へ・・・・・・
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