大人オリジナル小説
- いじめ ー牢獄ー
- 日時: 2013/07/24 09:40
- 名前: 葵
初めまして、葵と申します。
今までは二次小説を書いてきましたが。。オリジナルもいいなぁと思って・・。
今社会問題になっている「いじめ」について書きたいと思います。
一人でもこの小説で元気をもらえる人がいたらうれしいです。
では始めます。
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- Re: いじめ ー牢獄ー ( No.6 )
- 日時: 2013/09/06 17:53
- 名前: 葵
ー 第四話 醜い友情 −
今日はまるで昨日の事が消え去ったみたいにすっきり目覚められた。
軽い足取りで私は学校へ向かう。
未愛(そういえば、今日花凛が迎えに来なかった。珍し・・。)
そんなことを考えながら学校へ着いた。
すると今日も麻璃亜達は花凛の机に居た。
私は近づいて言った。
未愛「おっはよ〜♪」
おかしい。みんな冷たい目でこっちを見ている。
未愛「みんな・・?」
麻璃亜「みなさん行きましょう。」
萌生「うん。」
リリカ「あっそうだ!山内さんも一緒に行こうよ!」
そら「そーだよー。やま・・花凛!」
花凛「えっ///いいの・・?」
麻璃亜「喜んで歓迎するわ。」
リリカ「そうだよ☆花凛♪」
萌生「騒いでないで行くぞ。」
リリカ「はぁい♪花凛も一緒にいこ♪」
花凛「うん!」
未愛「あっあの。」
麻璃亜「何?あなたには関係ないことよ。花凛が嫌なんでしょう。」
そら「そうそう!花凛が嫌なら消えていいよ。み・あ・ちゃ・ん。」
リリカ「こんなやつほっといてさっさと行こうよ!ほら花凛。」
花凛「えっあの・・。」
萌生「なんだ・・?」
花凛「なっなんでもない。」
私はみんなから冷たい視線を送られ、一人で立ち尽くしていた。
授業中もそのことしか考えてなかった。
未愛(みんな昨日の事まだ怒ってるんだ。謝らなきゃ。謝ったらきっとみんな許してくれるよね・・。)
先生「おい!斉藤!早く答えろ!あ、さてはお前俺に見惚れてたな・・。」
クラスは笑い声に包まれたが私は笑えなかった。麻璃亜たちの視線が怖くて。
休み時間になり私は走って麻璃亜達のところへ行った。
未愛「麻璃亜!みんな!昨日の事まだ怒ってるんだったらごめん!!私ちょっとイライラしてて。本当にごめんなさい。。」
そら「そんなんで許してもらえるとでも思ってんの??」
リリカ「そうそう。あんたは花凛を傷つけたんだよ。」
麻璃亜「許してあげるわ。」
そら「麻璃亜!?」
未愛「麻璃亜・・。ありがとう!!」
麻璃亜「それにしても暑いわねぇ。そうだわ未愛みんなにジュース買ってきてくれない?」
未愛「うん☆」
未愛「あの・・お金は・・?」
麻璃亜「そんなお金もないの?やっぱ庶民ね。」
リリカ「ほんと!そんな庶民とじゃ付き合えない!」
萌生「行こう。こんなやつほっとけ。」
リリカ「そうそう。花凛いこ!」
そら「じゃあね。みあちゃぁン!」
みんなは私を勝ち誇ったような目で見ていた。
未愛「ここどこ・・?」
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