大人オリジナル小説

貴方が笑って、私は。
日時: 2013/10/09 19:12
名前: 桜

初めましての方が多いと思います。
桜です。

今回も私の小説を読む注意点です。
・誤字脱字が多いです。
・文才、文章力は皆無です。
・更新遅いです。
・登場人物紹介はありません。
・登場人物の口調がよく変わります。
・起承転結はありません。
・完結するか分かりません。
・社会問題系から外れてしまうかもしれません。

そんな小説で良いのなら、そのまま下へお願いします。
無理でしたら、小説一覧へ。

荒らし等はお止め下さい。

それでは、始めます。



―お客様―
哀歌様
恵美様

ありがとうございます。



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Re: 貴方が笑って、私は ( No.3 )
日時: 2013/09/28 22:33
名前: 桜 ◆k7.5lqH5Sc

―1章―友達

友達:対等の立場で親しく付き合っている人。

対等な立場?
親しく付き合っていれば友達でしょう?



――――――――私はそう、言い聞かせてきた。



現実から目を背けてきた。
だから、かな。




「違うクラスだねー、残念っ」
私の“友達”である水奈がクラス表を見ながら言った。
「唯花と離れるのは悲しいよー」
水奈はさっきから何度も同じことを言っている。
『悲しい』とか『心配』とか。……本心ではないのにね?
何か言わないとずっと同じことを言い続けそうなので、口を開いたとき、
「みーなー!うちらと同じクラスだよー!」
後ろの方から声がした。
知り合いが三人。皆、同じ学校だった子達。
「ほんとっ?良かったー」
その子達に駆け寄っていく水奈。
それまでの悲しげな雰囲気はなく、とても明るい笑顔を浮かべて。
水奈は私には目もくれず、その子達との話に夢中になっていた。
私が水奈と先にいたのに。私の方が仲が良いのに。
そんな嫉妬心のような物が私の中を渦巻いていた。
「あ、唯花。渡し忘れてたー」
そう言って差し出したのは一冊のノート。
私と水奈だけの交換ノート。
繋がっている。私は水奈の一番の友達。
「じゃあねー」
水奈が軽く私に手を振り、他の三人と校舎へ向かっていく。
私はずっと校舎の中に消えるまで水奈を見ていた。
水奈は一度も私に視線を向けてくれなかったけど。


『ねえ、唯花ってうざいよねー』

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