大人オリジナル小説

貴方が笑って、私は。
日時: 2013/10/09 19:12
名前: 桜

初めましての方が多いと思います。
桜です。

今回も私の小説を読む注意点です。
・誤字脱字が多いです。
・文才、文章力は皆無です。
・更新遅いです。
・登場人物紹介はありません。
・登場人物の口調がよく変わります。
・起承転結はありません。
・完結するか分かりません。
・社会問題系から外れてしまうかもしれません。

そんな小説で良いのなら、そのまま下へお願いします。
無理でしたら、小説一覧へ。

荒らし等はお止め下さい。

それでは、始めます。



―お客様―
哀歌様
恵美様

ありがとうございます。



Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12



Re: 貴方が笑って、私は。 ( No.6 )
日時: 2013/10/05 21:05
名前: 桜 ◆k7.5lqH5Sc

入学式は何事もなく終了し、私達はまた教室に戻った。
教室は入学式前よりも騒がしい。
私は誰とも話さず、黒板をただ眺めていた。
前では杏菜が隣の男子と楽しそうに話している。

―――――ねえ、私もその中に入れてよ。私を除け者にしないでよ。
―――――だって、私達“友達”でしょう?

そんなことを思っても、口に出さなければ伝わらない。
分かってるよ。分かってるけど。


怖いんだ。



「はい、静かにしてください。今日はもう下校です。明日の時間割は――――」
明日の時間割、持ち物などを早口で言うと、担任は教室を出て行った。
私も席を立ち、数秒動きを静止する。

―――――一緒に帰ろー
―――――いいよー

そんな声が私の頭に響く。
そんな言葉は私に掛けられることはなく、消えていった。
私は一人、教室を出た。

廊下ではいくつかのグループが盛り上がっていた。
とても楽しそうで。とても幸せそうで。
私はその人達の横を無言で通り過ぎ、そのまま校舎を出た。

校門を出ようとしたとき。
「えっと、篠崎さんっ?」
聞き覚えのない女子の声。
振り返ると女子が数人。知り合いではない。
「私、同じクラスの小谷舞依です。これからよろしくね!」
一人が言うと次々と他の子が自己紹介をする。
私も笑顔で自己紹介をする。
「篠崎唯花です。一年間よろしくね」




“友達”が5人できた。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。