大人オリジナル小説
- 貴方が笑って、私は。
- 日時: 2013/10/09 19:12
- 名前: 桜
初めましての方が多いと思います。
桜です。
今回も私の小説を読む注意点です。
・誤字脱字が多いです。
・文才、文章力は皆無です。
・更新遅いです。
・登場人物紹介はありません。
・登場人物の口調がよく変わります。
・起承転結はありません。
・完結するか分かりません。
・社会問題系から外れてしまうかもしれません。
そんな小説で良いのなら、そのまま下へお願いします。
無理でしたら、小説一覧へ。
荒らし等はお止め下さい。
それでは、始めます。
―お客様―
哀歌様
恵美様
ありがとうございます。
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- Re: 貴方が笑って、私は ( No.1 )
- 日時: 2013/10/05 21:01
- 名前: 桜 ◆k7.5lqH5Sc
―序章―
――――ごめんね。
私は、何のことか分からなかった。
『ごめんね』とだけ言って、貴方はどこかへ行ってしまった。
貴方は、微かに笑っていたと思う。
廊下ですれ違っても話さない。顔も見ない。
いつしか、私と貴方はそんな関係になっていた。
友達でもなく、知り合いでもない。他人になった。
貴方とのメールを全て消した。
画像も消した。何もかも消した。
信じ切っていた自分が、心の底から笑っていた自分が憎たらしい。
何で信じたのだろう。他人なのに。
血の繋がりもない、心も繋がっていない他人なのに。
貴方との交換ノートは惨めな私を嘲笑っているような気がした。
貴方は楽しいでしょうね。沢山の友達に囲まれて。
貴方は空気を読んだだけ。読めない私が悪いの。
私の代わりに多くの友達を得られた。
それで、いいの。
「……さようなら」
私は、自分を消した。
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