大人オリジナル小説

何気ない日々〜ファイ・ブレイン〜
日時: 2014/04/11 18:15
名前: フリーク・カイノ

携帯電話をカチカチと鳴らす音がする。
五月蝿すぎて耳を塞ぎたいぐらいの罵倒が聞こえる。
カイトは絶対裏切らないって思ってたよ。
それはただ私の妄想に過ぎないんだね
______プロローグ ノノハ視点_______________

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Re: 何気ない日々〜ファイ・ブレイン〜 ( No.3 )
日時: 2014/04/12 12:13
名前: フリーク・カイノ

カイト視点

俺だって本当はノノハを虐めたくはない。
俺の大事な幼馴染だから。
なんでこんなくだらないことでノノハを傷つけ、笑っていられるんだ?
俺はそっと裏サイトから出た。

ノノハ視点

「まただ、またあの声がする。」
保育園の頃、パズルが解けないせいで母親から殴られて泣いている私の声が響く。
「お前なんか生まれてこなきゃよかったんだよ!」なんていって母親の拳に殴られて。
今更だけど、もっと泣いたのはカイトに裏切られたことだ。
嘘なんかついてないよ 嘘じゃない
カウンセラーの前でいじめられていないよと嘘をつきたくなかった。

レイツェル視点

カイトは変わっちゃったのかしら。
私がカイトの代わりにノノハを守ってあげなきゃ。
慰めることしかできない私は、勇気がないなあと思った。


「また来たのかよノノハ」
「パズルもできないくせに」

また私はまた同じ日々を繰り返す。
笑顔に戻れないまま。

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