大人オリジナル小説

何気ない日々〜ファイ・ブレイン〜
日時: 2014/04/11 18:15
名前: フリーク・カイノ

携帯電話をカチカチと鳴らす音がする。
五月蝿すぎて耳を塞ぎたいぐらいの罵倒が聞こえる。
カイトは絶対裏切らないって思ってたよ。
それはただ私の妄想に過ぎないんだね
______プロローグ ノノハ視点_______________

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Re: 何気ない日々〜ファイ・ブレイン〜 ( No.10 )
日時: 2014/06/28 19:28
名前: フリーク・カイノ

目を覚ますと病室のベットの上だった。
隣にはタマキの両親が泣いている。

「どうして泣いてるの?」

私は目の前に立っている暗い顔をした軸川先輩の顔に聞いた。

「君は取り返しのつかない事をしてしまったんだよ。
例えば、タマキくんを椅子で頭を殴りつけて、血だらけになったところを攻撃してしまったんだ。今君の隣のベットに意識不明で寝込んでる。
多分もう脳が破壊された。今後、喋ることも歩くことも感情を出すことも永遠にできない植物人間になるね。」

カイトもまた隣のベットにいた。

「いやぁ、ビックリしたぜノノハ。お前、腕が変なふうに曲がってもすぐさ治療もせずに治っちまうんだからな」

一瞬カイトの目が赤く光った。

「まずい、軸川先輩。タマキさんの心拍数が低下している。」

本当にタマキの顔は誰かに首を絞められてしまったような顔をしていた。

私は病室のベットをそっと抜け出して、スマホを起動させて裏サイトを見た。


ツイッティアにはこう書かれている

『√学園 高校2年生 アインシュタインの称号持ち 大門カイト

今度の虐め(ゲーム)の標的(ターゲット)』

それを見ていた、アナがにやっと笑った。

「アナが思うに、面白い虐め(ゲーム)になりそうなんだな☆」

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