大人オリジナル小説
- 肉まんの味
- 日時: 2019/09/16 23:54
- 名前: 南雲
雪の降る季節、クリスマスは彼女と過ごしたくて周囲の誘いを端から断っていたのに、当日の朝彼女から別れを切り出された。
クリスマスなんて最悪の日だ。
彼女に振られて納得のいかないまま別れて、やきもきするし周りでイチャつくカップルに腹立たしく思う。
それなのに人混みの中に居たくて、大きなクリスマスツリーの鉢に見立てた石段に腰掛けて、ちらほらと降り始めた白い埃と水分の塊を見ていた。
「あれ?…まあ、いいや。ねえねえ!肉まん、食べる?」
「……は?」
そんな時に俺は彼と出会った。
- Re: 肉まんの味 ( No.4 )
- 日時: 2019/10/04 18:28
- 名前: 南雲
キスだけでは起きる様子はなく、何をすれば起きるのか悪戯心が湧いてくる。
そのまま首筋に吸い付けば「んっ」と声を漏らすがまだ起きない。
それ以降は耳下の首や鎖骨、胸や脇腹など沢山つけたが声も出さない、起きる気配は全くないみたいで、大胆な行動に出ることにした。
スベスベの胸板を撫でながら指の腹で何度か胸の突起を掠めていくと徐々に強度を保つそれに愉しくなる。指で摘むと「んぅ」と声が漏れ、口にくわえて舐めて吸ってみれば「あっぅ」と良い反応が返ってくる。
まだ熟睡中の彼の目の下に軽くキスして、下着ごとズボンを剥いでやれば、彼のはちゃんと反応してたようで半勃ちしていた。
何故か綺麗だと思えるソレを掴もうとして止める。
このまま後ろでイッたら面白いし、後ろでヤッてるときに起きても面白いんじゃないか?と思ったから。
好奇心には勝てず、彼の両膝裏に手を当てて上にあげて見る。結構使われていると思われた穴は綺麗なピンク色だった。ふと不思議に思うが気にしないことにして、酒場を出た後に買ったローションを垂らして指を一本入れてみる。
「…キッツ、え?初めてじゃ、ないよね?」
指が折れそうなほどの締め付けに少し疑ってしまう。だが、解れの速さで分かるだろうと指の動きは止めなかった。
男でもイイトコロがあると聞いたことがある、しかも女性がナカでやる時よりもそれは効果が凄いと。
指を抜き挿しして解しながら探っていく。
ブーッブーッ
ベッドサイドに置いた俺のスマホがバイヴで通知を知らせた。画面を上にしていたので内容がパッと浮かぶ。