大人オリジナル小説

『塩と砂糖と私』
日時: 2022/02/12 10:03
名前: そんう_じみん

🔗あらすじ
仕事を始めるため、韓国に渡った19歳の山田真夏。
しかし、一人暮らしの現実は甘くなかった。
そこで、ルームシェアを始めることに。
男2人、女1人が住む空間で生まれた気持ちは何だったのか。

最後までご愛読ください🙌🏻🙌🏻

⚠優しめの🔞シーンがあります⚠

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Re: 『塩と砂糖と私』 ( No.4 )
日時: 2022/02/19 11:41
名前: そんう_じみん

《そうか。俺いらね。》
「ちょっと!テオ!」
〈いつもあーなんだ。ごめんね。〉
「ソジュンが謝ることじゃないじゃん…」

テオはいつも俺様気取りだとか。
初対面であんなに塩な人見たことなかったから尚更納得することだけど、ソジュンと2人だった頃は気まずかったのかな?

「ごちそうさまでした。ソジュンの料理結構美味しいねっ!」
〈ありがとう。ヨルム。〉

私が韓国に来て初めての食事がこんなにも美味しいからますます気分が上がる。

「そうだ、お姉ちゃんに電話しないと。」
部屋に入ると…テオがいた。
「ギャーーーー!!」
《お前マジ子鹿足よなw》
「勝手に入って言うことじゃないって…うう泣」
《勝手に現れて。お前何者?》
「テオこそ。」

テオは私を知りたがっている…?

「私は、19歳の日本人よ。」
《韓国語喋れるんだ。》
「じゃないと来ないわ笑」
《俺は22だし。》
「生意気」
《は?》
「てゆか。家族に電話するから出て行ってよ!」
《無理》
「この野郎ーー!」

結局、部屋を出てくれたのは1時間後。

「疲れた…あー。電話しなきゃー!もう」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
電話
「姉ちゃん?」
[真夏!無事渡韓できたみたいだね]
「聞いてさー!もう最悪」


[男と住んでんの!?笑笑]
「笑うなっ!」
[嫌な予感ー。]
「初日から散々だよ。」
[まあね。異性が住んでるんだから。でも、韓国には美味しいグルメにコスメ。いっぱいあるじゃない。]
「そんなんじゃ…」
[いいわね。私も唯斗が大きくなったら住んでみたいけど、今は旦那は出張だし、毎日が大戦争だわ。まあ、せいぜい頑張るのよ。切るね。]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の姉。畑山奈緒は、現在27歳の主婦。
25歳で私の甥っ子にあたる、唯斗を出産し、母親になった。
イヤイヤ期の唯斗との生活と旦那の出張による1人子育てで一苦労中。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「もう寝よう。」

こうして渡韓生活が始まった。

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