大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- カゲプロ[R18][BL]
- 日時: 2013/10/02 23:27
- 名前: みぃ
初めまして
みぃと申します(^^)
bl、r18小説かくの初めてなので
なんだこれ、って部分もありますが
もしよければちらみてってください(*´ー`*人)
主にセト、カノ、シンタローが登場します。
リクエストも余裕があればできる限り
お応えします!
更新は遅めですが…どうぞ!
- Re: カゲプロ[R18][BL] ( No.10 )
- 日時: 2013/10/03 00:48
- 名前: みぃ
「…はぁ、おいカノ!いい加減起きろ!」
聞き慣れたキドの声。
(あれ?僕…?)
キドの声に目を覚まし体を起こそうとすると
「いったぁぁぁぁあ!」
身体中に激痛が走る。
気絶して意識が途絶えるまで行われていた情事を思い出し
赤面する前に能力を発動する。
「あっははぁ、ごめんねーおっきい声出して。
なんか寝違えちゃったみたいでー」
「カノ、俺にそれ意味あると思うか?」
真顔で尋ねてくるキド。
そりゃそうだ、キドだけ…いや、長い付き合いの
二人の前だけではあんまり意味がないのかもしれない。
「まぁ、いい。
ご飯はここに持ってくるから大人しくしてろ。
…話、きいてやるから。」
そういって扉をしめるキド。
キドには結構いろいろと相談したこともあった。
幼い頃から一緒にいて、いつの間にか芽生えていた恋心に
気づかせてくれたのもキドだった。
相手が相手だからキド以外に話すこともできなくて、
けど、そんな話でもひかずに聞いてくれてたキド。
でも、今回は、
なにを話していいんだろうか。
今後セトと気まずくなるとして、
キドにこの話をしたら三人の仲はどうなってしまうのだろうか。
「おい、ご飯持ってきてやったぞ。」
キドが扉を開ける。
キドの顔を見たらさっきまで悶々と考えていたことはすべて吹っ飛んで
「キド…」
キドが持ってきたご飯はすっかり冷め切っている。
今まであった出来事を包み隠さず話した。
途中から僕は泣いていたけど、
能力を使った僕が泣いていることにキドは気付いてたかな?
next!
- Re: カゲプロ[R18][BL] ( No.11 )
- 日時: 2013/10/03 01:01
- 名前: みぃ
「お前らは、気持ちを言葉にしなさすぎるんだよ。」
キドがため息をついた。
「人とコミュニケーションをとるのが苦手なんだとか、
本当の自分を見せないで気持ちを欺き続けるとか、
そんなことやってるからこうなったんだろ。
カノ、お前はセトのこと、どう思ってるんだよ。」
そういって、扉の方をちらっと見るキド。
物音は一つもしなかったし、
キドが入ってきた時そこには誰もいなかったはずだけど
気配を消すのが得意な(こんな言い方したらきっとあとで
キドにぼこられるけど。)キドが気付くんだから
きっと扉の向こうに、いるんだろう。
その相手へ
「…好きだよ。キドには何度も話したけど。
さすがに急に襲われるなんて思ってもみなかったし、
傷ついたし、セトがなにしたかったのかもわかんないし、
これからどうすればいいのかわかんないけど、
やっぱりセトを失いたくない。
セトのこと、ずっと好きだったからー。」
ばん、という音をたてて荒々しく扉を開けたセトは
泣きそうな顔でこっちをみている。
いや、正しくはもう泣いてるかも。
「なあ、セト。
心ん中覗かなくたってカノはここまではっきり自分の気持ち
言ってくれたんだから、セトだって言わなきゃいけないことあるだろ?」
そういってキドは部屋から出て行った。
next!
そろそろ終わらせます(・v・;;)
- Re: カゲプロ[R18][BL] ( No.12 )
- 日時: 2013/10/03 01:10
- 名前: みぃ
「カノ…」
そうつぶやいて一歩こっちに近づくセトをみて、
そんなことしたくないのに、さっきの情事の時の
セトを思い出してびくりと震える。
「ごめんっす。本当に…ごめんなさいっす。」
そんな僕をみて歩みを止めたセトは
扉の前に立ったまま話を続ける。
「カノ、俺カノのことずっと好きだったんすよ。
けど、カノはずっとキドが好きなんだと思ってたんす…
俺もカノも男だし、好きとかあり得ないって
きっとカノは思うだろうし、キドとの方がカノが
幸せになれるだろうから、心の中だけにとどめとく
つもだったんす。
けど、今日、誰もいない部屋でカノが寝てて、
ベッド運んでるとき「セト…」ってカノが
呼んでくれたから、嬉しくって。
どうしても自分のものにしたくなっちゃったんす。
それで…あんなことして…本当にごめんなさい。」
最後はいつもの口調じゃなく、本気で謝っていた。
セトがしたことはやっぱりちょっと傷ついたけど、
セトも僕のこと好きでいてくれたことが何より嬉しくて
それに、顔を下げたまま泣いているセトが
どうしようもなく愛おしくて。
「セト、ちゃんとはじめからやり直そう?
セト、僕はセトが大好きだよ。」
顔をあげたセトは涙を流しながら
僕の大好きな笑顔を向けてくれた。
fin.
- Re: カゲプロ[R18][BL] ( No.13 )
- 日時: 2013/10/03 01:28
- 名前: みぃ
こんな長くするつもりなかったのにいいいい(・v・;;)
やっぱり一回話し整理してから載せないとだめですね。
ぶっつけでここに書き込んでたらこんな長く
なってしまいました(・v・;;)
ちょっとだけ省略しちゃった小話のせたいんで
まだ続きます。ぇ